- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334775056
感想・レビュー・書評
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◎ ブクログ秋の特別対談 さて子 × さてさて(にわか読書家) & さて菜(さてさて妻)
小説を愛し小説家を愛する、ブクログきってのにわか読書家にして感想家でもある一般人・さてさて氏をお迎えして本への熱い想いを語っていただこうというこのシリーズ企画。今回は、2016年に「羊と鋼の森」が本屋大賞を受賞した宮下奈都さんが同作品の執筆の舞台とした北海道トムラウシに暮らした一年を綴った「神さまたちの遊ぶ庭」について、思いの丈を語っていただこうと思います。さらに今回はスペシャルゲストとして、さてさて氏の奥様でいらっしゃる さて菜様にもお越しいただきました。お話のお相手はブクログ編集部から、さて子が担当させていただきます!では、早速いってちょんまげ!
さて子 〈さてさてさん、今日はお忙しい中、編集部までお越しいただきありがとうございます。奥様にもお越しいただいて大変光栄です。編集部を代表して御礼申し上げます〉
さてさて〈いえいえ、こちらこそ。まさか妻にまでお声がけいただけるとは思いませんでした。あっ、妻の さて菜です〉
さて菜〈さて菜でございます。いつも主人が大変お世話になっております。主人が馬鹿なことばかり言ってご迷惑をおかけしております〉
さてさて〈ば、馬鹿って、失礼な。お前が馬鹿じゃないか。何言ってんだ〉
さて菜〈あなたほどじゃないわよ。そもそもね、毎日毎日、本ばかり読んで、家の中、本だらけじゃない〉
さてさて〈この前、整理しただろう。何言ってんだ〉
さて菜〈何とは何よ〉
さて子〈ま、まあまあまあ。落ち着いてください。録音も回っていますし…〉
さてさて〈し、失礼しましたっ〉
さて菜〈すみません。慣れてなくて〉
さて子〈いえいえ。では、仕切り直して、始めさせていただきます。今日は、さてさてさんもたくさんレビューを書かれている宮下奈都さんが2017年に刊行された「神さまたちの遊ぶ庭」についてお話をお伺いしたいと思います。さて菜さんもお読みになられたとお聞きしていますが?〉
さて菜〈はい、今日お招きいただけることになったので、急いで読んできました。普段あまり読書はしないので〉
さて子〈さてさてさんは読書の虫のように読まれてらっしゃいますが、夫婦でも趣味は違うんですね〉
さて菜〈全く読まないわけじゃないですよ。この人が読みすぎなんだと思います〉
さてさて〈読みすぎってことはないだろう。普通だよ〉
さて子〈(なんだか、怪しい雲行き。この夫婦ヤバいのかも)〉
さてさて〈何かおっしゃいましたか?〉
さて子〈い、いえいえ。お、奥様ステキな方だなあと〉
さて菜〈ありがとうございます。さて子さんこそ、さすがミス・ブクログと言われるだけありますね〉
さて子〈ミス・ブクログ?ど、どこでそんなことお聞きになりました。えっ、えっ?〉
さて菜〈お世辞ですよ、お・せ・じ〉
さて子〈(失礼な人。どうしてこんな人呼んだのかしら、編集長の好みなのか…)〉
さて菜〈あのお、何か言いましたか?〉
さてさて〈こんなこと続けてたら無駄に行数かかってしまいますし、読むのをやめる方が出てきますよ〉
さて子〈し、失礼しましたっ。では、さてさてさん、この作品について気に入られた箇所などよろしくお願いします〉
さてさて〈はい。この作品は、『二〇一三年、一月』に、『せっかく北海道へ行くなら、大自然の中で暮らさないか』と、宮下さんのご主人が言い出されたところから始まります。『四月から二年間、家族で帯広へ行くことになっていた』という宮下家〉
さて菜〈それで、結局『大雪山国立公園の中に』ある『トムラウシっていう集落』に移り住むことになるのよね。『いちばん近いスーパーまで、山道を下って三十七キロ』って、私だったら絶対無理。宮下さんも『誰が晩のおかずの買い物をするのかしら』と最初思われてたようですしね〉
さてさて〈『携帯は三社とも圏外』ってところで、さて菜は絶対無理だよね』
さて菜〈何言ってるの。困るのはあなたでしょ。どうやってブクログにレビューを投稿するの?〉
さてさて〈あっ、ヤバ。そりゃ無理だわ〉
さて菜〈ほら〉
さて子〈宮下さん家はお子さんはいらっしゃらないのでしょうか?〉
さて菜〈『十四歳、十二歳、九歳の子供たち』と三人いるようなんですけど『いいね』、『おもしろそう』、『そういうところで暮らしてみたい』ととても前向きなんですよね。長男の高校入学との関係で一年だけと決めたみたいですけど、それでもうちの子たちだったら絶対大反対しそう〉
さてさて〈そうだよな。『こちらの友達と別れた上、全校生徒十人』って環境、耐えられないんじゃないかな?そもそもずっとスマホばっかりいじってるし〉
さて菜〈スマホばっかりって、あなたが言うと説得力ないんですけど〉
さてさて〈なんだと。君だってスマホなしの生活なんて無理だろう〉
さて菜〈あなたに言われたくないわ〉
さて子〈まあまあ、冷静にお願いします。一応、お手当を出させていただいていますので、そこのところご理解のほど〉
さて菜〈そうだったわ。今日いただく予定のギャラで、もう先に買っちゃったから…。ヤバイヤバイ…〉
さて子〈何かおっしゃいましたか?〉
さて菜〈いえいえ。えっと宮下さん家は本当に思い切りがいいですよね。でもビックリしたのは、他にも同じように引っ越してきた人がいることですね。『山村留学生用の住宅が四軒』もあって、実際に『千葉から来た家族が住んでいる。お母さんと子供が三人』という感じで他の家族も引っ越してこられているようなんです〉
さてさて〈やっぱり魅力があるんだろうね。宮下さんもこんな風にトムラウシのことを書かれてる。『空気がおいしい。最初に空気を「おいしい」と表現した人の気持ちがよくわかる。空気にはほんとうに味がある。おいしい水と似て、口の中でまろやかで、きめが揃っていて、音符でいうとドレミファソのソみたいな澄んだ味。ここの空気はおいしい』。宮下さんらしいとっても美しい表現だと思う一方で、こんな風に形容できる『空気』ってものすごく興味が湧きますね。行ってみたくなる〉
さて菜〈でも、長期は嫌だわ〉
さてさて〈そう、夏休みの旅行までかな〉
さて子〈珍しくご意見が一致しましたね〉
さてさて・さて菜〈なにか?〉
さて子〈い、いえ、えっと、トムラウシならではの暮らしで他にありますか?〉
さてさて〈宮下家の経済事情の本当のところはわからないんですが、ご主人、会社を辞めたようなんですよね。それで、『四月の末から週に二日、夫は山を下りて働きに行くようになった』と現地で暮らし始めてから仕事を見つけられたようなんです〉
さて子〈『週に二日』って、それだけですか?〉
さて菜〈次男に『将来はできれば大学へも行きたい』、『週に二日で、経済的にだいじょうぶ』とツッコまれてしまうんですよね〉
さてさて〈でも、ご主人大物なんだよね。『今にママの本が売れるからね』って言い返すという〉
さて菜〈でも、そんな旦那さんの言葉に『今っていつだよ。売れねーよ』と毒付く宮下さん〉
さてさて〈そう、宮下さんのイメージからは遠いオチだよね。でも、このトムラウシの一年の間に書いた「羊と鋼の森」が本屋大賞を受賞したわけだから、このご主人、予言者かもしれない(笑)』
さて子〈そうなんですね。「羊と鋼の森」は私も読みましたが、あの美しい表現に満ち溢れた世界観は、執筆環境が影響したのでしょうか〉
さてさて〈そうかもしれませんね。他にも大自然のど真ん中だなあと思える表現は多々あります。『家の前で大きなエゾシカと鉢合わせした』とか、『家から三百メートルほど離れた畑に羆が出』たなんて、すごいところだと思います〉
さて菜〈学校も凄いですよね。『小中併置校で、校舎はひとつだ』という学校は『校長先生と、教頭先生は、小中学校共通』で『小学校に三人、中学校に四人の先生』という陣容。それに対して『小学校の児童は十人。学級数三』、『中学校の生徒は五人。学級数二』と子供もこれしかいないんですよね〉
さてさて〈中三は宮下さん家の長男一人だから、いきなり『生徒会長』になるのも面白いよね。それまで住んでいた『福井の友達が聞いたら笑うだろう』と宮下さんが言うのも微笑ましい感じ〉
さて菜〈『校庭で、みんなで肉を焼いて食べる』、『集落の人たちがほとんど参加する』ハイキング、そして『親も走るし、先生も走る、町内総出の手づくり感満載』の『小中学校合同運動会』の様子が描かれていくのを読んでいるとなんだかちょっと興味が湧いてきました〉
さて子〈お二人のお話を聞いていると私もとても興味が湧いてきました。そんな素敵な暮らしに入っていくと抜け出せなくなりそうですね〉
さてさて〈はい。宮下さんも次第にこの土地に気持ちが入っていったようですね。『ここを離れても生きていけるだろうか。こんなに美しい場所を離れて、どうやって生きていくのだろう』。そんな問いかけを自身にするようになっていく宮下さんは、『離れる想像をするだけで、涙が出そうになる』とおっしゃいます〉
さて菜〈そんな思いの先にある後半の苦悩はちょっと切なかったな〉
さてさて〈そうだね。『来年度もここで山村留学を続けるかどうか』という『最終決定』に向けて『家族で話し合う。何度も話し合う』という宮下家』〉
さて子〈お子さんたちも帰りたくなかったんですか?〉
さて菜〈『通える範囲に高校はない』ので、長男は別の思いもあるんだろうけど、特に娘さんはここに残りたい思いが強かったみたい。ちょっと可哀想になっちゃった〉
さてさて〈そんな思いがなんだか読者にも強く伝わってくるんだよね。トムラウシでの生活に浸っていく前半と、帰ることが決まった後の後半では、温度感が随分違うのを感じたね〉
さて子〈この作品って実話なんですよね。私は読んでいないからはっきりとはわからないんですが、お話をお聞きしているとなんだか一つの小説のような感じがします〉
さてさて〈そうですね。私もエッセイの一種だと思っていたんですが、なんだかドラマティックで、一つの小説のような印象も受けましたね。なので、小説しか読まない!と勝手に宣言されているような人にもオススメですね〉
さて子〈あのお、それってさてさてさんご自身だと思うんですけど。自虐ネタですか?〉
さてさて〈…〉
さて菜〈そうなんですよ。この人、妙に偏屈なんですよ。小説しか読まない!って言って、電気製品の説明書なんかも読まないんです。それで、使い方を聞いてくるもんだから面倒で、面倒で…〉
さてさて〈そんなことないよ!この前、ルンバの説明書読まなかっただけじゃないか。大袈裟に言うなよ。そもそもルンバを動かすのに浴室の扉を閉めないから本体に水が入ったじゃないか〉
さて子〈勝手にタイマーをセットしたのはあなたでしょ〉
さてさて〈お前がだらしないから悪いんだよ〉
さて子〈何よ!(パチンッ)〉
さてさて〈な、殴ったね。親父にもぶたれたことないのに〉
さて菜〈殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか〉
さて子〈あのお。お二人で”ガンダムネタ”で勝手に盛り上がられても困るんですが…。そもそもこのレビューを読んでくださっている皆さんの全員がガンダム知っているわけじゃないですし〉
さてさて・さて菜〈す、すみません。反省します〉
さて子〈お二人って、仲が良いのか悪いのかよくわかりませんね〉
さてさて・さて子〈…〉
さて子〈無駄に時間を使ってしまいましたので、今日のギャラは半分ということで〉
さて菜〈それは困ります。もうこのバッグ買ってしまったので〉
さて子〈はあ?そんなこと知りませんよ。さてさてさんになんとかしてもらってください〉
さてさて〈さて子さん、冷たすぎませんか?こっちだって、この長いレビューにウケを用意しないとマズイと思って頑張ってるんじゃないですか。そんなに強く出るんなら…〉
さて子〈読○メーターに乗り換えるとか言うんでしょ。そんな脅しには引っかかりませんよ。最近、レビューがさらに長くなっている さてさてさんが255文字制限の読書メー○ーになんて耐えられるわけないんですから〉
さて菜〈さて子さん、痛いところ突きますね。スッキリしちゃった。今日、来て良かったわ〉
さてさて〈ううっ。認めたくないものだな。自分自身の若さ故の過ちというものを〉
さて子〈さてさてさん!”ガンダムネタ”はやめてくださいって言ってますよね。そもそもあなたは赤い彗星というより、腹黒い彗星って感じですよ〉
さて菜〈うちの亭主になんてこと言うんですか。失礼にも程があります!流石にムッとしました。もう亭主には金輪際ブクログにレビュー投稿やめさせます。どうです。困るでしょう。この対談企画も二度とできませんよ!ファンの方から さて子さん宛にクレーム殺到しますよ〉
さて子〈あ、あああ。す、すみませんでした。言い過ぎました。さてさてさんは、ブクログの宝です。どうか今後も長〜いレビューで酔わせてください〉
さてさて〈分かればよろしい。分かっていただいたついでにブックリストの200字という意味不明な文字数制限をせめて300字に拡張するのと、コメント機能を追加してください。読書○ーターより厳しい字数制限なんて、わけわかんないです〉
さて子〈善処いたします〉
さてさて〈なにを、官僚答弁のようなこと言ってるんですか。よろしくお願いしますね〉
さて子〈前向きに検討いたします〉
さてさて〈だから、官僚みたいな…〉
さて菜〈何を二人で漫才の掛け合いをやってるんですか。さて子さん、無駄に行数使っちゃいけないんでしょ。もうかなりの読者の方がページを閉じちゃいましたよ〉
さて子〈失礼しました。可及的速やかに…〉
さてさて〈さて子さん、いい加減にしましょう。では、私がまとめに入ります。いいですね〉
さて子〈はい、調子に乗りすぎました。よろしくお願いします〉
さてさて〈この作品では、ご主人のたっての希望により北海道のトムラウシへ一年という期間限定で移り住んだ宮下奈都さん一家の新しい土地での暮らしぶりが描かれていました。『いちばん近いスーパーまで、山道を下って三十七キロ』もあり、『携帯は三社とも圏外』という、街に生きる人間には想像だにできない山村での生活。しかし、そこには、街での暮らしでは決して得られない、何ものにも変えがたい人々の生き方がありました。『まぶしくて、健やかで、神々しい場所』、そんな場所での一年を過ごした宮下さん。『私たちの暮らす場所には、人間が住んでいて、いいこともそうでないこともいろいろなことが起こるけれど、光の射す下にはきらきらと輝いた暮らしがある』と続ける宮下さんは『トムラウシでの一年間が、私たち家族にとって貴重な一年間だったのだ』とおっしゃいます。『いつかまた、必ず』というトムラウシを思う宮下さんの熱い思いがひしひしと伝わってくるのを感じるこの作品。私たちは日々の暮らしの中で知らず知らずのうちに余裕を失っているように思います。それは、便利さと引き換えに失ったものと言えるかもしれません。人が人である時間、便利さと引き換えにしない、人らしい生き方を感じながら生きる時間の素晴らしさ、そんなものをこの作品は垣間見せてくれたように思いました〉
さて菜〈パチパチパチ。あなた、良いこというのね。実の夫に感動してしまったわ。ねえ、さて子さん〉
さて子〈はい、いつも さてさてさんの最後のまとめには感激しています!今日は、”生”さてさてさんだけじゃなく、”生”さて菜さんにもお会いできて幸せです!〉
さて菜〈じゃあ、決まったわね。ギャラは元に戻しましょう。半分は取りやめね〉
さて子〈はい、もちろんそうさせていただきます。今日はありがとうございました〉
さて菜〈もの分かりがいいのね〉
さて子〈ありがとうございます。では、すみませんが、最後にお二人のサインをいただけますか〉
さて菜〈サインって芸能人じゃないわよ、私〉
さて子〈お願いします〉
さて菜〈書いたことないわよ、恥ずかしいじゃない〉
さて子〈お願いします〉
さて菜〈アイドルになろうと思った時代があったから昔練習したのよね。でも、あなた先に書いてあげたら〉
さてさて〈はいはい。ギャラの受け取りのサインだよね。これでいい?〉
さて子〈ありがとうございます。では、さて菜様も〉
さて菜〈受け取り…〉
さて子〈はい。税務署がうるさいんですよね〉
さて菜〈…〉
さてさて〈さては、お前、色紙にサインして欲しいと言われたと勝手に思ってるんだろ〉
さて菜〈…〉
さてさて〈前回、それで恥をかいたんだよね…いやあ、恥ずかしいねえ(笑)〉
さて菜 _| ̄|○ガックシ・・
さてさて〈まあ、今夜はギャラで美味しいものでも食べに行こうよ!それとも、トムラウシに移り住む?〉
さて菜〈何、調子に乗ってるのよ。トムラウシに行ったらレビューが投稿できなくて困るのあなただって言ってるでしょ〉
さてさて _| ̄|○ガックシ・・
さて子〈それでは、皆さま、今回のさてさてさんご夫妻との対談はここまでとさせていただきます。さてさてさん、引き続き熱いレビューを楽しみにしていますね!よろしくお願いします!では、皆さま、またの機会に ( 。•ᴗ• )੭⁾⁾バイバイ〉 -
さくさく読める、心の中が軽く、心地よい読後感。自然と家族と、その地域ならではの生活。想像を越える思い。人や自然やまだ見ぬものとの出会い、それが豊かさを生む。
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談話室で「笑えるエッセイを教えてください!」と投稿したところ、おススメしていただいたものです。(おススメいただいたものは順番に読んでいこうと思っています。)
宮下奈都さんは「羊と鋼の森」と「太陽のパスタ、豆のスープ」くらいしか読んだことがなく、これまで宮下さんの作品を積極的に読もうとしたことはないのですが、なんとなくリスペクトしている作家さんです。それはなぜかというと、書くということについての才能はもちろんなのですが、あるインタビュー記事が心に残っているからなのです。そのインタビューで子育てについて触れられていて、すごくうろ覚えなのですが、こんなことをおっしゃっていました。
「公園で走り出した子どもに、危ないから走らないでなどと、親が先に声をかけてしまうことが不思議。子どもが転んで自分で学ぶ機会を先に奪ってしまう。」
でも、ここまで書いてみてなんですが、このインタビューが本当に宮下さんのだったのか、そして本当にこんなことをおっしゃられていたのか、すごく自信がなくなってきました。ただ、この記憶が本当だという前提で続けさせていただきますと、私はこのインタビューを読んで、「あぁ、素晴らしい感性をお持ちの方なんだなー、だから小説なんてものを書けるんだろうなー」と思って、ひそかにリスペクトしていたのです。その、子どもに先に先に注意してしまう親たちを非難しているわけではなく、その行為に「もったいない、せっかく子ども自身が学ぶ機会なのに」とおっしゃっていた記憶が強く残っていて、その「もったいない」と思う感性に感心したのでした。
あ~、ここまで書いても本当にうろ覚えで、自信がないです。
で、やっと本書のことですが、面白かったです。おススメくださった方、ありがとうございます。
福井在住の宮下家が期間限定で北海道のトムラウシに山村留学するその記録なのですが、まぁ、三人の子どもを連れて、宮下さん夫たっての希望で北海道移住というところからぶっ飛んでるなーと思うのですが、トムラウシに行ってみてビックリ。上には上がいた。同じく山村留学で来ている家族が他にも何家族かいて、しかもトムラウシでの生活が気に入って延長して数年住み着いているという!旦那さんを千葉に残して来ている家族もいるという!はぁ、すごい。比較する必要は全然ないのだけれど、そんな人たちに比べて私たち夫婦の凝り固まった考え方よ。私たちはピシッとレールの上を歩いてるんだな~なんて、夫と話したものです。
宮下さんによる端的で鋭いツッコミには何度も笑いましたし、お子さん達が通う小・中学校の授業や行事には何度も驚かされました。学校行事も地域行事も全て地域のみんなが関わり、大人も本気になる。登山をはじめ、なかなか経験できない自然での体験もなんて貴重なんだと、読んでいてこちらまで胸熱でした。
それだけでなく、宮下さんの感性がやはり素晴らしかったです。山村留学ということで、いずれトムラウシを去ってしまうことに対する後ろめたさというか、常にこうやって外部からの人を受け入れては去っていく人を見送っていくトムラウシが地元の人、特に子どもに思いを馳せ、いいのだろうか、何かをトムラウシに返せているのだろうかと、思い悩む気持ちがありありと伝わってきました。長男さんが中学三年生という年にトムラウシに来た宮下家にとって、長男さんの進学先を慎重に考えざるをえず(福井に帰るか、トムラウシに残ったとして、親元を離れて帯広の高校に進学するかなど)、大変で難しい決断をしなければいけなったんだろうな、と・・・。
結局山村留学を延長せず、予定通り1年で福井に戻った宮下家ですが、何にも代えがたいものを得たのだろうな、と心底羨ましく思ったものです。
自分ではなかなか経験できないことをほんの少しですが、疑似体験させてもらった気がします。
大変面白かったです。おススメです。 -
毎晩ほんわかした気持ちで就寝。
残りページが少なくなってくると、この世界が終わって欲しくないので自然とペースダウン。ちびちびと寝る前に読んでいた。
ああ、それでもやっぱり終わっちゃった〜(ToT)
神さまたちが遊ぶ庭と言われる北海道トムラウシに、1年間山村留学した宮下家。日記形式で日々が綴られている。前回このお話の続きの本を読んでいたので、既に宮下家のファンではあった。読んでいる間は私も宮下家の一員。
大自然の優しさ、厳しさ。
おおらかで惜しみない愛に溢れるトムラウシの人々。そこで育まれる家族の絆。自分で抗えないものに向かっていく子供達を見守る親目線。
感受性豊かな子供の時期に、こういう場所で生活できたことは、ほんと宮下さんも言っておられるけど人生の宝物になると思う。
目に見えないずっと心に残る宝物って素敵だな。
私も、子供に何かそういう宝物を与えてこれたかな。-
٩( ˆoˆ )۶ ワァイ
評価星もいいねも、どちらももうちょっと欲しい!ときありますよね〜
「へぇボタン」みたいに加算方式だと面白いか...٩( ˆoˆ )۶ ワァイ
評価星もいいねも、どちらももうちょっと欲しい!ときありますよね〜
「へぇボタン」みたいに加算方式だと面白いかもですね(*´-`)2024/07/20 -
へぶたんさんの感想に
いつもほっこりさせられてます
選ぶ本にも優しさが感じられて^_^
今後もよろしくです
そして、三国志…
最後まで頑張...へぶたんさんの感想に
いつもほっこりさせられてます
選ぶ本にも優しさが感じられて^_^
今後もよろしくです
そして、三国志…
最後まで頑張りまっしょい笑2024/07/20 -
はっ!素敵なお言葉…(/ω\*)テレテレ
ぐっちょんさんのレビューも、いつも楽しく読ませて頂いてますよ~♪
三国志、お互い楽しく頑張りまし...はっ!素敵なお言葉…(/ω\*)テレテレ
ぐっちょんさんのレビューも、いつも楽しく読ませて頂いてますよ~♪
三国志、お互い楽しく頑張りましょう♪2024/07/20
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宮下奈都 著
面白かった!ブク友さんの本棚レビューから興味が湧いて、とても読みたくなった本。
エッセイは少し苦手分野だと思っていたが、これはノンフィクションのエッセイ本なのだ!ヾ(´▽`というか、エッセイ自体ノンフィクションなのか⁉︎o(≧▽≦)o (よく分かってないじゃん(・・;)とにかく、この宮下家5名様のトムラウシ一年間、山村留学体験物語
とても良かったです♪
日記帳のような本作、奇跡とも思えるような自然の景色の美しさ、美味しい空気を吸い込んでるような気持ちにさえなるけれど、自然の脅威とも言える過酷さ、あたたかい部屋で読んでいると実際には伝わらないであろう生活の厳しさ、なのにワクワクした楽しい気持ちを抑えられない。
”北海道はやはり憧れの土地なのだ!”
どんなにこの美しい風景に心溺れようとも、トムラウシこの地に暮らし生活するとなると、自分にはとても無理(・_・;(誰にも住めとも言われていないが…)寒さにさえ堪えることの出来ない人間だ、だからこそ余計に思いを馳せ憧れを抱いてしまうんだろうと思う。
それにしても、宮下奈都さんの本は何冊か読んだことあるけど、宮下奈都さんってこんなに面白い人だっけ?と驚かされつつ、ユーモアのセンスに親近感を感じて、時々ふきだしながら楽しい気分で読めました(⌒▽⌒)
作者の宮下さんは、少し躊躇しても…(少しの躊躇ではなかったのかもしれないが(・・;)何が良いかのセンサーが働き、苦労よりも自分の心が本当に望んでいるものに惹かれ、楽しみがそれを上回る(経験した後悔よりも経験しない後悔を生みたくないとでも言うか…)これはチャンスなんだ!と言う夫の言葉に後押しされ、しかも、一番気になる子どもたちの意見がその暮らしに目を輝かせて「そういうところで暮らしてみたい」賛成意見が一致する!あっさりと決着はついた。
なんて素晴らしい家族なんだ(^O^☆♪
この宮下家5人家族、不思議でいて面白いけど、しっかりしている!芯が強い!
(でなければ、そんな暮らし出来ないか。)
この家族のあたたかさには心和むが、登場する山村の人たちの優しさ温かさには本当に驚き胸を打たれるではないか( ;∀;)
宮下家の夫も言い出しっぺの割に意外と登場は少ないのだが、そのトンチンカンさが笑いを誘う(^◇^;)3人兄妹は3人ともそれぞれにいい味だしてて、面白、いい〜!
真面目にギャグを飛ばしてるかのよう…(^^)
しかし…やっぱり私は一番下の妹きなこ(仮名)が断然好き╰(*´︶`*)╯♡
本中のきなこ(仮名)の会話に何度ブハーとふきだしたことか。
いっぱいあったのでひと笑いだけ記す
“「日が長くなったね」と話していたので、夏至について丁寧に説明。一定の理解を得られたようなので「じゃあ反対に一年で一番短い日は?」って試してみたら、うちのむすめが「げしの反対だから、げせぬ」と答えた。感心した” 感心する母も母だが、私も感心してしまった(^^;;笑” 他にもいくつも、笑い漏れるシーンはあるのだが(息子たちも含め)この本を読まれたら、思い思いに笑って和んでほしいと思う。
子どもたちの天真爛漫さにも笑えるが、作者宮下さんの返しと捉え方がいい!
トムラウシだけじゃなく、北海道は本当に自然豊かな美しい素晴らしい土地だと思う。
話は逸れるが、私は『北の国から』というドラマが大好きだ!とは言え、リアルタイムでドラマを観てた訳ではなく何年か前、BSで再放送していたのを、きっちり録画までして(多分、全話録画したと思う?)
北海道の田舎というだけでなく時代的にも少し古くはあるけれど、どの時代を越えても引き継がれてほしいと思うこのドラマ!個人的意見と言われてもいい!私は録画してあるこのドラマを何回観ても泣いてしまう( ; ; )何が大切かを考えてしまう。
美しい自然を背景に、偉大な自然に囲まれたここでしか得ることの出来ない体験や季節の彩り、厳しさと広大過ぎる自然の土地に圧倒される、人間模様も意外と厳しい!(◎_◎;)
それでも、とにかく癒されるのだ!北海道という地でのびのびと生きてゆく人の姿、そしてその背景に大自然が悠々と息づいてるのを感じる…一体となって心に沁みてくる。
本作を読んでいたら、住んでもいないくせに、妙に懐かしい香りを運んできてくれた気がして、思い出に耽ってしまった、「北の国…ドラマの⁉︎」
こんなに自然は素晴らしいけど、暮らすことは絶対出来ないと思うほど、本を読んでも、ドラマを観ても過酷である暮らし。
でも憧れは尽きない。
初めて北海道ツアー旅行に行った時、あまりの広大な自然の中の美しい景色に心奪われたのは言うまでもない。車窓から景色を飽きずにずっと眺めている私にツアーガイドさんは
「ホント、畑好きなんですね!」と笑いながら言われた。畑が好きというか…(・_・;
普段見ることの出来ない広々とした美しい景色に魅入ってしまう訳だけど…北海道って不思議だ!
北海道という地にすっぽり包まれているような感覚になる。
「北海道って本当いいよね!広大で見渡す限りの自然溢れたどこまでも続く景色がたまらない、食べ物も美味しい(*^o^*)」同じく北海道好きの友達と話してたら、もう一方の友達が唐突に言った「私は寒いのは嫌!やっぱり、私は南の島が好き。」
「えっ!あ、そう…私は北海道旅行5回目になるけど(まだ5回目かい⁉︎)寒いけど北海道いいよね〜」北海道好きって言ってた友達を振り返ったが「う…うん、でも、私も近頃寒さに弱いかなって思って、、」モジモジ(´⊙ω⊙`)
確かに…私も寒さには弱いのだ_| ̄|○
実は沖縄だって大好きなのだ(^_^;)
いやいや、本作は北海道のトムラウシが舞台の物語… トムラウシは日本名山のひとつで、大雪山国立公園に指定されている。
アイヌ語でカムイミンタラ
『神々の遊ぶ庭』と呼ばれる美しい山
それがほぼタイトルになっている。
装丁は名久井直子さん装画は布川愛子さん
とても可愛くて素敵です♪タイトルとカバーだけで手に取ってしまいそうな本です(^。^)
本中から抜粋…
『しあわせって、たぶんいくつも形があるんだろう。大きかったり、丸かったり、ぴかぴか光っていたり。いびつだったり。変わった色をしていたりもするかもしれない。そういうのをそのまんまで楽しめるといいとつくづく思った。』
これはトムラウシに暮らした家族の物語りでもあった。長編作品ではないが、一年間の家族の濃密な時間が窺える。
素敵な家族に囲まれて…一年限定なら(^^;;
暮らしてみたいと思える
妄想、山村留学体験だけは出来ます。-
さてさてさん、こんばんは!
コメント頂き、とても嬉しい♪ありがとうございます。
さてさてさんの秋の特別対談形式のレビュー
とても楽しく拝見致...さてさてさん、こんばんは!
コメント頂き、とても嬉しい♪ありがとうございます。
さてさてさんの秋の特別対談形式のレビュー
とても楽しく拝見致しました(о´∀`о)
いつも凝った笑いありの素晴らしいレビューに感心⁉︎
羨望するばかり…(*ꆤ.̫ꆤ*)♥
トムラウシ!私も行ったことがないけど…
憧れの土地ですよね♡
宮下家の決断力が凄いですが、
実際に生活や仕事のことを考えると”どうするんだ⁉︎”
確かにそうですよねσ^_^; 笑
でも…この本の中では夢のある素敵な妄想出来る時間
もらえて良かった〜♪と私も思いました。
そんな思いを共有出来たことも嬉しいです♪2022/10/08 -
horomida2さん、ありがとうございます。
そうなんですよね、私も行ってみたいとは思っても行動がとても伴わないです。宮下さんの旦那さん...horomida2さん、ありがとうございます。
そうなんですよね、私も行ってみたいとは思っても行動がとても伴わないです。宮下さんの旦那さんは、仕事辞めたわけですよね。お子さんたち、これからお金がかかるというところでです。すごい行動力!もちろん、家計状況を自分基準で判断してしまうとミスリードはありそうですが、それにしてもすごいなぁと。私もすっかり妄想世界を楽しませていただきました。さてさて×さて菜では、三日ともたないとも思いました(笑)
また、よろしくお願いします!2022/10/08 -
さてさてさん٩꒰๑❛▿❛ ॢ̩꒱
こちらこそよろしくお願いします。
さてさて×さて菜さんのコンビ愛も可笑しくって(^.^)
ほっこり、妄想し...さてさてさん٩꒰๑❛▿❛ ॢ̩꒱
こちらこそよろしくお願いします。
さてさて×さて菜さんのコンビ愛も可笑しくって(^.^)
ほっこり、妄想して楽しませていただきました♪2022/10/08
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宮下奈都さんの作品を読むのは初めてです。
とても柔らかい文章。ふんわりした感じがとても気持ち良い。本作はエッセイです。北海道のかなり奥地の山間部の方へ約一年移住された時の記録なのですが、家族を含め登場人物がとても個性的に描かれていてまるで小説のようなエッセイ。
柔らかな文章の中に、厳しく過酷な大自然が隠れています。そして時々その姿を現す。
ゆったりとした時間の流れの中で人が生きていくことの厳しさや家族の関係、子供達の成長過程、ご近所さんとのお付き合い、そういった様々なことが柔らかなタッチの文章に包み込まれている。同時に鋭い観察力からもたらされる、有無を言わせぬ宮下さんの感想(意見?)。
宮下さんの柔らかい文章には様々な思いが込められているような、そんな感じがしてきました。とてもいい味なのです。上手く表現できないのがもどかしい。
明らかに実際の生活に根ざしたエッセイ。母としての目線もおおらかですね。
宮下家の各種イベントの引き金になっている「夫」さんという人がどういう人なのか?掴みきれません。「不思議ちゃん」的な描かれ方をしているのですが、この「夫」さんがエッセイ集の、というか宮下家の主旋律になっている。
エッセイの中に「ばれる」という題名があり、「校長先生にこの連載がばれた。」とありました。少し時間差はあるけれど同時並行的にこのエッセイが雑誌に連載されていたのですね。描かれた人達が少しの時間をおいて自分達のことを読んでいる、難しかっただろうな、書くのは。 -
日記風のエッセー。
北海道大雪山の麓に家族5人で山村留学した体験記。しかも1年間という期間限定。
好むと好まざるとにかかわらず自然環境の厳しい地で生きている人達はいる。そんな人達の中からは(体験観光の域を出ない)等という揶揄的意見も聞こえてきそうだ。
しかしロングステイだからこそ見える景色もある。地元にも微風ながら新しい風も吹く。
アイヌ民族の自然観がうかがえる《神さまたちの遊ぶ庭》のタイトルに惹かれ手にした一冊。
ユーモアたっぷりの中にも、自然に対する畏敬の念も感じられ壮大な景色も見える。
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北海道の山奥に家族で山村留学。そう簡単にできることじゃない。でも宮下家は決断し実行!「自然の中で、家族それぞれが一年をかけて、これからどう生きていくか考えるチャンス。そう思ってもいい気がした」この柔らかい思考〜〜いいなぁ!
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電車の中で読んでいて、面白くてニンマリした本。北海道で暮らした1年をまとめたエッセイ本。濃い!臨場感たっぷり&ユーモアたっぷりで、少しの退屈もなくサクサク読み進められた。
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「神様たちの遊ぶ庭」ってタイトルが素敵すぎて、エッセイだと知らずに読み始めたけど、事実は小説よりも奇なり、とはこのことかもしれない。
下手なフィクションより全然おもしろい。書き手の技量の問題ではあるかもしれないけど、やっぱり宮下さん好きです。
宮下さん一家5人が北海道のトムラウシで山村留学をした1年間のお話。
北海道の大自然と、人の温かさがほんとに素晴らしい。でも宮下チルドレンが何よりおもしろすぎる。
個人的には次男ボギー大好きです。漆黒の翼で吹いて、英国紳士で厨二病を確信したけど、なんでボギーって呼ばれてるの?そこ触れて欲しかったなぁ笑
旦那様も良く言えば常識にとらわれない、悪く言うと計画性のない感じ、、他人事だから楽しんで読めるけど、家族仲良くて何よりです笑
「羊と鋼の森」はトムラウシ産らしい。そういう気持ちでもういっかい読もうかな笑
いい場所で書くものっていいものになるんだろうなと思わざるを得ない。いや、もちろん宮下さんの力なんだけどね。
著者プロフィール
宮下奈都の作品






ご無沙汰しております。
レスできておらず、申し訳ございません。
ぼけを交えた対談、これはきっとさてさてさん家の日々を表...
ご無沙汰しております。
レスできておらず、申し訳ございません。
ぼけを交えた対談、これはきっとさてさてさん家の日々を表しているのではないかと思いました。
なんともうらやましいです。なんだかんだ言ってほのぼのしていて愛がある!
宮下さんのこの本もそうなんですよね。
私はこの本で泣いてしまいました。
どうしてだかわからない。でも、でも。なんですよね~
半年に一回目処で対談企画を入れるようにしています。さて菜登場で、確かにリアルな我が家にも見えるかもしれま...
半年に一回目処で対談企画を入れるようにしています。さて菜登場で、確かにリアルな我が家にも見えるかもしれませんね。ヤバいかもしれません(笑)
宮下さんの作品、”ほのぼのしていて愛がある”、上手いことおっしゃっいますね。でも本当にそうだと思います。この優しい作品世界は特別なものがあります。この作品で涙される感覚もわかります。小説ではなくて実話、エッセイに分類されるのだと思いますが、言われなければ小説にも読めます。家族愛に満ち溢れた優しい世界、良いなあと私も思います。一方で今回合わせて読んだ「終わらない歌」では、熱量をとても感じる宮下さんに出会えました。それでもやっぱり”ほのぼのしていて愛がある”方だと思いました。
ほぼコンプリートしてしまったので新作が出ないかなあ…と願う作家さんの一人です。
コンプリート、ですね。
おめでとうございます。
また、力作レビュー、いつもありがとうございます!
そのうえ、なんと面...
コンプリート、ですね。
おめでとうございます。
また、力作レビュー、いつもありがとうございます!
そのうえ、なんと面白いことか。。。
今後ともよろしくお願いしますね。