ルージュ: 硝子の太陽 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 112
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334777456

感想・レビュー・書評

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  • 誉田哲也『ルージュ 硝子の太陽』光文社文庫。

    姫川玲子シリーズ第8作。読み応え十分で非常に面白い。文庫版には本編の後日譚となる短編『カクテル』も収録されており、お得感がある。

    マイクル・コナリーやスティーヴン・ハンターの一連のシリーズやサーガ小説を読むかのような見事な仕掛けに驚いた。また、何よりも描かれる事件と緊迫のストーリーが良い。今後、シリーズの更なる進化が期待できる傑作だと思う。

    冒頭で犯人の視点で描かれる一家惨殺事件、次に姫川玲子の視点で描かれる祖師谷の一家惨殺事件。同一事件を視点を変えて描いたのかと思ったのだが、違和感を覚えた。殺害された人数が違うのだ。読み進むうちに28年前の事件と現在の事件をオーバーラップさせていることに気付き、いきなり大仕掛けを持って来たことに驚いた。さらに読み進めば、まだまだ意表を突いた大仕掛けがあり、気付けば一気読み。

    本作と対を成す『ノワール 硝子の太陽』も来月には文庫化されるようで、今から読むのが楽しみである。

  • やっぱりストロベリーナイトシリーズは面白い!ジウ・新宿セブンを読んで無いと楽しめないかも。上岡殺害は兄弟作のノアールで解決されるのか?ノアールが楽しみ。

  • 短編:カクテルが収録されていて、シリーズを出版社を越えてのコラボに感動。
    時系列的にはノーマンズランドより前の新しいエピソードが1つ加わった感じですね。

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著者プロフィール

誉田 哲也(ほんだ てつや)
1969年、東京都生まれの小説家。学習院中・高等科を経て学習院大学経済学部経営学科卒業。卒業後にミュージシャンを目指していたが、椎名林檎の存在で断念。格闘技ライターを経て作家活動に入る。
2002年、『妖(あやかし)の華』でムー伝奇ノベル大賞優秀賞を獲得しデビュー。2003年『アクセス』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。
代表作は、映画化もされた『武士道シックスティーン』に始まる「武士道」シリーズ。姫川玲子シリーズの『ストロベリーナイト』はドラマ化・映画化された。ほか、『ジウ』シリーズ、魚住久江シリーズ『ドルチェ』『ドンナ ビアンカ』や、『ケモノの城』『プラージュ』などがある。

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