ブルーマーダー (光文社文庫 ほ 4-11)

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  • Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334769185

感想・レビュー・書評

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  • 姫川シリーズ第6弾!
    464ページと長編やけど、面白いので一気読み!

    ボッコボコや〜!!!
     ヤクザも!
     半グレも!
     チャイニーズも!

    人間って、関節部分壊すとコンパクトになるのね?って普通に会話してる…相変わらずエグい殺人事件乱発〜

    捜査一課は、追われたけど、相変わらずの無謀というか、突っ走る姫川さん。
    どこに行っても、巡り合わせで、凄い事件に遭遇!
    「ブルーマーダー」と闇社会で呼ばれる怪物と戦う。しかし、そんな事になったんは…
    何か、このシリーズ読んでると、警察も闇社会も紙一重に思えてくる。

    そういう世界を突っ走るのはええけど、寿命は短い気がする…姫川さん…
    菊田さんも結婚するし、どうする?…
    井岡さんにしとく?ナイナイ(>_<)

    姫川班復活して欲しいな〜

  • 書くの忘れてた!!
    姫川さんシリーズ。
    ストロベリーナイト以来。
    このシリーズを集めているわけではなく、たまたま家にあったので読んでみた。

    相変わらず殺し方がすごいけども、面白い!
    ちょっと悲しい。
    菊田との恋もちょっと悲しい。

  • 姫川シリーズ6、これで8まで読んだ。今作は3つの話しが時系列もバラバラに展開していて、最初は分かりにくかった。徐々に一つの事件に結びついて行くが、相変わらず警察内部の出世欲、縄張り欲が強く描かれる。悲恋に終わった姫川が部下の菊田に戻るのかと思ったら、残念な結果ではあるが、これが最後には犯人逮捕に結びつく。ヤクザ、中国人、半ぐれを次々奇怪な道具で壊していく殺人鬼のブルーマーダーに、動機だけ見れば多少の憐れみを感じる。

  • 場面が重なることで重厚感というか立体的というか深みがあって秀逸です。とても緊張感のある物語なのですが所々にユーモアが入るのでホッとできるので一気に疲れず読めます。→インデックスへ

  • 誉田哲也といえば「武士道シックスティーン」から入った私からすると、180°趣きの異なる物語に「作家ってスゲ〜」と感服した一冊。

    シリーズものらしく、時々前の作品を読んでいた方がよりわかるシーンもあるっちゃありますが、ストーリー展開がスピーディーでどんどん引き込まれていきます。

    かなりのボリュームなのに2日で読んじゃいました。

    オススメ!

  • やっぱり姫川玲子シリーズはハズレなし!って思える本。さくさく読めて次が知りたくなってしまう本。

  • 必ずしも警察=善、暴力団=悪ではない…。
    最後に分かった裏切り者にはそれなりの罰が下って欲しい。

    そして菊田、どうして…。
    いずれ後悔する日が来るだろうなと思う。

    総じて切ない話でした。
    最後の最後で井岡の登場にはほっこりしました。

  • 姫川玲子シリーズ6作目。
    評判通りの面白さでした。
    終始、読んでる私の頭の中で、姫川玲子を演じる竹内結子さんが駆け巡っていました。菊田もガンテツも良かった。これを映像として是非とも観てみたかった。それを観ることができないのが、姫川玲子=竹内結子ファンとしては、ただただ残念です。

  • 姫川玲子シリーズ第6弾にして、シリーズ最高傑作と言っても良いだろう。

    暴力団組長が全身を骨折した状態の死体で発見されたのを皮切りに半グレ集団のOB、不良中国人が同様の手口で殺害される。連続殺人鬼の正体は?目的は?池袋署の姫川玲子が殺人鬼を追うが…

    玲子のかつての部下・菊田との再会、煮ても焼いても食えない勝俣とシリーズには欠かせない登場人物が物語の鍵を握る。終盤の玲子の心の叫びは過去との訣別なのか。

  • 姫川玲子シリーズの第6弾。今まで読んできた中ではダントツで面白い。ブルーマーダーと呼ばれるまでに至る背景と経緯、下井や菊田のターンも終盤に近付くにつれ、関連が明らかになり、ボルテージがマックスに! ラストシーンが姫川班復活のための通過儀礼だとしたらかなり秀逸。次作も楽しみ。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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