- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334772123
感想・レビュー・書評
-
最後に感動の押し売り
┐(´д`)┌ヤレヤレ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつも通り引き込まれる文章で楽しませてもらえました
-
期待してたほど面白くなかったー。
残念。。
最後感動ものにして盛り上げようとは思ってたんだろうけれど、それもシラケる感じかなぁ。。
最後までが長く、中だるみした感じ。 -
コテコテ関西弁の家族の会話が、ずっと漫才みたいで面白い。
「大阪の家庭って、皆、こうなの?」と、誤った認識をしてしまいそう。少なくとも私の知人宅は、ここまでではない。
ストーリーは、あれれと上手くまとまってしまったけど、楽しい時間を過ごせたから星4つです。
ゴニョゴニョゴニョゴニョ! -
大型タンクローリーに乗るバリバリのトラック野郎、健二。
ある日一人娘、2歳半の詩織を残して妻・香織が失踪する。しかも家からすべての家財を奪って。
突然娘をかかえて仕事をすることになり、悪戦苦闘する健二。
なんだかんだで健二の周りの人はみなあたたかい。
大阪弁のセリフもテンポよく、威勢がいい。
娘を守ることで逆に精神的には「守られてる」ということもよくわかる。
香織がどこにいるのか、なぜ失踪したのかという謎はわりとチープだけれど、そっちが本筋じゃないからねぇ。
サクッと読めました。 -
ベタベタの大阪出身の作家にはついつい惹かれてしまうのが大阪人。大阪府岸和田市出身だという著者の面白そうなタイトルとジャケットを見て即買い。
主人公の健二は長距離トラックの運転手。妻の香織はといえば、家事全般が苦手なうえに、金は空から降ってくるとでも思っているのかクレジットカードで買い物し放題。まだ2歳半の娘の詩織を連れて出かければ、詩織の存在を忘れてひとりで帰ってくることもしょっちゅう。だけど美人でナイスバディの香織を健二は愛している。ところがある日の夫婦喧嘩後、数日経ってから健二が帰宅すると、部屋の中から一切合切の家具が消えていた。蛍光灯まで持って香織は家出したらしい。しかも詩織を健二の実家に預けっぱなし。幼い詩織に手を焼きながら、香織を探して走る健二だったが……。
『岸和田少年愚連隊』の原作者ですから、大阪弁に安定感があるのは無論のこと。それゆえテンポもいいけれど、読みやすいというだけで中身はイマイチ。香織似の詩織はものすごく可愛くて、こんな娘から「お父しゃん」と呼ばれてメロメロになる健二を想像するのは楽しいし、健二の実家の面々も個性派ぞろいで痛快。しかし胸を打つところまでは行きません。この著者は家族愛ものよりは友情ものを書いているほうがよさそう。思うにこれは映像向き。それなりにアクの強そう役者を並べて大阪弁でまくし立てれば、この原作よりもずっと面白くなりそうです。原作はイマイチだけど映像化は希望。 -
絵に描いたようなトラック野郎。独特な世界観に少々飽きてしまった。
あらすじ(背表紙より)
長距離トラックでの仕事を終えて、健二が帰宅すると、マンションの部屋はスッカラカン。妻の香織が家財道具一式を引き払って出て行ったのだ。健二の実家に二歳半のひとり娘を預け、消えた妻。大型タンクローリーの助手席に乗せた愛娘とともに、仕事をこなしながらの妻探し。香織が出て行った事情とは!?愛しの妻と復縁は出来るのか!?笑って笑って、泣ける一冊。 -
トラックドライバーの健二。
長距離にも出るため、家と娘のことは妻に投げっぱなし。
夫婦喧嘩もしょっちゅうだ。
そんな中、本当に妻が家財道具も全て持って出て行ってしまう。
しかも、幼い娘は置いたまま。
そこから、妻探しの日々と娘の子育てが始まる。
いなくなって初めてわかる妻のありがたさ。
大阪弁で軽やかに面白く描かれているが、最後はホロッと。
2017.1.24 -
軽いピカレスク グッドです