向かい風でも君は咲く (光文社文庫 き 1-56)

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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334768959

感想・レビュー・書評

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  • 相反する要素が互いに引き立てる
    恋愛とサスペンス
    可憐さと残虐性
    おもしろかった

  • う〜ん、少し物足りなかった。
    サスペンスと思って読み始めたけど、命を狙われる夕花と彼女のボディガードを引き受けた哲也の交流にほのぼのしてしまった。
    犯人の登場もサラッとしてたからか、あまり緊迫感を感じないまま終わってしまった印象。もっとハラハラドキドキしたかった。

  • プロを目指しながら、ゴルフ場で働く哲也はあるトラブルをきっかけに刑事の河本と知り合い、哲也の度胸の良さを見込んだ河本から、ある任務を依頼される。
    それは、ある女子高生ゴルファー・夕花のキャディ兼ボディーガードだった。前回の大会で脚光を浴びた彼女に殺害を予告する脅迫状が届いたのだという。
    夕花の人柄に好感を持った哲也は河本の依頼を引き受けるが......。

    2015年4月16日読了。
    前作『暗号名ブルー』に続いて男性が主人公の作品。
    サスペンスタッチですが、最後がちょっと締まってないという印象。
    まず、哲也のケガと将来への展望が描かれていない。それと、犯人像が異常者だけで終わっているけど、サスペンスであるのならもう少し掘り下げても良かったんじゃないかな?記者である松田をあれだけ頻繁に登場させていたのに、彼についても中途半端だと思いましたし、とんかくいろいろともったいないように感じました。
    ただ。それはもしかすると続編があるから?という気もしないではないのですが、どうなのでしょう?

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著者プロフィール

5月10日東京生まれ。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。スピード感溢れる映像的な文体で、リリカルな物語を描き、多くの熱烈なファンを獲得している。近作は『地図を捨てた彼女たち』『みんな孤独だけど』『かもめ達のホテル』『恋を、29粒』『Missハーバー・マスター』(すべて角川文庫)、『海よ、やすらかに』(株式会社KADOKAWA)など。湘南・葉山に居を構え執筆と趣味の海釣りに励む。

「2022年 『潮風メニュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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