二十年かけて君と出会った: CFギャング・シリーズ (光文社文庫 き 1-58 CFギャング・シリーズ)
- 光文社 (2017年9月8日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334775070
感想・レビュー・書評
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雪の夜、流葉亭にやってきた女性は爽太郎の中学時代の級友だった
菜摘は爽太郎に日本に初上陸するアメリカの大手ファッションブランドの広告制作を依頼する
ライバル会社の派手な広告戦略が明らかになるなか、ロケハンに飛んだハワイで爽太郎がつくりあげたキャッチフレーズはファッション広告の概念をひっくり返す一行だった
“広告界の問題児”流葉爽太郎が活躍するCFギャングシリーズ
1985年のスタートから21作目、新たなシーズンがはじまる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雪が降り始めた冬の夜、流葉亭にやってきた一人の女性。彼女は爽太郎の中学生時代の級友だった菜摘だった。
「今日は顔を見に来ただけ」と店を後にする菜摘だったが後日、仕事の依頼を持って来た。それは、日本に初上陸する海外ファッションブランドの広告制作の依頼だった。
2017年9月10日読了。
幼馴染みの菜摘の登場で、CFギャングシリーズが新展開に突入です。
ひとつは爽太郎の気質を充分に理解している菜摘の登場。そして、常にこだわりを持って作品を作ってきた爽太郎が見せるさらなる深化。
軽快なフットワークもほどよく残しつつ、どっしりとした大人の雰囲気が出てきました。
これからの爽太郎と菜摘の関係性がどう作品全体に関係してくるか、とても楽しみです。
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