黒猫の小夜曲 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 1984
感想 : 121
  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334775988

感想・レビュー・書評

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  • ★3.5

    黒毛艶やかな猫として、死神クロは地上に降り立った。
    町に漂う地縛霊らを救うのだ。
    。記憶喪失の魂、遺した妻に寄り添う夫の魂、殺人犯を追いながら死んだ刑事の魂。
    クロは地縛霊となった彼らの生前の未練を解消すべく奮闘するが、
    数々の死の背景に、とある製薬会社が影を落としていることに気づいて―。
    迷える人間たちを癒し導く、感動のハートフル・ミステリー。

    優しい死神の飼い方の続編でした。
    優しい死神の飼い方を読んでとても良かったので続編のこちらの本を購入しました。
    前回は犬の姿で地上に舞い降りましたが、今回は黒猫です。
    あの感じの悪い道案内の彼なのだと思うと笑えちゃいました。
    今回も人と接する内に人間の心の機微や愛情を理解し始めた彼。
    その姿に笑ったり、ウルッとしたり楽しく読み進める事が出来ました。
    本当に、こんな風に道案内が来てくれるのかなぁ。
    来て欲しいなぁ。

  • 地縛霊を未練から解放して<我が主様>のもとに魂を返すために、黒猫の姿に変えられ地上に降りた<道案内>、猫名クロ。
    愛情とか信頼とか、非合理的考えをもつ人間を、初めは理解できずにいたが、地上での飼い主<白木麻矢>との生活の中で非合理な人間の暖かさを知る。魂の解放が徐々に1つの事件につながり思いがけず内容はミステリーだった。
    読みやすくわかりやすいストーリーだった。

  • 黒毛艶やかな猫として、死神クロは地上に降り立った。町に漂う地縛霊らを救うのだ。記憶喪失の魂、遺した妻に寄り添う夫の魂、殺人犯を追いながら死んだ刑事の魂。クロは地縛霊となった彼らの生前の未練を解消すべく奮闘するが、数々の死の背景に、とある製薬会社が影を落としていることに気づいて…。迷える人間たちを癒し導く、感動のハートフル・ミステリー。

  • 『優しい死神の飼い方』の続編。

    前作で、主人公・レオの“同僚”として登場していた“魂の案内役”の彼が、黒猫・“クロ”として降臨(左遷?)。地縛霊達の未練を解消すべく奮闘します。

    “白木麻矢”の肉体を借りている、“記憶喪失”の地縛霊を相棒に、死者達の魂を成仏させていきますが、彼らの背景にとある製薬会社に絡む殺人事件が繋がってくることから、事件の真相を追う事になるクロ。殺された面々が関わっていた“秘密の研究”とは・・・?
    前作よりミステリ色が強めで、数々の伏線の回収も楽しめます。クロのあからさまなミスリードもご愛敬かな。
    前作のレオも登場して、なかなかいい仕事をしているのも“ニヤリ・ポイント”です。
    最初は人間に対して、ドライな態度だったクロが麻矢と一緒に過ごすなかで人間の優しさに触れ、友情に目覚めていくところは温かな気持ちにさせてくれますね。
    そして、自称“高貴な存在”なのに、猫の習性がついつい出てしまうクロが可愛くて、口元が緩んでしまいます。
    レオとクロのコンビプレイが見たいので、さらなる続編を希望します~。

  • 最初、猫が喋っていて入っていけるかな?と思いましたが(ファンタジー系は苦手なもので…)、読みやすい作品でした。
    事件の真相も最後の方まで予測できず、面白かったです。

  • 面白い作品でした。

    魂を天国へ連れて行く案内人が、猫の姿となって地上に降り、地上で出会った魂を意識不明の少女へと入れて、他の魂たちを成仏させていく物語です。

    最終的に物語が1つに繋がり、まとまりがありました!
    後半になるにつれて、先が気になり楽しく読むことができました。

  • 知念実希人さん「黒猫の小夜曲」読了。シリーズ二作目、今回は黒猫の体を借りて『我が主様』のもとへ魂を送る死神の物語。主人公は前作レオの知り合いで、論理的に物事を考える死神クロ。カラスに襲われていたところを助けられた地縛霊とともにあるお家に入り込むのだが。。面白かったです。前作と比べて地縛霊のつながりが複雑で、ミステリー色が濃いように思いました。黒猫の言葉遣いや行動が面白く、物語が進むにつれて徐々に考えが変わってくるところやラストの『仕事』については、心が温かくほっこりしました。また続編、読みたいな。

  • 「優しい死神の・・・」はわんこでしたが、こちらはにゃんこです。
    もふもふの黒猫。肉球はぷにゅぷにゅ。
    わんこもところどころでてくるので、前作が気に入った人ならこちらもよむべし。
    20180131

  • 黒にゃんこが死神なのです‼︎
    それだけで読むのにウキウキしちゃう⭐︎
    そして本格ミステリ!
    迷っている魂を送る度に謎が謎を呼んで、謎が解けていく。
    あーっという間に読めてしまう面白さでした♪

  • ちょっとキザな黒猫は
    なんだか笑ってしまうけど、
    読み終わった後は、いい気分だった。

    自分のところの黒猫は、
    猫集会の猫達と同じようでも可愛いが、
    きっと言葉を話す黒猫も
    可愛いんだろう。

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著者プロフィール

1978年、沖縄県生まれ。東京都在住。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi(上・下)』で、18年、19年、20年本屋大賞連続ノミネート。『優しい死神の飼い方』『時限病棟』『リアルフェイス』『レフトハンド・ブラザーフッド』『誘拐遊戯』『十字架のカルテ』『傷痕のメッセージ』など著書多数。今もっとも多くの読者に支持される、最注目のミステリー作家。

「2021年 『硝子の塔の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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