アンと青春 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 264
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334777449

作品紹介・あらすじ

美人で頼りがいのある椿店長。「乙女」なイケメン立花さん。元ヤン人妻大学生の桜井さん。そして、食べるの大好きアンちゃん。『みつ屋』のみんなに、また会えます。

未来に迷う女子にも、夢に押し潰されそうな男子にも、和菓子はそっと寄りそいます。
ある日、アンちゃんの手元に謎めいた和菓子が残された。これは、何を意味するんだろう──

感想・レビュー・書評

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  • 連続しての続き物。

    これは成長モノなのか、職業モノなのか、恋愛モノなのか。

    一作目は女の子が独り立ちを決意するまでの準備運動のようなイメージだったが、続編ではすごく適度に成長していて、時間の経過をすんなり受け入れられる。

    そして謎解き。
    主人公が壁や疑問に立ち向かう時、前向きにそれを乗り越えようと努力している姿を微笑ましく読んでいると、途中で「謎解き」であることに気づく。
    まさかのミステリ。
    自然すぎてわからないくらい。

    面白かった。
    そしてしっかり続くことを予感させるような展開。
    次作に期待。

    帯は過度な飾りも無くいい感じ。
    「ほの甘ミステリー」って初めて聞いたけれど、確かに。

    解説は素晴らしかった。
    作品も題材も愛されているんだなぁと感じた。
    本文を引用しているのにあらすじっぽくならない。
    たぶんそれは登場人物の言葉を引用して、それにまつわる話を語ってくれているからなのかな。

    本編、あらすじ、文庫版あらすじ、解説と、すべてでひとまとまりになった本だった。

  • 坂木司のアンと青春を読みました。
    和菓子のアンの続編でした。

    デパ地下の和菓子専門店のみつ屋でアルバイトをしているアンちゃんこと梅本杏子の物語です。
    みつ屋の椿店長そして先輩の立花さん、桜井さんとアンちゃんが日常の謎を解決していきます。

    今回はみつ屋の向かいに入った「K」という洋菓子屋の柏木さんとアンちゃんとの話題から立花さんがちょっと対応がおかしくなってしまいます。
    何が起きたのか悩んでしまうアンちゃんなのでした。

  • 久しぶりに一気読み。
    やっぱり和菓子が食べたくなるし、毒気の多い短編集よりこっちの坂木司が好きだ。
    師匠の出番もきちんとあって嬉しかった。

  • 癒されるなぁ。和菓子のうんちくを絡めふっくりアンちゃんがアルバイト店員としてデパ地下で働く日常は興味深い。しきたりは地域によって違うけど、年月の移ろいによって変化するものもあるのでどれも間違いとは言えない、とかね。新米を食す描写も美味しそう。読み終わりたくなかったよ。そしててっきり乙女とアンのラブ展開かと思ったけど、柏木への嫉妬ってそっち?でも「甘酒の煮」って。続編お待ちしてます。明日また上生菓子買って帰ろう♪

  • 半年ぐらい前に娘が高校の図書室で借りてくれて一足早く読んでいたけれど、ハンディな文庫版になって晴れて手元に。
    「空の春告鳥」「女子の節句」「男子のセック」「甘いお荷物」「秋の道行き」の5篇。まだまだ続きの物語がありそうで楽しみな世界。
    巻末の解説はとらや文庫の人。

  • もぉぉ、た〜ち〜ば〜な〜〜〜〜〜!!!!!
    としか言いようがない←アニメのエヴァ見終わった後以来の悶絶ぶり笑

  • おいおいおいおいおいおいおい!!立花!!まじか!!!
    読みながら布団の上でジタバタしました。アンちゃん、きみは、ほんと、もう!!かわいいな!!!

    まだ続くのかしら。
    とりあえず明日は会社の帰りに和菓子買って帰ろっと。

  • 今回も可愛かった

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著者プロフィール

1969年東京都生まれ。2002年『青空の卵』で<覆面作家>としてデビュー。続く「ひきこもり探偵」シリーズとして人気を得る。ナイーヴで魅力的な人間像、緻密に描かれ、爽快に解かれる日常の不思議とこころの謎が圧倒的な支持を集めている。13年『和菓子のアン』で第2回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。他の著作に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『僕と先生』『肉小説集』『女子的生活』などがある。

「2017年 『鶏小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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