黒猫の小夜曲

  • 光文社 (2018年1月11日発売)
3.99
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784334775988

作品紹介・あらすじ

黒毛艶やかな猫として、死神クロは地上に降り立った。町に漂う地縛霊らを救うのだ。記憶喪失の魂、遺した妻に寄り添う夫の魂、殺人犯を追いながら死んだ刑事の魂。クロは地縛霊となった彼らの生前の未練を解消すべく奮闘するが、数々の死の背景に、とある製薬会社が影を落としていることに気づいて―。迷える人間たちを癒し導く、感動のハートフル・ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 「優しい死神の飼い方」の続編です。

    前作は犬のレオが主役でしたが、今回は猫のクロが主役となっています。

    夫婦の別れや恋人との別れ等、本当に辛い話だった。

    ミステリーとしても面白く、最後まで息をつけない物語でした。

    • きたごやたろうさん
      raindropsさんへ

      オイラも積読がココだけで800冊を越えてます…。
      raindropsさんへ

      オイラも積読がココだけで800冊を越えてます…。
      2025/11/28
    • raindropsさん
      それはだいぶ余命がいりますね 笑
      それはだいぶ余命がいりますね 笑
      2025/11/28
    • きたごやたろうさん
      raindropsさんへ

      笑!
      ココに来るたびに積読が増えていく!
      raindropsさんへ

      笑!
      ココに来るたびに積読が増えていく!
      2025/11/29
  • 前作を読んだのがかなり前だったので少し内容を忘れていたけど思い出す事ができました。連作短編集でだんだん物語が繋がっていくところがこの本の醍醐味ですね。また、前作に登場したレオも再登場して活躍するので面白いです。今回は前回よりもミステリー感強めて最後の方はドキドキしながら読みました。

  • 死神シリーズ第2弾!
    前はワンちゃんやったけど、次は黒猫ちゃん!
    前のワンちゃんに入っていた死神さんの時に出てた同僚の死神が黒猫に。
    親切にしてくれた地縛霊を期間限定で寝たきりの人の体に乗り移らせパートナーに。
    それを聞くと黒猫のホントの宿主は、どこ行ったんかが気になるな。その宿主も眠ってるのか?

    魂を主のもとに、運ぶのが役目だったのに、人間の感化され…というか、人間の魅力にか…
    合理的な考えから、もう少し人間的な考え。ええ事も悪い事もあるけど。
    しっかりミステリーしてるけど、ホロっとさせる感じで良い!
    友達のワンちゃんにも助けられ、これからも頑張って、地縛霊の未練を解決してな。(成仏させる)

    「なんて馬鹿な話なんだ。金なんかのために他人を傷つけ、自分の魂を穢すなんて。いつかは人間は死ぬんだよ。その時、いくら大金を持っていても、なんの意味もないじゃないか」

    • ひろさん
      ultraman719さん、はじめまして。ひろと申します。
      たくさんのいいね!とフォローありがとうございます。
      どうぞよろしくお願いします♪
      ultraman719さん、はじめまして。ひろと申します。
      たくさんのいいね!とフォローありがとうございます。
      どうぞよろしくお願いします♪
      2022/12/10
    • ultraman719さん
      ひろさん

      はじめまして!
      急に「いいね!」の連打すみません…
      同じのを読まれていると、つい(^^;;

      こちらこそ、よろしくお願いします!
      ひろさん

      はじめまして!
      急に「いいね!」の連打すみません…
      同じのを読まれていると、つい(^^;;

      こちらこそ、よろしくお願いします!
      2022/12/10
  • ★5 ワンコの次は猫ちゃんが大活躍! 未練や所業にまみれた人間たちとキュートな黒猫の物語 #黒猫の小夜曲

    良くできています、さすがっ
    前作も面白かったですが、さらに磨き上げた傑作!

    可愛らしいキャラクターが活躍する中、さらにライトな読み口。それでも物語やミステリーとしても濃厚になっており読みごたえもバッチシです。
    前作のレオも登場して相変わらずの可愛さぶりを発揮。クロとのやり取りも面白く、処々ニンマリさせていただきました。

    また本作はストーリーも凝っていて綺麗ですね、ファンタジーだけに頼らずしっかりと練りこまれたお話に唸りました。お医者さんならではの視点や情報、伏線の差し込みや、話の展開も上手で、流石知念先生らしいプロの技術が垣間見えれました。

    本シリーズはやっぱり主人公の黒猫と各登場人物が魅力的に描かれているところがとにかく最高! 徐々に人間や地縛霊と交流を深めていくうち、人間たちの理不尽な行動の意味を知り、成長していく姿がなんとも可愛い。

    このシリーズを読むと、死ぬのが少しだけ怖くなくなるんですよね、自分の死に際にも、レオかクロに迎えに来て欲しいなぁ。

    次回作はまもなく発売とのことで、たぶんレオとクロのコンビでのお話になりそうですね。期待しています。優しい気持ちになれるミステリー、人生に疲れた人に是非お勧めの作品でした!

  • 素晴らしい!1作目に続いて本作もなかなか出ない星5です!前回よりもミステリー色強めで惹き込まれました。レオのキャラもとても良いですが、クロも負けず劣らず素晴らしかった!愛嬌あって可愛いです。にゃー。1作目ではもっと英語ばっか話すやつかと思いましたが意外と会話は普通に出来て安心しました。今回も設定や構成がとにかく秀逸です。人の未練を果たす為に殺された経緯と原因を解明していくわけですが、その過程で人の暖かさや優しさに触れ成長していくクロの描かれ方がとても好きです。殺人事件の解明、謎、トリック、ファンタジー、人との触れ合いや感情、猫。犬。様々な要素が折り重なって完成されているのが本当に素晴らしい。本作も楽しんであっという間に読み終えてしまいました。3作目も読みたいと思います!

  • ★3.5

    黒毛艶やかな猫として、死神クロは地上に降り立った。
    町に漂う地縛霊らを救うのだ。
    。記憶喪失の魂、遺した妻に寄り添う夫の魂、殺人犯を追いながら死んだ刑事の魂。
    クロは地縛霊となった彼らの生前の未練を解消すべく奮闘するが、
    数々の死の背景に、とある製薬会社が影を落としていることに気づいて―。
    迷える人間たちを癒し導く、感動のハートフル・ミステリー。

    優しい死神の飼い方の続編でした。
    優しい死神の飼い方を読んでとても良かったので続編のこちらの本を購入しました。
    前回は犬の姿で地上に舞い降りましたが、今回は黒猫です。
    あの感じの悪い道案内の彼なのだと思うと笑えちゃいました。
    今回も人と接する内に人間の心の機微や愛情を理解し始めた彼。
    その姿に笑ったり、ウルッとしたり楽しく読み進める事が出来ました。
    本当に、こんな風に道案内が来てくれるのかなぁ。
    来て欲しいなぁ。

  • 「優しい死神の飼い方」の続編です。
    順番に読むのがおすすめ。
    前作に続き動物の感情と行動がリアルでほっこりするところがあります。
    物語自体は前作の方が良かったかな。
    (ハードル上がってたかもですけど)

  • ☆4

    シリーズ第2弾

    前作(第1弾)を読了してからかなり経っていたのですが、来月に第3弾が文庫化されるとのことで、「早く読まなくては!」とこちらの第2弾を手に取りました。

    読み進めていくうちに前作の内容が少しずつ思い出されてきて、「ああ~こんな感じだったなぁ(レオがしゅうくりいむが好きだったり…)」と最後まで楽しく読ませて頂きました!(クロの可愛さにたくさん癒されました♡)
    第3弾も今から読むのがとても楽しみです❁⃘*.゚

  • 死神シリーズの第2弾。
    前回はゴールデンレトリバーのレオが主人公だったが、今回はその功績が認められ次に派遣され黒猫に憑依したクロが主人公のお話。
    今回も短編で人の魂を救っていくのと同時に、そこに隠された大きな陰謀に挑んでいくというもの。
    一人一人の心に触れながら事件の真相に迫っていくミステリー感と人間と関わる内に人間を理解し愛していく成長物語や前回から続くファンタジー感とミステリーのロジックが上手い具合に調和していて面白かったです。最後の沙耶香との別れはとても切なく余韻の残るラストだと思うのと同時に、彼女の体から抜けた麻矢はクロのことをどう認識していたのかが考えさせるような所もとても面白かったです。
    第3弾もあるようなのでそちらも読んでいきたいです。

    最後にこの小説をアニメ化したときの自分なりの声優陣を紹介しますので読む参考にしてください。
    クロ:緒方恵美
    白木麻矢/小泉沙耶香:井上麻里奈
    南郷純太郎:中田譲治
    南郷菊子:島本須美
    千崎隆太:三宅健太
    久住淳:榎木淳弥
    小泉昭良:福島潤
    阿久津一也:福山潤
    桜井知美:宮本侑芽
    峰岸誠:大塚明夫
    レオ:高山みなみ
    レオ・クロの同僚:櫻井孝宏
    レオ・クロの上司:小山力也

  • 死神シリーズ第2弾。
    未練を残したままこの世を去った人たちの魂を解き放つため黒猫として地上に舞い降りた死神クロ。
    それぞれの死がひとつの事件で繋がっていき…
    ミステリーだけでも十分面白い。そこにクロの人間らしさも相まって心が温まる。レオの登場も嬉しかった。

  • 死神シリーズ第二弾。前作が面白かったので手に取った。今回もまた動物になった死神のコミカルさと謎解きのミステリが上手い具合に融合されていて面白かった。
    色々な人の魂に触れて、人間を理解していくクロ。ミステリ部分も前回より強くなっていて、自然とページをめくる手が進んだ。

  • 意外な事件の真相、犯人、記憶喪失の魂の正体に驚いたり、クロの成長にも感動。前作のレオも出てきてほっこり。今作も面白かった!

  • シリーズ2作目。
    今回の主役は黒猫のクロ。

    その他の登場人物は
    南郷純太郎 サウス製薬会長
    小泉昭良 サウス製薬社員(営業部)
    小泉沙耶香 サウス製薬社員(会長秘書)
    阿久津一也 サウス製薬社員(資料室勤務)
    桜井知美 阿久津一也の恋人
    柏村摩智子 小泉沙耶香の妹 後にサウス製薬に入社
    峰岸誠 大学薬学部教授
    白木麻矢 クロのパートナー

    今作はサウス製薬で研究されて新しく出来る薬品をめぐっての物語。
    ミステリーなのですが、ファンタジー要素が多いので深刻にならずに楽しめました。
    また、1作目で主役の犬のレオが時々出てくるのがちょっぴり嬉しかったですね。
    近々、シリーズ3作目を読もうと思います。

  • 前作の主人公レオの同僚が、ネコの体に入り、「わが主」の指令、地縛霊の魂の未練をはらし成仏を助けるお話。

    地上に降りて初めて会った地縛霊は記憶喪失。
    記憶がなければ未練がわからず晴らせない。
    その魂に話を聞くと肉体に入れば記憶が戻りそうだということで、主人公は迷ったすえその魂を寝たきりの「女性」の体に入れてしまう。

    魂が入り目覚めた「女性」に「クロ」と名を付けられた主人公。
    その女性を相棒に、地縛霊となった幾人の魂の未練を晴らしていくが思わぬ事件に巻き込まれてゆく。

    ストーリーは各章悲しみあり涙ありで良かったけれど、ミステリの部分はというと少し強引かなとも思った。

    ストーリーには関係ないところで少しくどく思ったのが、クロが「ネコ」という、説明するかのような表現が多めだったこと。それが400頁という内容を薄めている印象で少し残念でした。

    とはいえ読後感は満足しました。

  •  前作『優しい死神の飼い方』では、魂を主のもとへ導く死神が犬(レオ)の姿を借りていました。
     本作は上記前作の続編に位置付けられていますが、死神が黒猫のクロになっています。未練に縛られた地縛霊を、消滅させず道案内する任務は同じですが、前作を知らずとも単独で楽しめる内容だと思います。
     ハートフル・ミステリーというカテゴリーがあるのかどうか分かりませんが、その言葉がピッタリな物語なのは前作同様です。ただ、前作以上にミステリー度合いが上がり、死神と関係なく別の作品が出来上がる気もします。でも、ネコの姿の死神が関わることで、話が重くならないのですね。結末は温かく美しく、世の中捨てたもんじゃないよね、と思わせてくれます。
     何かにこだわることは必要と考える自分ですが、欲・執着・未練など、程々がいいんだなぁと思います。地縛霊にならないためにも…(笑)。

    • おびのりさん
      NO Bookさん、こんばんは。
      今日は、知念さんを読ませていただきました。
      いつも、多くのいいね ありがとうございます。私は、もうほとんど...
      NO Bookさん、こんばんは。
      今日は、知念さんを読ませていただきました。
      いつも、多くのいいね ありがとうございます。私は、もうほとんど新刊は購入しないで、図書館で、予約が少ない物を借りていて、地味な本棚で役に立たず、申し訳ないなと思ってます。地道に読んでいきますので、よろしくお願いします。m(_ _)m
      2023/01/27
  • 黒猫として死神クロは地上に降りたった。
    街に漂う地縛霊らを救うのだ。
    クロが可愛くて癒しでもあり、感動でした。
    前回優しい死神の飼い方に登場した、レオも出てきて今作更に面白くなってました。

  • 死神シリーズの第2弾。前作は犬でしたが今作では猫です。なかなか憎めないキャラになってますね。猫なのである程度街を自由に移動できる強みがありますね。前作の犬になった彼も登場するので、前作が気に入ってるなら楽しめると思います。

  • 「優しい死神の飼い方」からシリーズ第2作となる本作を続けて読み終えました。

    基本的な構成は前作同様です。

    そんな本作で活躍する死神は黒猫の体を借り、クロと名付けられます。

    地縛霊の「未練」を解消する、まさに魂の救済。

    製薬会社を舞台に次々と関係者が殺され、地縛霊となっていく中でたどり着いた真実。

    クロの名付け親であり、友達となった沙耶香。

    全ての謎が解けた後に待つのはクロと沙耶香の別れ。

    同じ流れで進んでいく本作でしたが、クロのピンチに登場しましたね、レオが。

    こう来ればシリーズ最新作ではレオ&クロがガッツリ活躍するんだろうなぁ。

    さて、お風呂に入って「死神と天使の円舞曲」を読み始めよう♪


    説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    黒毛艶やかな猫として、死神クロは地上に降り立った。町に漂う地縛霊らを救うのだ。記憶喪失の魂、遺した妻に寄り添う夫の魂、殺人犯を追いながら死んだ刑事の魂。クロは地縛霊となった彼らの生前の未練を解消すべく奮闘するが、数々の死の背景に、とある製薬会社が影を落としていることに気づいて―。迷える人間たちを癒し導く、感動のハートフル・ミステリー。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    知念/実希人
    1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。’12年、同作を改題した『誰がための刃』で作家デビュー。「天久鷹央の推理カルテ」シリーズが人気を博し、『仮面病棟』は2015年啓文堂書店文庫大賞を受賞、ベストセラーに。今もっとも新作が待たれる、大注目の作家のひとり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • 「この地球上で唯一、自分たちにいつかは『死』が訪れるということを知っている生物が、それを知らない生物たちよりも怠惰に生き、死後に『未練』に縛られる。皮肉なことだね。」
    『優しい死神の飼い方』の続編。
    レオの同僚が黒猫のクロとして人間たちの未練を解消するために奮闘する。

    『優しい死神』と同じように、クロが解消したすべての人間の未練がつながっている。この、読み進めるとどんどんパズルのピースがはまっていって事件が解決する感じがすごく楽しくて一気に読める。

    『優しい死神』に出てきたときにも良いキャラしていたレオの同僚クロがやっぱり可愛い。紳士的というか気障というか。。。
    「……なんでみんな、僕のハイセンスな言葉づかいを理解できないのだろう?」

    このシリーズは【死】がテーマが軸になっていながらも、あたたかくて優しい。(こうやって書いて思ったけど、【死】が暗くて寂しいものだというのは偏見というか、良くないことなのかもしれない・・・)
    未練は残したくないけれど、自分が死ぬときにもこんなふうに道案内されたいなぁと思う。


    「自分が存在する理由が分からない、か。きっとそれは恐ろしいことなのだろう。『道案内』という任務のために創造された僕たちとは違い、人間は最初からなにかのために存在しているわけではない。与えられた短い一生の中で、自らの存在理由と必死に探していかなくてはならないのだ」

  • 面白かった!読んでいると、懐かしい感じがしてたら、ふと、よく読んでいた、三毛猫シリーズを思い出してしまった。心が、暖まる話しだった。

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

知念実希人の作品

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