届け物はまだ手の中に (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 97
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334769772

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  • 石持カラーここに極まれり!

    殺人者は己の正義を通す為に罪を犯し!
    真の意味での悪人は善人のモノローグの中にしか登場せず!
    出てくる人々は皆、善人!!

    読者に最悪の結末を予想させておいて、斜め上な結末で収束させる。

    うーーーーーん、ONE OF いつも通りです!!←褒めてる

    でも、舞台設定は初期の碓氷優佳シリーズを彷彿とさせて嬉しかったなー。【日常の中に不意に現れた閉鎖空間】で、【事件が起こってるんだか起こってないんだかハッキリ分からない状況下で、理屈をつけて事件を起こったものと仮定】し、【善人達がそれについて議論し真相に辿り着く】。

    最近の石持作品では後味というか読み心地のイマイチなものが続いてたので、久しぶりに原点回帰?した本作を読めて懐かしくも嬉しく感じました\(^^)/

    あ、でも、主人公がメロンと一緒に持ってきた××は斬新だったな〜笑。
    「この設定うまく使えば相棒で面白くドラマ化できそう!」って思った笑。


    【内容紹介:背表紙よりそのまま引用】
    楡井和樹は恩師の仇である江藤を殺した。しかし裏切り者であるかつての親友・設楽宏一にこの事実を突きつけなければ、復讐は完結しない。設楽邸を訪れた楡井は、設楽の妻、妹、秘書から歓待を受ける。だが息子の誕生パーティーだというのに設楽は書斎に篭もり、姿を見せない。書斎で何が起きているのか…。三人の美女との探り合いの果て明らかになる、驚愕の事実とは

  • 一緒に推理するのは楽しい。
    それにしても女は強い。間違ってるけどね。

  • ブラックだね〜。これはハッピーエンドなのかな。うん、でも面白い。

  • 久々の石持作品。面倒くさい面白さランキングがあれば間違いなく一位だろう。もちろん貶しているのではなく、褒め言葉。まだ石持作品に触れていない方はぜひ堪能ください。
    あらすじ(背表紙より)
    楡井和樹は恩師の仇である江藤を殺した。しかし裏切り者であるかつての親友・設楽宏一にこの事実を突きつけなければ、復讐は完結しない。設楽邸を訪れた楡井は、設楽の妻、妹、秘書から歓待を受ける。だが息子の誕生パーティーだというのに設楽は書斎に篭もり、姿を見せない。書斎で何が起きているのか…。三人の美女との探り合いの果て明らかになる、驚愕の事実とは!?

  • 2016年1月3日読了。
    2016年5冊目。

  • 友人の妻と妹と秘書。友人宅を訪れた主人公が抱く違和感が本作の謎の核になる。
    3人の会話と状況から何が起きているのかを推理するのはなかなか面白かった。
    ただ、そんな結論を出すだろうか?という結末。ご都合主義っぽくてあまり好きではない。

  • 脚本を読んでいるかのような演劇的ミステリは原点に返ったか。小さい違和感から積み立てるロジックに加え、ラストの仕掛けはミステリ好きなら想像はつくだろうが一気に楽しめる。7.5

  • 復讐に行き着くまでの心理状態をずーっと維持できるのが凄い。二通りの道を通ってちゃんと到着するのが凄い。それにも増してやっぱり女は強い。ウン!(^^)!

  • 何が起きているか? がメインテーマ。
    一つの場所で劇的な変化もないまま、思考が進んでいく石持節は相変わらず。
    それでも単調にならず読ませるというのは単純にすごい。

  • 復習劇を遂げた男が、旧友に報告に行くと
    なぜか旧友の秘書、嫁、妹が会わせてくれない。。。
    何気ない行動の裏を読みに読んでの結論は?
    きれいに落ちた最後の場面は、映像でみたい!

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著者プロフィール

1966年愛媛県生れ。02年『アイルランドの薔薇』でデビュー。特殊状況下や斬新な設定でのロジカルな推理に定評がある。著書に『月の扉』『扉は閉ざされたまま』『トラップハウス』『カード・ウォッチャー』等。

「2014年 『御子を抱く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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