明日になったら: 一年四組の窓から (光文社文庫 あ 46-7)

  • 光文社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334772819

感想・レビュー・書評

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  • 「一年四組の窓から」の続編です。主人公で転校生の井嶋杏里は中学3年生になりました。仲良しの市居一真、里館美穂、前畑久邦の四人組は、高校進学を前にして、壁にぶつかったり、不安になったりしながら、それぞれの道を進みます。15歳の成長を描いた暖かい青春小説です。
    前作同様大きな文字と広い行間で読みやすくなっています。

  • 2023.09.15 ★3.0

    「一年四組の窓から」と続けて読んだ。
    中学生で心からの友人だと思える人と巡り会えるのは奇跡に近いことだろう。
    巡り会った4人のそれぞれの葛藤と闘い、それとお互いの支え合いが描かれている。

    ご都合主義だなと思う所も散見されるが、心がほんのり温かくなるのは前作と同じ。

    BGMにはアンジェラ・アキのあの曲をオススメする。


    ↓↓↓内容↓↓↓

    中学二年から三年に進級した井嶋杏里、市居一真、里館美穂、前畑久邦の仲良し四人組。高校進学を前にして、それぞれの夢に向かって突き進もうとする四人の前に、新たな壁が立ちはだかる。将来への不安、新しい環境への不安に押し潰されそうになりながら、かけがえのない友だちと家族に支えられ悩みながらも成長する十五歳を描いた、あさのあつこの青春傑作小説。

  • 出会った4人にも別れのときが訪れる。

  • 『一年四組の窓から』の続編、中学3年生編です。

    あさのさんの真骨頂?、ごくふつぅ、ごく等身大の、
    4人の中学3年生の受験と卒業が描かれていますが、
    進研ゼミ「中三受験講座」の連載企画に対する、
    自主制約?のためか、ごくふつぅなよぅでいて、
    要所々々に、何となく、不自然さも散見され…、
    思いの外、リアリティが薄かったよぅな印象も…??

    同じく同講座の連載企画で、中学1年生を扱った、
    前々作『13歳のシーズン』の「年表作り」よぅな、
    物語の軸となるエピソードもなく…、かと言って、
    帰宅部の主人公に、何かしらのエピソードもなく、
    個人の多様化が顕著となってくる、中学3年生の、
    キレイな一面だけを、キレイに描いただけな印象…?

    前作と合せ技1本でも、評価は、ふつぅかな~。

  • 「一年四組の窓から」続編。中学生たちは3年生になり進学問題を悩み、そして受験をがんばり高校生に。将来のこと、新しい環境のこと、その中での人間関係。いろいろ悩む思春期を描くのに、あさのあつこはやっぱりすごい。この先の彼らについても読んでみたい。

  • 前編の続きですが、とても面白いです。

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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