黒猫の小夜曲 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 2987
感想 : 186
  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334775988

感想・レビュー・書評

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  • 「優しい死神の飼い方」の続編です。

    前作は犬のレオが主役でしたが、今回は猫のクロが主役となっています。

    夫婦の別れや恋人との別れ等、本当に辛い話だった。

    ミステリーとしても面白く、最後まで息をつけない物語でした。

  • ★5 ワンコの次は猫ちゃんが大活躍! 未練や所業にまみれた人間たちとキュートな黒猫の物語 #黒猫の小夜曲

    良くできています、さすがっ
    前作も面白かったですが、さらに磨き上げた傑作!

    可愛らしいキャラクターが活躍する中、さらにライトな読み口。それでも物語やミステリーとしても濃厚になっており読みごたえもバッチシです。
    前作のレオも登場して相変わらずの可愛さぶりを発揮。クロとのやり取りも面白く、処々ニンマリさせていただきました。

    また本作はストーリーも凝っていて綺麗ですね、ファンタジーだけに頼らずしっかりと練りこまれたお話に唸りました。お医者さんならではの視点や情報、伏線の差し込みや、話の展開も上手で、流石知念先生らしいプロの技術が垣間見えれました。

    本シリーズはやっぱり主人公の黒猫と各登場人物が魅力的に描かれているところがとにかく最高! 徐々に人間や地縛霊と交流を深めていくうち、人間たちの理不尽な行動の意味を知り、成長していく姿がなんとも可愛い。

    このシリーズを読むと、死ぬのが少しだけ怖くなくなるんですよね、自分の死に際にも、レオかクロに迎えに来て欲しいなぁ。

    次回作はまもなく発売とのことで、たぶんレオとクロのコンビでのお話になりそうですね。期待しています。優しい気持ちになれるミステリー、人生に疲れた人に是非お勧めの作品でした!

  • 死神シリーズ第2弾!
    前はワンちゃんやったけど、次は黒猫ちゃん!
    前のワンちゃんに入っていた死神さんの時に出てた同僚の死神が黒猫に。
    親切にしてくれた地縛霊を期間限定で寝たきりの人の体に乗り移らせパートナーに。
    それを聞くと黒猫のホントの宿主は、どこ行ったんかが気になるな。その宿主も眠ってるのか?

    魂を主のもとに、運ぶのが役目だったのに、人間の感化され…というか、人間の魅力にか…
    合理的な考えから、もう少し人間的な考え。ええ事も悪い事もあるけど。
    しっかりミステリーしてるけど、ホロっとさせる感じで良い!
    友達のワンちゃんにも助けられ、これからも頑張って、地縛霊の未練を解決してな。(成仏させる)

    「なんて馬鹿な話なんだ。金なんかのために他人を傷つけ、自分の魂を穢すなんて。いつかは人間は死ぬんだよ。その時、いくら大金を持っていても、なんの意味もないじゃないか」

    • ひろさん
      ultraman719さん、はじめまして。ひろと申します。
      たくさんのいいね!とフォローありがとうございます。
      どうぞよろしくお願いします♪
      ultraman719さん、はじめまして。ひろと申します。
      たくさんのいいね!とフォローありがとうございます。
      どうぞよろしくお願いします♪
      2022/12/10
    • ultraman719さん
      ひろさん

      はじめまして!
      急に「いいね!」の連打すみません…
      同じのを読まれていると、つい(^^;;

      こちらこそ、よろしくお願いします!
      ひろさん

      はじめまして!
      急に「いいね!」の連打すみません…
      同じのを読まれていると、つい(^^;;

      こちらこそ、よろしくお願いします!
      2022/12/10
  • ★3.5

    黒毛艶やかな猫として、死神クロは地上に降り立った。
    町に漂う地縛霊らを救うのだ。
    。記憶喪失の魂、遺した妻に寄り添う夫の魂、殺人犯を追いながら死んだ刑事の魂。
    クロは地縛霊となった彼らの生前の未練を解消すべく奮闘するが、
    数々の死の背景に、とある製薬会社が影を落としていることに気づいて―。
    迷える人間たちを癒し導く、感動のハートフル・ミステリー。

    優しい死神の飼い方の続編でした。
    優しい死神の飼い方を読んでとても良かったので続編のこちらの本を購入しました。
    前回は犬の姿で地上に舞い降りましたが、今回は黒猫です。
    あの感じの悪い道案内の彼なのだと思うと笑えちゃいました。
    今回も人と接する内に人間の心の機微や愛情を理解し始めた彼。
    その姿に笑ったり、ウルッとしたり楽しく読み進める事が出来ました。
    本当に、こんな風に道案内が来てくれるのかなぁ。
    来て欲しいなぁ。

  • 死神シリーズ第2弾。
    未練を残したままこの世を去った人たちの魂を解き放つため黒猫として地上に舞い降りた死神クロ。
    それぞれの死がひとつの事件で繋がっていき…
    ミステリーだけでも十分面白い。そこにクロの人間らしさも相まって心が温まる。レオの登場も嬉しかった。

  • 黒猫として死神クロは地上に降りたった。
    街に漂う地縛霊らを救うのだ。
    クロが可愛くて癒しでもあり、感動でした。
    前回優しい死神の飼い方に登場した、レオも出てきて今作更に面白くなってました。

  •  前作『優しい死神の飼い方』では、魂を主のもとへ導く死神が犬(レオ)の姿を借りていました。
     本作は上記前作の続編に位置付けられていますが、死神が黒猫のクロになっています。未練に縛られた地縛霊を、消滅させず道案内する任務は同じですが、前作を知らずとも単独で楽しめる内容だと思います。
     ハートフル・ミステリーというカテゴリーがあるのかどうか分かりませんが、その言葉がピッタリな物語なのは前作同様です。ただ、前作以上にミステリー度合いが上がり、死神と関係なく別の作品が出来上がる気もします。でも、ネコの姿の死神が関わることで、話が重くならないのですね。結末は温かく美しく、世の中捨てたもんじゃないよね、と思わせてくれます。
     何かにこだわることは必要と考える自分ですが、欲・執着・未練など、程々がいいんだなぁと思います。地縛霊にならないためにも…(笑)。

    • おびのりさん
      NO Bookさん、こんばんは。
      今日は、知念さんを読ませていただきました。
      いつも、多くのいいね ありがとうございます。私は、もうほとんど...
      NO Bookさん、こんばんは。
      今日は、知念さんを読ませていただきました。
      いつも、多くのいいね ありがとうございます。私は、もうほとんど新刊は購入しないで、図書館で、予約が少ない物を借りていて、地味な本棚で役に立たず、申し訳ないなと思ってます。地道に読んでいきますので、よろしくお願いします。m(_ _)m
      2023/01/27
  • 「優しい死神の飼い方」からシリーズ第2作となる本作を続けて読み終えました。

    基本的な構成は前作同様です。

    そんな本作で活躍する死神は黒猫の体を借り、クロと名付けられます。

    地縛霊の「未練」を解消する、まさに魂の救済。

    製薬会社を舞台に次々と関係者が殺され、地縛霊となっていく中でたどり着いた真実。

    クロの名付け親であり、友達となった沙耶香。

    全ての謎が解けた後に待つのはクロと沙耶香の別れ。

    同じ流れで進んでいく本作でしたが、クロのピンチに登場しましたね、レオが。

    こう来ればシリーズ最新作ではレオ&クロがガッツリ活躍するんだろうなぁ。

    さて、お風呂に入って「死神と天使の円舞曲」を読み始めよう♪


    説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    黒毛艶やかな猫として、死神クロは地上に降り立った。町に漂う地縛霊らを救うのだ。記憶喪失の魂、遺した妻に寄り添う夫の魂、殺人犯を追いながら死んだ刑事の魂。クロは地縛霊となった彼らの生前の未練を解消すべく奮闘するが、数々の死の背景に、とある製薬会社が影を落としていることに気づいて―。迷える人間たちを癒し導く、感動のハートフル・ミステリー。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    知念/実希人
    1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。’12年、同作を改題した『誰がための刃』で作家デビュー。「天久鷹央の推理カルテ」シリーズが人気を博し、『仮面病棟』は2015年啓文堂書店文庫大賞を受賞、ベストセラーに。今もっとも新作が待たれる、大注目の作家のひとり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • 死神シリーズ第2弾! 前作よりミステリー要素も濃い目でこちらの方が好み(ただの猫好き)。第一章から泣かされた...。第四章は伏線の回収を含めた怒涛の展開。
    人間って不合理な生き物ですね...。続編があるなら次の主人公どんな動物なんだろう?

  • 死神シリーズの第二弾。レオの推薦により黒猫(クロ)となった「魂の案内人」。
    クロの猫としての描写とクロ自身のキャラクター(流行り好きで不器用)がとても可愛くて、レオに劣らずのツンデレ具合も最高でした。
    特に今回は夫婦・恋人・家族・友達との哀しい別れが印象強く、
    読んでいて辛い気持ちとなりましたが前向きにもなれるお話ばかりでした。
    また、第一弾よりミステリー要素が強く、犯人はなんとなく予想できましたが、違う方でやられました…。
    このシリーズ作品を読むたびレオとクロにたまらなく会いたくなります。(いや、会っちゃダメか…)

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著者プロフィール

1978年、沖縄県生まれ。医師。2011年、第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞し、『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビュー。その他の作品に『ブラッドライン』、『優しい死神の飼い方』、『天久鷹央の推理カルテ』などがある。

「2022年 『祈りのカルテ 再会のセラピー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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