子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力 (光文社未来ライブラリー Mレ 1-1)
- 光文社 (2022年5月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334770532
感想・レビュー・書評
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早くも2023年下半期TOP5に入るくらい良い。
「拡散的好奇心」、「知的好奇心」、「共感的好奇心」と同じ「好奇心」でもそれぞれ違いを知っておく必要があり、長期記憶や知識との関連性、どうやって好奇心を持ち続けるか、といった個人的に興味のある内容がとても多く書かれていて大変面白かった。 -
好奇心は子供を変える
「知りたい」と言う欲求(好奇心)が人生を変える、また「つまらないもの」を「面白い」に変える根底には「小さい物事にもじっくり観察」する事であり、「好奇心+洞察力」が偶然の発見(セレンディピティ)に繋がる。それには常に「なるほど」から「なぜ」に転換させる事だ。
家庭教育で大切なことは「問いかける力」を親が子供に継続的にすること(知的探索)「いけません」「よしなさい」より「どうやって」「どうして」に変える -
子供が見せる好奇心、それは大人になっても失わずに、好奇心を育んでいかなければ成長はない。ただし、好奇心の取り扱いには注意があり、現代はネットによる情報過多で、表面上の情報はすぐに満たれてしまう。そこから一歩踏み込んで、深く労力をかけ知識とすることが大事。
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自分が10代の頃から25年以上、漠然と抱えてきた疑問に答えてくれた好奇心に関わる名著
大学の講義半期分くらいの内容のボリューム
自分の生涯におけるバイブルになるかもしれない。 -
メモ
好奇心は早くも四歳ごろから衰え始める。大人になると疑問をもたなくなり、次第に多くの固定観念に縛られるようになる。 -
読みにくくて離脱
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230613027
セレンディピティがキーワード。
好奇心は空白を埋めようとする欲求。その好奇心は知識がないと生まれない。
好奇心がなければセレンディピティは生まれない、セレンディピティが生まれなければイノベーションは起こらない。
人生はパズルじゃなくてミステリー。 -
好奇心を活かす教育ついておきがちな誤解や、活かす、維持する具体的な方法などが参考になった
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なぜを問うには長期記憶にある知識がベース。
知的好奇心の今と歴史にフォーカスし、子供や教育環境に触れつつ質問する是非を問う。
パズルの時代にミステリーを持ち込む探究心が必要な時代。
答えは機械に問いは人間に。
インターネットのもたらした新しい知識欲求も要求されている。
1次情報の情報収集がカギを握ることになりそうだ。