ヴルスト!ヴルスト!ヴルスト! (光文社文庫)

著者 : 原宏一
  • 光文社 (2016年7月12日発売)
3.75
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  • 6レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334773199

ヴルスト!ヴルスト!ヴルスト! (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ふられた彼女を見返すために高卒認定試験を受けようとする若者と、ヴルスト作りで人生をやり直そうとするおじさんの話。
    おじさんの情熱に若者が巻き込まれて行くという原宏一作品の王道のような小説だった。一旦どん底に落ちた人間が這い上がる姿は元気が出る。
    最後が都合良すぎたのはご愛嬌。
    ビールを飲みながらヴルストを食べたくなること間違いない。

  • シズル感たっぷりのストーリー展開
    ひねった結末では無いが、小刻みにザワザワ胸騒ぎさせてくれる展開は、小気味良くて気持ちよかった
    とびきり美味しいソーセージ食べたい!

  • おじさんの情熱に巻き込まれつつ成長していく若者の物語。
    最初から最後までヴルストを作って、食べて、研究して…なので、読んでいてお腹が空いてくる。ヴルスト豆知識も楽しい。
    ドイツで豚の生食ができるって初めて知った。ドイツ旅行のガイドブックには確かに書いていなかった。

  • 奇妙な環境で、打ち込むものを見つけて、ひたすら突っ走る主人公。
    いつもの原さんのパターン。
    今回はソーセージ作りに突っ走る中年男と、それに巻き込まれる受験生の主人公という構図です。
    意外にまともな背景だったし、ちょっと吹っ飛び方が不足かなぁ

  • 116

  • 以前読んだ「佳代のキッチン」が面白かったので、同じような面白さを期待して本作を手に取りました。

    導入は少し唐突な印象。勇人が高認受験する理由は明らかですが、髭太郎こと伸太郎がヴルスト作りに取り組む理由が序盤明らかにされていなかったので、途中まで荒唐無稽感というか、リアリティが薄い感覚がありました。

    けれど中盤でそれが明らかになると、欠けていたジグソーパズルの中心が埋まって何の絵か初めて分かったときのようなに、すべて要素が繋がって、なるべくして作り上げられた人物設定と人間関係だと認識。さすがプロの作家としての仕事に感服いたしました。

    ストーリーや設定の完成度を別としても、ソーセージとパンを食べたくなる描写の巧みさはこれまた秀逸。日本では食べられないだろう「メット」を食べてみたくて仕方ありません。

    あードイツ行きてー

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