海賊女王 上 (光文社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (619ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334772222

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  • 実在の海賊グアニュアル・オマリーが主人公。女海賊ということで「村上海賊の娘」が浮かぶ。ともに16世紀。奔放で、豪快、屈託のない姿は似ている。が、グローニャは老獪さもも身につけていく。

  • 歴史的に非常に珍しい女海賊(海賊の頭目として男たちを率いて活躍した女海賊は記録に残る限り歴史上、わずか三人といわれる)の一人、アイルランドの海賊女王グラニュエル・オマリーの半生が、イングランドのアイルランド侵略とエリザベス女王を廻る暗闘をからめて、グラニュエルの従者アランの視点から描かれる。

    上下巻合わせて1200頁弱あり、読み終えるのにそれなりの時間が必要。

    感想は下巻にて。

  • 活劇! 政治! 骨太!
    早く下巻を。

  • 相変わらず分厚い(笑)上巻だけで600頁越えだけど読み応え抜群。

    16世紀のアイルランド、群雄割拠する領主たちの小競り合いにつけこんで侵略してくるイングランド。さまざまな勢力が、おのおのの思惑で駆け引きや戦闘を繰り広げているので全体像把握は大変だけど、女海賊グローニャのキャラクターが明快・痛快なのでぐいぐい読める。

    一応視点はグローニャの従者アラン。行方不明の弟、見分けのつかない双子など、キャラクター配置も皆川さんらしい。個人的には意外とブローナン好きなんだけどな。

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著者プロフィール

皆川博子(みながわ・ひろこ)
一九三〇年、京城生まれ。東京女子大学英文科中退。
72年、児童向け長篇『海と十字架』でデビュー。
73年6月「アルカディアの夏」により第20回小説現代新人賞を受賞後は、ミステリー、幻想、時代小説など幅広いジャンルで活躍中。
85年『壁――旅芝居殺人事件』で第38回日本推理作家協会協会賞、86年「恋紅」で第95回直木賞、90年「薔薇忌」で第3回柴田錬三郎賞、98年「死の泉」で第32回吉川英治文学賞、12年「開かせていただき光栄です」で第12回本格ミステリ大賞、13年 第16回日本ミステリー文学大賞を受賞。
異色の恐怖犯罪小説を集めた傑作集「悦楽園」(出版芸術社)や70年代の単行本未収録作を収録した「ペガサスの挽歌」(烏有書林)などの傑作集も刊行されている。

「2017年 『皆川博子コレクション10みだれ絵双紙 金瓶梅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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