粗忽長屋の殺人 (光文社文庫)

著者 : 河合莞爾
  • 光文社 (2017年10月11日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334775407

粗忽長屋の殺人 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 河合莞爾『粗忽長屋の殺人』光文社文庫。

    古典落語と安楽椅子探偵の活躍するミステリーとが見事に融合した笑いあり、涙ありの非常に面白い連作短編集。落語の如く『口上』から始まり、『短命の理由』『寝床の秘密』『粗忽長屋の殺人』『高尾太夫は三度死ぬ』と、古典落語をベースにしたミステリー短編四編が描かれる。

    いずれの短編も元になった古典落語の粗筋紹介があり、その後で本編が始まるという懇切丁寧な構成になっている。そして、探偵役を務めるのは大家でもあるご隠居さんの幸兵衛で、その手下となるのが熊五郎と八五郎というのがパターンのようだ。

    河合莞爾というと『デッドマン』から始まる一風変わった警察小説シリーズが有名であるが、こういった巧みな作品も描くのだと大いに感心した。

  • 落語を題材にミステリ風にしたお話。
    現代と落語の時代を混ぜ込んだような話が面白い。

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