流鶯: 吉原裏同心(二十五) (光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社
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レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334773601

感想・レビュー・書評

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  • L

    超個人的な感想で失礼。
    だんだんだんだん面白くなくなっていると思うのは私だけなのか。私だけですよね、失礼。
    吉原の内も外も事件も起こし尽くしたか。
    身内にもいっぱい事件起こしたしね。
    もういいよ、幹どのは麻と一緒になって汀女さんにはほかにいい男を見繕ってさ。汀女さんは自立してるんだから一緒にいる理由がもはや見つからない・・・。
    ってそういう目線で読んでるから面白くないだけかw
    女吉原裏同心、スパイスになってた?
    ねぇ、なってたの??
    やっぱり目的のない長期シリーズモノが陥る末路じゃないの?人気シリーズに限ってそんなことないか・・・。
    ここまできたら次巻も読んじゃうけど。

    2017.3月追記
    まさかの新章スタート?あらーとやっぱり!が交錯する複雑な気分。あっち読むかな。読まないかもな。

  • ようやく図書館から回ってきたので。

    伊勢亀のご隠居が亡くなるくだりには
    ほろっと来たんだけれども
    結局薄墨太夫を吉原から出して
    幹次郎と…‥という展開のために
    作者がご隠居を利用したのだろうか?
    と思ってしまう。

    薄墨と幹次郎、汀女の三角関係に
    作者や男性読者は萌えているのかもしれないけれど
    女性読者の一部(特に既婚女性)は
    幹次郎が長年汀女に対して誠実だっただけに
    うーんと思ってしまうのでは?

    展開の仕方によっては
    平岩弓枝さんの御宿かわせみの時のようなもやもや感に似たものを
    おぼえてしまうかも。

  • 吉原裏同心25~目黒の道場の娘が四郎兵衛を頼って来て女同心になると願って受け入れられた。薄墨の客であった札差し行司が死の床に就いて、薄墨を落籍し、次の行司争いに倅が巻き込まれない用心を幹次郎に願った。薄墨は幹次郎と汀女の家に引き取られたが、札差しの49日に…~作者の願望か何か知らないけど、みんな出来過ぎで、横恋慕した長崎奉行勤めの旗本の用人に同情する

  • 2016年10月光文社文庫刊。書下ろし。シリーズ25作め。意味深な終り方で、やきもきしますが、硬派の幹次郎なので、手堅く進むんだろうなと思います。佐伯さん、煽り過ぎです。

  • 余りの急展開に頭の固い私はついていけず。
    柘榴の家での三人同居そして、最後の頁は
    幹次郎と麻の長い一夜で終わってしまう・・。
    運命の次巻は読むのが怖いです!

  • えーっ!一緒に住むですと!?

    と思ってしまった。

  • この先どうなるのか?
    26巻はいつ発売?

    24巻を読んだら25巻もということで図書館で借りた。

  • 人生の哀歓を見事に描いた山本周五郎や藤沢周平。佐伯泰英がしっかりとその後を追っていると感じさせられた今作。それほどに半右衛門の死の描き方は美しかった。そんな時代小説の人生派。まだまだ楽しませて欲しいものだ。

  • 第二十五弾で一部?完結
    会所に若い娘が裏同心希望で、何か秘密が?
    贔屓筋伊勢屋の元薄墨太夫が自由に?、加門麻として
    何か今後をどう展開させるか気になる終わり方
    そして玉藻も

  • 佐伯泰英氏の描く題名に、いつも感心させられる。居眠り磐音シリーズにしてもそうであるが、今回の「流鶯」(りゅうおう)にしてもそうだが、この響きの良さ。

    今回、桜の満開の季節に読んだ本で、内容が、この季節に重なり、何か胸を打つ作品であった。

    札差の伊勢亀右衛門が、重篤なのに花見をしながら、「桜は、五分、六分が見物するのに一番の見ごろでございますな。」と、、、、
    満開になれば散るだけだ、桜吹雪は寂しいでな。と、語るのだが、、、
    雨と花冷えで、ピンクの絨毯になった時に、蕾から花開くまでのワクワク感が、散ってしまった後をながめると、わびしく感じられるのは、桜の潔しとする姿なのか?

    隠居が、実の息子だけでなく、死への苦しみ、悲しみ、絶望の淵に居る時に、一緒に穏やかに理解して寄り添ってくれる幹次郎にも、知って欲しかったのだろう。

    そして、薄墨大夫を、死しても、吉原から、大枚をはたいて、身請けする姿に、男の心意気のようなものを感じる。

    人間、最後は、歳をとり、老いて、死を見つめなくてはならないのだから、どのように一生を過ごすかが、問題である。

    先日、桜の道を通ったら、もう葉桜になっていた。
    穏やかな新芽の色合いと、香りで、花が散った後も良いものだった。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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