迫りくる自分 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 78
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334772376

感想・レビュー・書評

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  • 自分にソックリな顔を持つ人が起こした犯罪により冤罪に巻き込まれるという、アクションエンターテイメント系の作品。
    常に先が読める展開であり、かつ似鳥氏の特徴であるユーモア溢れる視点が盛り込まれていなかったので、期待値には届かない作品でした。

  • ホラーかなと思ったら本格ミステリ。ぐいぐい惹きこまれる。
    あらすじ(背表紙より)
    総武線で隣を並走する電車に乗っていた、自分に瓜二つの男。後日その男と再会した俺は、気づけば犯罪者にさせられていた。顔が同じことを利用して周到に仕組まれたらしい冤罪。あいつはいったい誰だ?なぜこんなことを?日常を突然奪われた俺の、必死の逃走劇が始まった。自分から過去から警察から、逃げて逃げて逃げまくれ。疾走する新感覚のエンタメ小説。

  • ごく普通のサラリーマンが自分に非常に似た男と出会い、身に覚えのない罪を着せられ逃げ回るという話の流れ。ハリウッド映画ばりのアクションを主人公がしたり、立ち寄る先々で警察に追われたりとどこかで見たような話の設定だが、文章を読んでいてハラハラドキドキさせる展開は良い。あと、協力者の朴さんの宇宙人キャラも憎めない。脇が甘いような気もするけどお話的には面白かったです。

  • 身に覚えのない罪で警察に追われる主人公が、この先どうなるのだろうとハラハラする一方で、きっと何とかなるのだろう(お話しだし、)と思って読みました。実際何とかなるのですが、やっぱり、という予定調和でもあります。物語の最後で、何が起こるかわからない、と自らを戒める主人公の言葉もあまり響かず…。もう少し期待を裏切ってほしかった気もします。

  • 160803読了。
    一気読みだったー、こういうのも書けるんだな。
    伊神さん、服部くん、そしてこの作品の朴さん。
    どうもこの人の書く変人が好きらしい。

  • 自分と同じ顔をした男のせいで冤罪を押し付けられた青年の話。痛かったり苦しかったりする。何かよく分からない切迫感に、先が気になる。
    2016/7/13

  • 似鳥鶏作品の主人公の中で、最も追い込まれているんじゃないでしょうか。はっきりとした悪意を感じるお話なので、読んでいてちょっと怖かったです。あと視点が変わると東京という街はああ見えるのか、というのも面白かったです。

  • 人生の競技場に踏みとどまりたい者は
    創痍を恐れずに戦わなければならない。
    必要なのは経験。
    経験は、自信と余裕を生む。
    合理的でなくていい。
    人間らしさがあればいい。

  • 自分と同じ顔のあいつ。追っているのか追われているのか、あいつのせいか自分のせいか。普通のサラリーマンがそんなに逃げられるのかは横に置いて、面白かった。速い場面展開に深い思考、付いていけたのが不思議なくらい。

  • そうだね〜。設定を少し変えると、かなり面白くなるかも。
    例えば、主人公は元医者で被害者はその妻。真犯人は、義手の男。この際、顔はどうでも良い。
    後は、主人公は色々変装したり身分を偽ったりしながら逃げつつ、真犯人に迫る!みたいな。
    ま、もう違う話だな。

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著者プロフィール

似鳥 鶏(にたどり けい)
1981年生まれ、千葉県出身の小説家・推理作家。男性。千葉大学教育学部卒業。北海道大学法科大学院在学中の2006年、『理由(わけ)あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選し、2007年に同作品で小説家デビュー。
2012年の『戦力外捜査官』が代表作。本作はシリーズ化し、武井咲主演でドラマ化された。

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