本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334772390
感想・レビュー・書評
-
また、新たな女性刑事モノに出会えた。
だが、最近、過去にさまざまな事件で傷を負っていたり、事件で家族を失ったりしている刑事がやたらと多すぎませんか。
この作品の主人公、文京区本郷M署に勤める如月七(ナナ)もそうなんですね。
カナダ人の父親と、日本人の母親との間に生まれたハーフ。彫りの深い顔、長い手足、170cmに近い身長とくれば、ああ、きっと「美しすぎる刑事」とか呼ばれるんだろうなと、余計なことを思ってしまう。
だがどうやら、幼児期にその両親が殺害された模様。
(まだ、この作品では真相が明らかにされていません)
その傷のためか、感情を置き忘れたようなところがあるが、一人の親友と、そしてかつての上司の土橋刑事だけは七をもじって「セブン」と呼び、彼女の後押しをする。
物語の展開もそうだが、誰もが振り返りそうな容姿で、
ヘビーな過去を持っている割に、キャラが際立ってこない。
むしろ、相棒となる土橋のほうがいい味出してるし、心に残る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めて読んだ作家さん。面白かった。
-
期待を大きく裏切った作品。
美貌の女性刑事・如月七を主人公にした警察小説なのだが、ストーリーは平坦で驚くような展開も、美貌の女性刑事という意味も無く…
文庫書き下ろしのシリーズ第1弾らしいが、続きを読むことは無いだろう。
全3件中 1 - 3件を表示