旅立ちぬ: 吉原裏同心抄 (光文社文庫 さ 18-63 光文社時代小説文庫 吉原裏同心抄)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334774370

感想・レビュー・書評

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  • 前回で終わりとは思っていなかったので、新章とはビックリ。前回と時を置かずに話しが続いている。薄墨太夫が麻として生きて行くには、あまりにも人々から知られ過ぎて、どう展開して行くのだろうか?

  • 普通ならあり得ない義妹という関係も、この時代でかつ元太夫という麻の経歴を合わせると許せてしまう。
    こんな2人と旅行すると妙な輩が絡んでくるのも頷けるかも。比較的穏やかな巻で新シリーズが緩やかに始まった感じです。

  • 京都行きが決まる。麻と二人だ。う~ん、なんかなあ。
    汀女とほんわかした夫婦の佇まいが好きだったのになあ。
    このシリーズはどうだろう、、、、、。

  • 吉原裏同心は第25巻の「流鶯」をもって終了していたようだ。新たに吉原裏同心抄として、第25巻の続きとしてスタートした。汀女と薄墨大夫こと加門麻と神守幹次郎の鎌倉への旅がメインストーリーだが、両女性と幹次郎が情を交わすことを許された新たな関係を是とすべきかどうかを提起している。

  • 新章突入。
    なのだけど、話的には前のまんま。
    しかしこのワンパターンの変わらなさが、
    水戸黄門好き日本人の心を捉えてたまりませぬ。

    どうしてもホメ一辺倒になってしまうので
    グダグダ書かないが、やっぱ面白いの一言につきる。

    佐伯作品シリーズでの中では、これが一番好き。

  • 吉原の生活やそれを支える人々の暮らしが垣間見られて面白い。
    昔の旅の描写も興味深かった。

    汀女と麻と幹次郎の人間関係はなかなか難しそう。これからどうなることやら。

    事件がいくつか起こるが、あまり本筋とは絡まず話が色々なところへ散っているような感じを受けた。

  • 新シリーズ
    強すぎ!
    1巻で解決するトラブルが多くなったような気がする。

  • 2018.01.27.読了

    吉原裏同心神守幹次郎の新しいシリーズ
    終わっちゃったんだなぁと悲しんでいたのですが、
    復活してくれて嬉しいです。
    佐伯さん ありがとうございます。

    麻と汀女を連れても旅は
    絶対変な男が絡んでくるだろうなぁ
    幹どの 強くてよかったなぁ
    なんて思いながら読んでました。
    これからこの3人の関係はどうなっていくのでしょうか…

  • 今回新たに吉原裏同心が新抄として始まりました。
    あまりにも読者からの汀女かわいそうだとか、ありえない云々の声が多かったのかどうか、汀女からの言い訳もありました。いや、まあ、汀女がいいならいいんですけどもね、女性読者はなびかない幹次郎というものを求めていたわけで(多分)。そりゃあれほどの美女に迫られて据え膳…とは言いますし。その辺は相変わらず悶々としたままですが、汀女と子どもできないなら麻と…とかありそうで。
    美女二人つれて鎌倉への旅となりましたが、その前の事件解決には仙右衛門を怒らせたりしましたが、今までの幹次郎の独断とかを考えれば何かわけがあるのだろうと思ったりしなかったのでしょうかね。
    世界観は好きなので、もやもやしつつしつこく読んでます。

  • 2017年3月光文社時代小説文庫刊。書下ろし。新シリーズ1作目。2/3は2つの小さな事件が語られるが、ちまちまさに辟易した。残り1/3が、鎌倉行きの道中の話。ここだけで、良かったのに。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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