不忠: 鬼役(二十一) (光文社時代小説文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334774608

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  • 鬼役の相番を務める桜木兵庫の娘に縁談が、、、
    しかし、上役の美濃部播磨守よりの勧めで、乙山弥左衛門の息子 弥一郎。
    でも、その弥一郎は悪評が、、、
    油漆奉行の公金着服の罪を、志村清三郎は着せられ、残虐な死を、、、それを手紙に託し持っていた母親から、手にした蔵人介の剣の裁き。
    そして相番の桜木は、娘を思い上役からの縁談を断る。

    母の日に読んだのだが、、、正義を正そうとする者が、殺害され、残された母親の思いは、、、と、小説なのに、、、無念に思う。

    そして、大御所の家斉公の奇行によって、死に追いやられた文吾の父 狭間三郎兵衛を、蔵人介は、戦わなければならない。
    そして、最後は、介錯迄、、、、
    何と、悲惨な事・・・
    もし、狭間氏の敵が、家斉公で、なかったら、、、死ぬことは無かったのに、、、と、考えてしまった。
    そして蔵人介も、斬らねばならない理由も聞かされないで、相手の素姓もわからないまま、ただ感心であることを信じるのみで、暗殺御用を引き受けなければならないことの葛藤。

    そして、無念腹であった山田周一郎の子 周平も、、、水野忠邦を敵として、討たれてしまう。
    残った周平の祖母 およしへ、上様より下賜の陣羽織を蔵人介よりもたされるが、、、
    孫が、生きていれば、悲しさも、喜びへと変わると思うのに、武士社会の非情さが、、、、なにか切ない。

    未だ22巻を読むべきか、、、と、思いながら、、、きっと、数日後には、22巻を読んでいる事だろう。

  • 理不尽な密命に従わざるを得ない辛さ。

  • 2017年4月光文社文庫刊。シリーズ21作目。書下ろし。3つの連作短編。鬼役のすざましい剣技に感心してしまう。やはり鬼役は、短編が良い。

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