南青山骨董通り探偵社 (光文社文庫 い 46-2)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334768812

感想・レビュー・書評

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  • とりあえずメンバーの仲間意識が爽やかで好き。雅也の癖のある性格もだんだん探偵社のメンバーに感化されて馴染んでくる過程とか。
    事件の方のインパクトよりも、メンバーの捜査過程が面白かった。

  • 最初は主人公の性格が好きになれず、うーんって感じだったが後半ググッときた。最終的には面白い。ただ、推理小説としてはどうなの?犯人が以外というかなんというかだね。

  • 想像していたよりかなりライトな作品でした。
    もう少し厚みが欲しいところですが、通勤途中で読むのなら気軽でよいかな。

  • 名門中学の黒い噂。

    真犯人が誰であれ細野という教師は糞なので同情しませんが、探偵業って面白そうだな。

  • リカシリーズの五十嵐さんの小説ということで読んでみました。

    大手自動車メーカーの新卒3年目の雅也は営業マンとして実績を出せず、他部署への異動願いもスルーされた所に突然探偵社で働かないかとスカウトされる。
    アルバイトとして探偵社で副業を始めるけれど、スカウトされるだけあって、なかなかの行動力。絶対営業マンより探偵の方が向いてるよね~と思った所で案の定自動車メーカーを退職して正式に探偵社に就職。

    事件の内容は本当に最低最悪な教師にムカムカしたけれど、登場人物のキャラクターの良さとテンポ良い展開で楽しめました。

    今回はシリーズ1冊目なので続編では雅也の探偵として活躍する姿が見れるのかな?

    探偵と言えば、昔懐かしい工藤探偵事務所の松田優作を思い出すのだけれど…。ちょっと古すぎかしら?(笑)でもね、カッコ良かったな〜。

  • タイトル買いした小説。
    あらすじを読んでいなかったので
    てっきり骨董品が出てくるのかと思っていたが
    骨董は関係なかった。

    大手に勤めているが突然探偵に誘われる。
    探偵を希望したわけでも経験したわけでもないが
    しっかり探偵になっていた。
    事件内容は鬼畜だが文章は読みやすい。

  • 初読みの作家さん。他のかたのレビューを読んで、もっとどろどろぐちゃぐちゃなお話かと身構えてましたが、そんな描写はなく、すいすい進みました。但し、犯罪については反吐が出るほど嫌な話で、むかつくやつも出てきます。個人的脳内再生は、主人公の雅也は林遣都くん、金城所長は怪しさをかもし出す大森南朋さんでした☆犯人早くつかまれとも思いましたが、被害者も思い知れ!って感じで、読後感は意外と悪くないです。続編も機会があれば読んでみたいです。

  • 大手企業に就職したものの、うだつの上がらない日々に塞ぐ井上雅也。ある日、南青山骨董通り探偵社の社長・金城から突然話しかけられた。「探偵になる気はありませんか?」。雅也は訝しみながらも体験入社をするが、厄介な事件に関わることになり…。

  • せっかく大手企業に就職したのに、何か違うなぁーと日々を淡々と過ごす雅也。
    そんな時に現れたのが探偵の金城。
    一緒に仕事をしないかと誘ってくる。
    最初は胡散臭いと思っていたが、お試しということで仕事を手伝ってみることに。
    するとどんどんとのめり込んでいってしまう。
    これを読むと、仕事が面白いと思えるのはいいことだなぁーと思う。
    シリーズなので、本格的な雅也の探偵ぶりを見届けたい!

    2018.2.8

  • 探偵業なるものの入り口としては読みやすかったけれど
    内容はイマイチかな。そんなに裏取引ばかりまかり通っていたのでは
    一般人はやってられない。それに大手企業が二足のわらじで腰掛け同然に勤まってしまうのも説得力にかける。
    シリーズ化されているのでもう少し読み進めてみるつもり。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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