本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784334777449
作品紹介・あらすじ
アンちゃんがデパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めて八ヶ月。 販売の仕事には慣れてきたけど、和菓子についてはまだまだ知らないことばかりだ。でも、だからこそ学べることもたくさんある。みつ屋の個性的な仲間に囲まれながら、つまずいたり 悩んだりの成長の日々は続きます。今回もふんだんのあんことたっぷりの謎をご用意。待ちに待ったシリーズ第二弾!
みんなの感想まとめ
人との出会いや日常の中で成長していく主人公の姿が描かれています。シリーズ第2弾では、アンちゃんがさまざまなお客さんや店員さんとの交流を通じて、悩みや傷つきながらも自分を見つめ直し、成長していく様子が魅...
感想・レビュー・書評
-
あなたは、『あんこ』が好きでしょうか?
“小豆などの豆類を煮て砂糖を加え練り混ぜたもの”を指す『あんこ』という食材。和菓子に欠かせない『あんこ』は、私たちの生活に喜びを与えてくれる大切な食材です。『あんこ』をご飯の上に乗せて食べるのが好きですと話す同僚には驚きましたが、私も『あんこ』は大好きです。そもそも『あんこ』が嫌いという方に出会ったことがありません。
そんな『あんこ』は小説家の皆さんにも人気の食材のようです。お話を伺ってみましょう。
“昨年も何回か、あんこに助けられました。ものすごく疲れて、お腹がへって、でもしばらく立ち上がれないような気分のとき。大ぶりでふかふかした虎焼きにかぶりついたら、元気が出ました”
そうおっしゃるのは坂木司さん。そんな坂木さんには、『あんこの「こ」を取ったアンと呼ばれている』一人の女性を主人公とした物語があります。累計100万部を突破したと言われる大人気作なこの作品。和菓子の魅力たっぷりに展開する物語に魅了されるこの作品。そしてそれは、”個性的な仲間に囲まれながら、つまずいたり悩んだりの成長の日々”を送る主人公・杏子の物語です。
『そういえば杏子。あんた今日はお休みだったわよね』、『でも、特に予定はないんでしょう?』と母親に言われ、『…ないわけじゃあ、ないけど』と返すのは主人公の梅本杏子(うめもと きょうこ)。そんな杏子に『ヒマだったら一緒に、デパートに行かない?』、『いい催し物があるのよ』と続ける母親は『朝刊の折り込みチラシをすっと差し出』します。『これみよがしに盛り上げられたウニや蟹』の写真に『全国駅弁大会』と書かれたチラシを示して『ね?行きたいでしょ』と言われ『思わずうなづいた』杏子は、『次の瞬間激しく後悔し』ます。そして、『なんでお休みの日にまで』と思いつつも出かけた杏子でしたが、『いつもは見ないお店がいっぱいある』と、『自分の職場と違う系列のデパートを、心から楽し』みます。そんな中、『和菓子の店が出ていることに気がついた』杏子は、『へえ。「新春・和菓子フェア」かあ』と興味を抱きます。そして、『金沢和菓子・柿一』という店に『あ、これ可愛い』と『和菓子らしからぬ包装を見つけて、ふと足を止め』ます。『先に立ち止まっていた男性を接客中の店員』に『いらっしゃいませ』と言われ『ゆっくり見てますから』と答える杏子は、『店員さんは、私と同じか、ちょっと年上くらいの若い男性。接客に慣れていない感じがする。だとしたらなおのこと、急がせるのは可哀想だ』と思います。そんな時、『あのさ。小麦アレルギーの人にお菓子を買っていってやりたいんだけど、ここのには小麦粉が入ってる?』と『先客の男性がいきなりすごい質問をし』ます。『ええと、こちらなんかは大丈夫かとー』と『面食らった』店員は『とりあえず上生菓子のコーナーを示し』ます。それを見て、『確かにどら焼きや松風みたいなものよりはいい。でも、上生菓子の中にも小麦粉を部分的に使うものはある』と言う男性の言葉に『大丈夫かな』と思う杏子。『案の定その男性』が『そんな適当に指さすなよ。相手がアナフィラキシー・ショックで死んだら、責任取れるか』と突っ込みます。『取れるわけないじゃん』と『心の中で突っ込み返す』杏子は、一方で『ていうかお兄さん、あなたももうちょっと状況を見たらどう?』と思います。『す、すみません』と『強ばった表情で謝る店員』に、『まったく。自分とこの商品の成分も知らないで販売してるなんて、菓子屋の風上にもおけない』と『さらに詰め寄る』男性。そんな男性は『この店のパンフレットには、「上生は古典的なこなしで作っております」って書いてるよな。それはつまり、芋の粉や小麦粉が入ってるってことだ。だから不正解。じゃあ正解は何かわかるか?』とねちねちと絡みます。『も、申し訳ありません。わかりません』と『顔を真っ赤に』『頭を下げ』る店員に『あんころ餅』を指さす男性は『上新粉で作った団子に、小豆百パーセントの餡のかかってるあんころ餅。これが正解だ』と話します。『それを聞いた瞬間、猛烈に腹が立った』という杏子は、『この人、調べた上で言ってる!』、『絶対クレーマーだ!』と思います。『もういい』と言い放つ男性に『ああ、よかった』と思い『店員さんに声をかけようとした』杏子ですが、『男が吐き捨てるように』こんなことをつぶやきます。『ったく、いつまでこんな飴細工の鳥を置いておくつもりなんだか』。それを聞いて、『飴細工?そんなものこのお店にあったっけ?』と思う杏子。そんな中、ふと店員さんと『顔を見合わせ』る中、『大変お待たせしてしまって、申し訳ありません』と言われた杏子は『この「早春」と「うぐいす」を一つずつください』と店員さんに申し出ます。そして、『お待たせしました』と包装を終えた品を受け取った杏子は、『中身確認もせずに包装され』、『しかも、かけられた紐はゆるゆるで、包装紙はずれていた』という箱を受け取りました。『あらら』、『これはちょっと、販売員としては失格かも』、『男の態度は不快だったけど、この店員さんにも問題はあったわけだ』と思います。そして、店を後にした杏子ですが、男が語った『飴細工の鳥』という言葉に引っかかりを感じます。『あんなに店のことを調べ抜いていた男が、そこにない商品の話をするなんて…』。そんな杏子が、和菓子店でアルバイトとして働く日々に出会う身近な謎が美味しそうな和菓子の数々と共に描かれていきます。
“アンちゃんがデパ地下の和菓子屋「みつ屋」で働き始めて8ヶ月。販売の仕事には慣れてきたけど、和菓子についてはまだまだ知らないことばかりだ。でも、だからこそ学べることもたくさんある。みつ屋の個性的な仲間に囲まれながら、つまずいたり悩んだりの成長の日々は続きます。今回もふんだんのあんことたっぷりの謎をご用意。待ちに待ったシリーズ第2弾!”と内容紹介にうたわれるこの作品。坂木司さんの代表作であり、このレビュー執筆時点で4巻までシリーズ化もされている大人気作の2冊目となります。
さてそんなシリーズ第二作を二つの方向から見ていきましょう。まず一つ目はこの作品で絶対外せないもの、そう、和菓子の描写です。前作でもさまざまな和菓子の魅力を見せてくれたこのシリーズですが第一作より少なめとは言え、この作品でもそれは健在です。『うぐいす』というお菓子を見てみましょう。
『こなしで作ってある可愛い小鳥を、残酷にも一刀両断。確かに、普段私が食べているねりきりとは手応えが違う』。
その名の通り『うぐいす』を模したお菓子であることが分かります。和菓子は見た目にも映えるものが多いと思いますが食べる時には『一刀両断』、これはやむを得ないですね。
『ちなみにこなしとねりきりというのは、上生菓子の主体となる素材のことだ。つまり、あんこっぽくて変幻自在のあれのこと。乱暴な言い方をするならば、関西はこなしで関東はねりきりが主流、らしい』。
主人公の杏子も『みつ屋』で働きはじめて数ヶ月。売るためには和菓子に対する知識は必須です。前作に比べて和菓子に対する知識の差に杏子の成長を見ることができます。それを見ることのできるこんな場面も抜き出しましょう。『秋っぽいものが、いいわね』と話す『お母さんくらいの年の女性』に接客する杏子は『焚き火』というお菓子を勧めます。
『ここだけの話ですが、この「焚き火」は、軽くオーブントースターで温めてからバターを載せて食べると、ものすごくおいしいんですよ…!』、『見た目は地味なんですけど、「焚き火」は私のイチオシです!』
『焚き火』の食べ方を提案する杏子に『それ、とてもおいしそうね…!!』と女性はその気になります。
『焼き菓子は、それこそ和洋問わず、軽く温めなおすとおいしくなるものが多い。それは油脂分が溶けて、まろやかな口当たりになるからだ』。
そういったベースの知識前提にお客様に向き合いお客様のことを考えて接客していく杏子は、『きちんと向き合った方が、断然楽しい』と接客の喜びを感じます。このあたりのトータルな見せ方も絶妙で、創作とはわかっていても、杏子が働く『みつ屋』に行ってみたい!そんな思いに包まれもします。
次に二つ目は、『みつ屋』が『東京百貨店』のいわゆる”デパ地下”に入っていることに繋がります。そうです。この作品では”デパ地下”の舞台裏を見ることができるのです。一箇所見てみましょう。『百貨店の食品フロアにとっても、秋はいい』とされることについてです。
『食材が多いからフェアを組みやすいし、お中元とお歳暮の間の時期だから休みも取りやすい』。
イベントをやりやすいだけでなく、そこで働く人たちの暮らしも見えてきます。そして、そんな場で働く他の持ち場の人の仕事にも目を向ける杏子。
『百貨店の装飾係ってすごい。シャッターが下りてから一晩で、全館のディスプレイを取り替える。それまで使っていたものを外すだけでも時間がかかるのに、翌朝、シャッターが開いたときには季節が変わっているのだ』。
確かにこれはそうですね。外部の目には『装飾係』が仕事をしている姿を見ることはできませんが、その仕事の結果を見ることはできます。一方で『装飾係ってすごい』と表現できるのはあくまで同じ百貨店という場で働いているからこそですが、こういった視線を横に幅を広げていく表現によって物語に随分と奥行きが感じられるように思います。
さて、そんなこの作品は前作の延長線上に立つ作品として、『東京百貨店』の”デパ地下”に店を出している『みつ屋』でアルバイトとして働く杏子の店員としての日常が描かれていきます。登場人物は店長の椿の他、同僚の立花と桜井という布陣に変化はありません。物語は店を訪れる客との接遇とそんな客が買っていく和菓子に光をあてながら展開していきます。
『最終学歴は高卒。得意科目もなければ、専門知識も資格もない。あるのは食欲と溜め込んだ脂肪だけ』。
そんな風に自らを思う杏子ですが、アルバイトとして働きはじめたばかりの前作から大きな成長を見せます。上記した通り、和菓子に対する知識が豊富になったこと以上に店員としてこなれた姿を見せるところは彼女の接客の場面を安心して読み進めることができます。
『接客業をはじめて約一年。カウンター越しになら、「いかにも」な若い男性以外、落ち着いて対応できるようになってきたと思う』。
『もうちょっと、大丈夫になりたいな』とは思うものの自らの成長を自覚もする杏子。物語では前作同様そんな杏子が、客が発したさりげない言葉の謎と対峙していく姿も描かれます。
『ったく、いつまでこんな飴細工の鳥を置いておくつもりなんだか』
一人の客が発した一言、そんな一言を耳にした杏子は『飴細工?そんなものこのお店にあったっけ?注意してみても、それらしきものは見当たらない。それにそもそも、飴菓子すらないみたいだし』とその言葉の意味を解さない様子がまず描かれます。物語ではそんな謎を謎のままとせずに真正面から謎と向き合い、その言葉に隠された意味を探求していく姿が描かれていきます。これが物語にちょっとした謎解きの楽しみを与えてくれます。
ところで、この第二作となる物語にはこのホッコリとした世界観には若干の違和感を感じさせるトピックが挟まれています。人によっては抵抗感を感じる方もいらっしゃるかもしれないその内容はレビューで指摘されていらっしゃる方も多々いらっしゃいます。この辺りはこのホッコリとした作品世界を思うと賛否両論があるのも分かります。坂木さんの強い思いあってのことだと思いますが若干の唐突感は否めないと思いました。
そんな物語はまだまだ終わりが来ないことを確信させる中に結末を迎えます。そこには、”和菓子 × 杏子”という絶妙な組み合わせの妙を実感する物語が描かれていました。
『人生の幸せな瞬間や、不幸せな瞬間、私は椿店長のもとで、様々な瞬間を迎えたお客さまと向き合ってきた。そしてその数が増えるほど、私の中に小さなものが降り積もっていった』
和菓子屋・『みつ屋』でアルバイトとして働く杏子が健気に働く姿が描かれたこの作品。そこには、第一作と同じ地平線に立つホッコリとした物語が描かれていました。和菓子の魅力の奥深さを改めて感じるこの作品。人の心の機微を接客の中に感じるこの作品。
“おいしいものに焦点を絞って思いの丈を綴っております”と語る坂木さんの思いがたっぷり詰まった続編も楽しみな物語でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本は勉強になるし、和菓子、文化など色んな事に興味が湧く。余計な事に頭を使う必要がないから好き。今作はアンちゃんのネガティブ爆発。途中嫌気がさすも、周りの人たちのおかげでアンちゃんも私も復活。
-
シリーズ第2弾
アンちゃんは、いろいろなお客さんや店員さんに出会う中で、対応に悩み、時には傷つくこともあるけれど、それでもわからないことは調べ、尋ねて、考える。相手が何を思い考えているのか、 そして自分に何が出来るのか 。
そして、簡単に揺らぎ、いつまでも自信のない自分が、まっすぐ歩けるための核を見つけたいと願っている。
アンちゃんのその人柄や成長が素敵で、ずっと見守っていたい。
みつ屋のメンバーも相変わらず素敵。特に立花さん、なんか心配になってしまうけど心から応援したい。
そして、食べ物が本当に美味しそう。和菓子はもちろんですが、中華街の小籠包も京都のパフェやラーメン、そしてほかほかの朝食。お腹空いてきた、、、 -
私、梅本杏子(きょうこ)の母です。最近は杏子がデパート地下の和菓子屋さんにお勤めしていて、みなさんからずいぶん可愛いがってもらっているそうで、ありがとうございます。
みなさんからは、アンちゃんと呼ばれているそうですね。気持ちはよくわかるのですが、そうではなくても娘はあんころ餅体型のことは気にしていて、ちょっと自分を卑下しすぎているところがあって、その呼び方は大丈夫なのかと要らぬ心配をしてしまいます。そうなの、思いやりもある良い娘なんですけど、一つのことが気になるとグジグジ悩むところがあって大変なんです。
よく和菓子を買ってきてくれて一緒に食べています。和菓子の世界って、奥深いんですね。杏子がいろいろと蘊蓄を教えてくれます。全部先輩方の受け売りみたいなのですが、この前ひとりで調べていて何か生き生きとしていました。タンブラーに何か淹れて朝早く出て行ったりして。あの子もそろそろお年頃なのかしら。 -
R1.10.31 読了。
和菓子のアンの続編。「自身なげだった前作よりはるかに成長しているアンちゃんは、すべてを優しく包み込む、和菓子のような存在になっている。」・・・解説より。
デパートの和菓子店みつやでの仕事や個性豊かな椿店長、桜井さん、立花さんなど暖かくて居心地の良さそうな職場の仲間たちとの関わり、お客様、和菓子に込められた想いを通して、アンちゃんの成長していく姿が見れて、良かった。個人的には立花さんや隣の洋菓子店のパティシエの柏木さんとのロマンスを期待していたのだが…。
巻末に「和菓子は本来、人の心を和やかにし、人と人との輪をつないでくれるもの。アンのシリーズが多くの方々に読まれることで、和菓子の輪がさらに広がっていくことを望みたい。」・・・解説より。と書かれていた。たしかにこのシリーズを読むと、和菓子が食べたくなりますね。
続編に期待したい。
・「同じとこに生まれて同じ性別だって、スペックが違うじゃん。だからみんな、平等じゃないんだよ。そう思ったらさあ、もう男とか女とか、どうでもよくなった。・・・(中略)平等じゃないのが、当たり前なんだ。」
・「違う常識も認めるべきじゃない?『違うのよ』って切り捨てるんじゃなくてさ。」
・「自分で仮説を立てて、調べて、推理して。それを実行するのは、すごく良いことだわ。これは、どんな仕事にも使える技術よ。」
・「人はその立場によって物事の見え方が全然違う。たとえ同じような年齢で同じような性別でも、桜井さんと私が見ている世界が違うように。」 -
和菓子って奥深いなぁって本書を読み思いました。
歴史上の人物と同じ味を分かち合っている…
なんて素晴らしいことだろう。
日本文化って素晴らしい!!!
和菓子に潜む謎解きも読んでいて楽しいし、何より季節ごとに和菓子が移り変わることで、食欲をそそられる。上生菓子もいいけど普通に最中や大福、饅頭に羊羹も食べたくなった。
それにしてもアンちゃんの探究心と成長ぶりに感心。
-
アンちゃんの成長ぶりがうれしい。
和菓子だけでなく、そこからさまざまなことを学ぼう、知ろうとする姿は本当に見習いたいです。
そして彼女だけが気づかない彼女の魅力と周りの反応!また続きを読みたくなる。 -
アンちゃんの第2弾ダン。
デパ地下の和菓子屋で働くアンちゃん、バイトだけれどその頑張りぶりには目が離せない。
飴細工の鳥とかアヒルとか謎ワードのミステリー
ん、パターン変わらないけどなんだか楽しそう。
「ダイジョウブデスヨ」とかロボットになっちゃうとこ可愛かったなw
甘酒って栄養価の高いスーパードリンクだって知ったので今度山に持って行こうと思いましたっw
魔女の瞳、見に行きたい。
アンちゃんいまだにコンプレックス持って自分を過小評価してるみたいだけど、関わる人の気持ちに寄り添って思いやることできるって凄い才能だと思うし元気があって◎です。 -
アンちゃんの社会人としての成長に、共感と応援の気持ちでいっぱいでした。
アンちゃんらしい鈍さにも癒されます。
2人が今後どんな関係に発展していくのか楽しみ。 -
「和菓子のアン」の続編。
図書館に予約して借りた。
当初、予約数ゼロだったのに、自分が借りた後、急に予約数が増えた。なぜ?と思ったらら、「アンと愛情」という続編が出たようだ。おさらい的にこちらの本を借りる人がいるのかな?
アンちゃんこと梅本杏子19歳は、東京デパートの地下食品売り場の和菓子屋「みつや」でアルバイトとして働いている。
バイトだからと言って、仕事に手を抜くことはない。
食べ物大好きな杏子だけに、和菓子への探求欲も一層だ。
ライトな感じの小説だが、和菓子の歴史や、用語、古典に至るまで、実はなかなか奥深い。しかし、アンちゃんというキャラを通して、読者をその世界にすっと引き入れてくれる。
ちょっとした謎解きも、少女漫画のような王道ドキドキも味わえる、食欲の秋におすすめの一冊。2020.10.31 -
-
アンちゃんは和菓子のことになると素晴らしい推理力を発揮するのに恋心はてんでダメだね。桜井さんがヤキモキするのがわかるわぁ。今後どうなるか楽しみ。
-
今日は桜餅を頂いています。
アンちゃんシリーズ第二弾。販売の仕事の奥深さや裏側事情、和菓子にまつわることを一緒に学び、謎解きに頭ひねりながら物語が進む。『旅の気分』という魔法のスパイスでいろいろ買ってしまう駅弁フェアのアンちゃんファミリーにほっこり。
わからないままにしないアンちゃんを励ます「自分で調べることが、学びの第一歩」、「日本人らしさは包み込むこと」という立花さんでも嫉妬するなんて。甘酒は江戸時代からブームとは、ちょっと飲んでみよう。
解説の中山圭子さんの「菓子は本来人の心を和やかにし、人と人との輪をつないでくれるもの」でまた次のシリーズも楽しみになりました。-
ベルガモットさん、こんばんは。
私も今日、桜餅をいただきました。Duolingoでお勉強の合間にね笑
いや、最近のベルガモットさんとMani...ベルガモットさん、こんばんは。
私も今日、桜餅をいただきました。Duolingoでお勉強の合間にね笑
いや、最近のベルガモットさんとManideさんのXP値の追い上げがすごいなと思いまして…( •̀ㅁ•́;)焦っております笑
お二人のお陰で励みになっております(๑و•̀ω•́)و2024/03/03 -
なおなおさん、コメントありがとうございます!
桜餅美味しいですよね♡
Duolingoでお勉強したら血糖値上げないとですね♪
朝(夜更...なおなおさん、コメントありがとうございます!
桜餅美味しいですよね♡
Duolingoでお勉強したら血糖値上げないとですね♪
朝(夜更かし宝箱)と夕方(早起き宝箱)のXP二倍の時に集中的にポイント稼ぎしております♪おかげで読書が少しおろそかになっております(≧▽≦)
こちらこそフィードで応援くださりありがとうございまーす♡2024/03/04
-
-
和菓子とアンシリーズの
2巻『アンと青春』。
ページをめくる手が止まらない。
みつ屋のお客さんや縁した人達の状況に思いをめぐらせ心に寄り添う、優しい気持ちを持つアンちゃんは、2巻では悩む悩む悩む。
自分の人生に、仕事に、本当は何をしたいのかに。『これっぽちも人生が決められなくて、足もとがぐらんぐらんなんですけど。』と悩む。自分の容姿やアルバイトという立場から更にコンプレックスを感じてしまう。
でもアンちゃんのまわりには、アンちゃんの良さや優しさをわかってくれる友達や職場の人達がいる。そんなあったかな人達に励まされ、アンちゃんはどんな答えを見つけていくんだろう…楽しみだなぁ。
全5話の中の
『空の春告鳥』と『秋の道行き』が特に好き。
春告鳥では、乙女男子、立花さんとアンちゃんの中華街デート♪
秋の道行きでは、立花さんが残していった和菓子の謎をアンちゃんが解いていく。
なんとも可愛くて素敵で美味しそうで…。
あぁ、おもしろ楽しいが止まらない。
3巻、『アンと愛情』、すぐに読みたかったけれど文庫本出てないのかぁ…。ハードカバーは高いし重いし場所とるしなぁ…。図書館で予約したらどれくらい待ちかなぁ…。
うーん。やっぱり図書館だな!笑-
2022/03/11
-
2022/03/11
-
2022/03/11
-
-
アンちゃんが仕事にこなれてきて、周りと自分を比べて
悩んだり落ち込んだり、元気になったり…
若いころこんなこと考えている時があったなー
大丈夫大丈夫、と何だか見守り目線で読んでしまった
自分で考える力を持っているアンちゃんのこれからも
丁寧に読んでいきたい
作品の中で、様々なデリケートな話しが今回はあった
考えるのは勝手 何でもかんでも口に出さないのが大人。
口に出すのなら、時と場合や言い方、伝え方を考えるのが大人。という思いやりを忘れないでいたいなと改めて思った。 -
あれ?私の勘違いなのかな?とずっとモヤモヤ。
そうだったらいいのになぁー、あれ?もう終わっちゃうのに…って思ってたら、ホントの最後の最後にやっぱり‼︎次が楽しみすぎる‼︎
-
続きが気になって一気に読んでしまった。あんちゃんに癒される。可愛い。
和菓子のことも知れて、ちょっとしたミステリーもあって、何よりも癒される。
でも立花さんとあんちゃんのとこは、あれ、あんちゃん違くない?え、師匠そうだよね!!ってなりました。笑
新しい感じの胸きゅんでした。早く気づいて欲しいけど、今のこの関係も素敵。続きが気になります。 -
和菓子が食べたくなって第二弾も読みました。
アンちゃん、相変わらずマジメですねー。自信がなくて、悩みも多く、青春真っ盛り。幸せを願うばかりです。
「甘酒屋の荷」
乙女な立花くんもやはり「男」 なのか。続きがありそうですね。
さて、栗蒸し羊羹でも食べるか。 -
今回はなんだか一癖も二癖もあるようなお客さんばっかりで接客業をやっていた昔を思い出した…。
本人には悪気はないけど、寄り添い過ぎるとこちらも避難の目を向けられる、離れ過ぎると冷たいと叩かれる...距離感って難しい。
何よりアンちゃんの成長が凄い。しっかり勉強してる!そしてタイトル通り青春もしてる!気がする...。
今後の立花さんとの進展が気になる。柏木さんは今度も登場するのかな?
蓬莱山ってお菓子聞いたことあったけど、実物見たことなくて検索したらお饅頭の中にお饅頭!?ちょっと凄い発想だな。あと色も凄い…。
今回もお菓子を通じて沢山勉強になった。
金沢も京都もまた行きたくなってきたな。 -
前作よりだいぶ仕事に慣れて来た杏子。疑問があっても自分で調べる力が付いて来た。ただ今回は悩むことが多くなって来たようだ。杏子だけでは無く、先輩や同じ百貨店の同業者等々。その悩みの元や解消方法も和菓子でなぞらえた謎のようで、それが専門すぎて分かりにくく感じた。結局、「甘酒の煮」の意味は次回に持ち越されたということか?
著者プロフィール
坂木司の作品
本棚登録 :
感想 :
