ブルーマーダー (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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レビュー : 154
  • Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334769185

感想・レビュー・書評

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  • 池袋署の姫川玲子。
    池袋にいながら、この本を読んでいる。
    なぜか、池袋と言う街の姿が、浮かび上がる。
    青いマスクをかぶった殺人鬼 ブルーマーダー。
    その犯行は凄惨で、鈍器みたいなもので、
    左右の鎖骨をおり、両手を使えなくして
    骨と言う骨を粉砕して、最後に 脳天をかち割り
    『死』に至らしめる。
    それを折り畳んで、大きなバックにいれ、処理してしまう。
    残酷さを 突き抜けた クールな殺人鬼。
    20人以上を 殺したと言うなかで、
    死体を放置して、殺したことをアピールする。

    ヤクザ、元暴走族、中国人マフィアなどを襲い
    更に、警察官も負傷させてしまう。
    そのことで、街の暴力を振るうものたちは、
    不活性化する。その狙いは どこにあったのか?
    下井、ガンテツ、姫川が、その犯人を追いつめる。

    過去の事件が浮かび上がることで、
    ブルーマーダーの狙いが明確化する。
    姫川の最後に、ブルーマーダーなり損ないとの対峙で
    菊田を救いたいと言う想いで、果敢に立ち向かい
    菊田に本心を伝えることになる。
    菊田は 結婚していたのだった。
    それでも、姫川は、想いを伝える。
    姫川らしくて、姫川していた。

  • 池袋で起こる連続猟奇殺人事件。被害者は暴力団関係者、半グレ集団、不良中国人など暗黒街の住人たち。池袋の街を牛耳る『ブルーマーダー』とは何者なのか?姫川玲子シリーズ第6弾。
    所轄署とに異動になった姫川だが、捜査に没頭する姿は相変わらずだ。しかし、菊田の新しい人生はショッキング。クライマックスの姫川の告白は、衝撃的で涙が流れた。姫川班の再結成はあるのか。次回作も楽しみである。また、回を重ねるごとにガンテツの存在感が増してくる。意外とイイ奴の気がしてきた。

    • hs19501112さん
      スゴっ。

      ネタバレさせず、かつシリーズファンの心をがっつり掴む情報がさりげなくちりばめられ・・・・・・・「あ~、もう。早く買わねば」と...
      スゴっ。

      ネタバレさせず、かつシリーズファンの心をがっつり掴む情報がさりげなくちりばめられ・・・・・・・「あ~、もう。早く買わねば」と思わせられてしまう、素敵なレビューですね。
      2015/10/08
  • 姫川玲子シリーズ第6弾。
    第7弾の【インデックス】を先に読んでしまい、「菊田~!どうして???」と、とっても気になっていました。

    【ストロベリーナイト】を超えた!と帯に書かれていたので期待大だったのですが…
    個人的にはやっぱり【ストロベリーナイト】の方が面白いと思う。
    とは言うものの、やぱり姫川玲子シリーズは面白い。

  • 姫川玲子シリーズ第6弾にして、シリーズ最高傑作と言っても良いだろう。

    暴力団組長が全身を骨折した状態の死体で発見されたのを皮切りに半グレ集団のOB、不良中国人が同様の手口で殺害される。連続殺人鬼の正体は?目的は?池袋署の姫川玲子が殺人鬼を追うが…

    玲子のかつての部下・菊田との再会、煮ても焼いても食えない勝俣とシリーズには欠かせない登場人物が物語の鍵を握る。終盤の玲子の心の叫びは過去との訣別なのか。

  • 姫川玲子シリーズ
    ドラマ化も映画化もしていない。(2018.02.08現在)

    映画化したインビジルブレイン後の話。
    姫川班は解散し、姫川は池袋署に異動している。
    菊田は別な署に異動し、特殊詐欺事件の逃亡犯を追っている。
    なんと、菊田は警察官と結婚し家庭を築いている。

    事件自体は全身の骨がおられるという手口の殺人事件が続発する。犯人は?動機は?凶器は?ポケットに収まる凶器?と謎が膨らんでいく。そんな中、ブルーマーダーという怪人の情報が姫川に入る。存在は確認できないが噂としては確かに存在するブルーマーダーを追っていく。

    今回の話もガンテツが活躍する。ガンテツはかなり優秀な設定なんだな。(口も手口も汚いけど)

    姫川の活躍はむしろ、犯人逮捕後。大切な部下を救うため命を掛ける姫川かっこいいっす。

    早く続編が読みたい。

  • 菊田が結婚してたとは。
    姫川は相変わらずかっこいい。
    ガンテツは相変わらず嫌味ー。でも大事なところで助けてくれるちょい良い役。

    たくさん登場人物が出てきて把握しきれなかった感はあるが、最後は色々つながった。
    ハッピーエンディングとはいかないけど、収束に向かったな。

    木田かわいそう。やるせないよなぁ。

    最後、姫川が菊田の見舞いに行ったシーン。
    二人で色々話して菊田がこぼした涙。もらい泣きしちゃった。

  •  テレビシリーズが好きだったので、初めて小説を読んでみました。

     シリーズ最高傑作!との評価に少し期待しすぎた点もあったかな。。。
    でも、大好きな姫川玲子の活躍、かっこよかった。グロテスクな描写にも惹きつけられました。

     ただ・・・菊田がなぁ・・・・。

  • 一度テレビで観た「姫川シリーズ」。
    映像で観てしまうと活字を追いイメージするのは苦手
    「姫川」が出てくるたびに 竹内結子さんがポーン!と浮かび 先のストーリーが面白くなくなる。
    映像と活字
    どちらを優先しますか?

    • hs19501112さん
      映像と活字、どちらにもそれぞれの良さがあると思います。

      読んでいて役者さんの顔がちらつくのはたしかに邪魔くさいので…、自分は可能な限り...
      映像と活字、どちらにもそれぞれの良さがあると思います。

      読んでいて役者さんの顔がちらつくのはたしかに邪魔くさいので…、自分は可能な限り原作本を先に読むことにしています。

      その後に映像作品を観る・・・・、キャストが活字のイメージと違ったり、大人の事情(尺や予算、世相の反映)で原作と異なる部分が出てくるのは…逆に、「お、ここをこう表現するか」「なるほど、こういう調理をしたのね」と、その違いを楽しむことができますし。
      2018/05/30
  • 誉田哲也のグロさ全開
    正義の味方のつもりか
    体の力が抜ける
    姫川の影が薄い

  • 姫川シリーズ。所轄に移動になった姫川が、正体不明の暗器のようなもので骨を砕いて相手を殺す犯人を追う!追われる側、追う側、様々な視点から書かれた話がだんだん収束するおなじみの手法だけど安定の面白さ。

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著者プロフィール

誉田 哲也(ほんだ てつや)
1969年、東京都生まれの小説家。学習院中・高等科を経て学習院大学経済学部経営学科卒業。卒業後にミュージシャンを目指していたが、椎名林檎の存在で断念。格闘技ライターを経て作家活動に入る。
2002年、『妖(あやかし)の華』でムー伝奇ノベル大賞優秀賞を獲得しデビュー。2003年『アクセス』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。
代表作は、映画化もされた『武士道シックスティーン』に始まる「武士道」シリーズ。姫川玲子シリーズの『ストロベリーナイト』はドラマ化・映画化された。ほか、『ジウ』シリーズ、魚住久江シリーズ『ドルチェ』『ドンナ ビアンカ』や、『ケモノの城』『プラージュ』などがある。

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