私の嫌いな探偵 (光文社文庫 ひ 12-10)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334772079

感想・レビュー・書評

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  • 烏賊川市シリーズ第7弾。流平の出番は少なかったが、レギュラーメンバーの朱美も加わり、前巻とは違い、いつもどおりの展開だ。短編5本それぞれのトリックも面白い。「死に至る全力疾走の謎」はかなり無理があるが、黎明ビルの壁に激突する状況が目の前に浮かぶから不思議。それらのトリックを見抜く鵜飼探偵はやはり名探偵なのではないだろうか(笑)

  • 大好きな烏賊川市シリーズ!
    名探偵鵜飼さんとビルオーナー兼助手の朱美さん、時々流平くんの三人組が巻き起こすドタバタなゆるいミステリ。
    お気に入りは『死に至る全力疾走の謎』。
    ゆるいけど、謎は本格です。


  • 短編集でした。
    このコンビの 作品は 長編を先に 読んでしまったので
    なんか 新鮮でした。

    一番お気に入りは
    烏賊神家の一族の殺人

    もちろん 犬神家の一族から とったのかな。
    文中に出てくる ちょっとした ボケが 大好きです。
    ほかのものも 読んでみようと思います。

著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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