暴力刑事 (光文社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334769765

感想・レビュー・書評

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  • ヒーロー的な刑事が出てくるワケじゃない。やや個性的な刑事が出てくる短編モノ。いろんな人がいるよねぇ・・・。

    若い浜野刑事は親代わりでもある元刑事の叔父さんから芦田美苗を紹介される。彼女との結婚を考えているけど、いいの?彼女で・・・。かなり気が強いみたいよ?尻に敷かれそうと本人も感じているみたいだけど?私はあまり彼女にいい印象を持たなかったなぁ。まぁ本人がいいのなら、別にいいけど。

  • 浜野刑事の目を通して、様々な刑事たちを描いた連作短編集。『不倫刑事』『泥棒刑事』『退職刑事』『暴力刑事』『人情刑事』『懲戒刑事』の6編を収録。ガチガチの警察物ではなく、どこかユーモラスで人情味に溢れる連作短編になっている。しかし、いずれも同じようなパターンが目立ち、期待したほどではなかった。

    『不倫刑事』。浜野刑事が偶然、目撃した本庁捜査一課の志方警部補の不倫現場。果たして、その真相は…短編という制約の中に組み込まれた見事な構成が光る。

    『泥棒刑事』。新任の時から泥棒専門に追い掛けて来た倉中刑事。浜野刑事は倉中刑事の助言を受けながら、アパートの一室から五十万円を盗み出した犯人を追い詰める。

    『退職刑事』。浜野刑事は叔父の元刑事の助言を受けて、連続窃盗事件の犯人を追い詰める。『泥棒刑事』と同じようなパターンの短編。

    『暴力刑事』。窃盗事件を捜査する浜野刑事の前に現れた岩沼刑事。岩沼刑事が暴力刑事のレッテルを貼られるに至った理由は…これは『不倫刑事』と同じようなパターンの短編。

    『人情刑事』。人情刑事と言われる田沼刑事の化けの皮…

    『懲戒刑事』。浜野刑事と彼の恋人の距離が縮まるかと思われたのだが…

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著者プロフィール

小杉 健治(こすぎ けんじ)
1947年、東京生まれ。東京都立葛飾野高等学校、コンピュータ専門学校卒業を経て、プログラマーとして18年間勤務。1983年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞、1987年『絆』で日本推理作家協会賞、1990年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。
社会派推理小説や、時代小説で活躍。著書に矢尋・知坂刑事シリーズ、「風烈廻り与力・青柳剣一郎」シリーズ、「三人佐平次捕物帳」シリーズ、「栄次郎江戸暦」シリーズ他、『父からの手紙』『残り火』『曳かれ者』などがある。
1993~1994年、日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門の選考委員を務めていた。

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