白日の鴉 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 29
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (607ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334775537

感想・レビュー・書評

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  • 福澤徹三『白日の鴉』光文社文庫。

    痴漢冤罪を描いた警察・法廷小説。600ページにも及ぶボリュームに、どんな展開が描かれるのか興味があったのだが、最後まで面白く読むことが出来た。登場人物が皆細い糸でつながっていくところが見事。

    製薬会社のMR・友永孝が電車の中で見知らぬ男女に痴漢の疑いをかけられる。友永を逮捕した新人巡査の新田真人、老弁護士の五味陣介らの活躍により少しずつ明らかになる事件の真相…

    テレビドラマの原作。

  • 仕組まれた痴漢冤罪とたたかう会社員、それを影から支える新人警官と、
    法廷でたたかう爺さん弁護士、自分たちの犯罪の露見を恐れて冤罪を仕組んだ悪徳医師と薬屋とチンピラ、
    という医療と警察・裁判が絡んだ骨太な小説です。

    20180228

  • 冤罪の疑いのあるMRの友永を救うため、本来逮捕した立場の新人巡査・真人と落ちぶれた弁護士・五味が奮闘する作品。
    タイトルにある通り、こういった犯罪では不在証明が本当に難しい。しかし、真人はほんの小さなきっかけから、冤罪事件を晴らそうとする。
    物語自体は良く出来ている思うが、友永が拘置所や留置所で過ごす様子が細かく描かれている分、話の展開にスピードを感じられず、中だるみをしてしまう部分も。
    600ページに渡る大作への作者の思いも分かるが、もう少しまとめた方が、より面白い作品になった気がする。

  • 綿密な取材に基づいた、読み応えのある小説。

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著者プロフィール

福岡県北九州市生まれ。作家。営業、飲食、アパレル、コピーライター、デザイナー、専門学校講師など、20種類以上の職業に就いた後、小説家としてデビュー。代表作は原作小説「侠飯」シリーズ(文春文庫)。

「2017年 『侠飯(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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