冬天の昴 (光文社時代小説文庫)

  • 光文社
4.00
  • (8)
  • (18)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 86
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334773755

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 2018.05.15.読了

  • 『弥勒シリーズ』の第5弾
    信次郎の乾いているイメージが少し変わった。
    今まで登場人物としては、遠野屋の方が感情移入しやすかったのだけど。
    信次郎も人だったなと。

    この二人の関係どう変化するのか楽しみ。

  • 今作のおもしろさは、江戸の世を生きる女性の姿にあると思う。
    おうの、お仙、お登勢など、各々が紆余曲折を苦悩して、もがいて、乗り越えてきた過去があって、それでもまだ何かに悩んでいる姿がある。
    色っぽくて魅力的な女性たちだと思った。
    メインは、信次郎、伊佐冶、遠野屋だけど、毎回スポットライトの色や、当たる角度が少しずつ違うので、読んでいて飽きが来ないのかもしれない。

  • やはりこのシリーズの魅力は、小暮信次郎の怜悧さとそれを恐れながらも惹かれていく周りの人々(と読者)にあるのでしょうか。信次郎の向かいに清之介が座る時、伊佐治が座る時、そこに生まれる景色が心を捉えてはなしません。

    今回は、筋立てが犯人をひっかけていく形なので、ますます景色を楽しんで、贅沢なひと時を満喫するのがよいのかも知れません。

    ただし、次は信次郎の内部に切れ込む展開になりそうなので、楽しみのような怖いような気がします。

  • 2016年11月10日購入。

  • シリーズ5作目。
    無理心中に見せ掛けた殺しを軸に、遠野屋さんが木暮信次郎に引かれてく。
    あさのさん、読ませるなぁ。
    登場人物一人一人が奥深い。
    お仙もおうのもお登世も。

    次作も楽しみ。

  • 木暮信次郎のいやらしさ全開、遠野屋清之介との関係も少しずつ変化しているみたい。
    次巻も怖い物見たさで手に取るだろう。
    感動とは縁遠い。だから読みたくなってしまう。信次郎に毒されているのかもしれない。

  • 相変わらず小暮様は怖いっ。
    怖いというか薄ら寒さを覚えるお人だなぁ、そして伊佐治がまた良い。
    小暮様を宥めつつ気を配り軽く悪態もつく。
    この2人の距離感が緊迫する話の中で、読み手が一息つけ、考える時間を与えてくれる。
    またまだ続いて欲しいシリーズ。

全9件中 1 - 9件を表示

プロフィール

あさの あつこ
1954年生まれの小説家、児童文学作家。岡山県英田郡美作町(現:美作市)湯郷出身。幼少の頃から本に親しみ、中学の頃から創作日記をつけはじめ、中学2、3年生の頃から作家を志す。青山学院大学文学部入学後、児童文学サークルに入り活動。卒業後小学校の臨時教諭を2年間務め、結婚。日本同人協会「季節風」同人となり、そこに連載した『ほたる館物語』で作家デビュー。
代表作に、1996年から執筆を続ける『バッテリー』。97年野間児童文芸賞受賞、99年『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリー』全6巻で小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。シリーズ1000万部超の大ベストセラーとなり、映画化・アニメ化された。

冬天の昴 (光文社時代小説文庫)のその他の作品

あさのあつこの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
あさの あつこ
三浦 しをん
あさの あつこ
あさの あつこ
あさの あつこ
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする