- Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334777456
感想・レビュー・書評
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誉田哲也の2冊目に読んだ本だが、姫川シリーズの第8作目とのことで、以前の経緯が分からないと良さも半減しそう。
相変わらずの殺し方がエグいのと警察関係者も悪そうなのが次々と出てくる。冒頭の殺しと次の殺しの時間軸が分かりづらく、夢なのか現実なのかとも思わせられた。悪徳刑事の罠も何だったのか、どうしてそちらの事件から外されたのか、どうして殉職刑事が出たのかなど不明な点も多々有り。最後のカクテルの章も何だったのだろう。
もっとこの作者の本を数多く読みこまないと細部まで理解できないのかも知れない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
姫川玲子シリーズ、作者誉田氏の作風からして、とにもかくにも読者を飽きさせない、ページをめくる作業を止めさせない、とにかく読ませる!この能力はなんなのだ?キャラ造詣?構成?伏線が気になる?どうにもこれだ!という決定打にはならない気がする、あくまで個人的感想、見解であるが、読ませる技量においては圧倒的強者である。
冒頭から胸糞展開であり、合間に同一人物と思われる胸糞シーンが挟まれる。残虐殺人事件の捜査が開始され、姫川以下レギュラーメンバーが捜査に携わっていく。この流れの中で、いわゆる警察内部の派閥、触れられない暗部、犯行の原因、犯人の背後関係、などなど明らかになっていくものの、一つ一つ消化不良を感じざるをえない。
終幕においては、姫川の貴重な理解者までもが殉職の憂き目に遭ってしまう。数年の捜査官業務で殉職者2名と関わるとは!ガンテツの言葉を借りるならまさに姫川は「死神」であった。正直姫川のキャラ設定はあまり好みではないのだ。
ガンテツパートや、後半では理解が及ばない登場人物、事象が挟まれているが、誉田氏の別シリーズのエピソードが絡んでいるらしい。ここのところをよく理解しないまま読了したが、別シリーズも読み込んでいれば感想は違ったのか?
その正否はどうあれ、なぜか読んでしまう、読み始めたら止まらない、止められない。ここは紛れもない事実であった。 -
なかなか進まない捜査
なかなか繋がりが見えて来ないストーリー展開にちょっとイライラ(*´-`)
昭島署のくだりはよかったな
ジウシリーズ読んでないから…
読んだ方がいいのは分かってるんだけど…
なんか手をだせずに来てしまった(u_u)
食わず嫌い笑
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姫川玲子のシリーズ。残虐非道な殺人犯でも孫は自分の命をかけて守れるんだなぁ。最期林さんが殺されたのは玲子と同じく私もショックだった。
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安定の姫川シリーズではあるが、厚みから期待し過ぎたかな。
姫川のカッコ良さ・ガンテツのいやらしさ・事件と犯人、本の厚みの割にはいつもより薄かったような。 登場人物も多く出てきて期待してみるが、もう少し個々のキャラで活躍してもらいたかった。 事件は割りとあっさり終わったが、中盤の「この日のために守られた資料」のシーンと、犯人にブチギレの姫川は良かった。 -
グロテスクでした
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ノワールを読んでからなので、色々答え合わせもできて楽しかったけど、思ったよりはジウシリーズとの絡みは少なかったかな?
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怨恨ではなく,通り魔的な犯行の捜査の困難さは、想像に余りある。姫川警部補の勘の鋭さと行動力が、事件の突破口をもたらす。天敵である勝俣刑事の、思考回路の複雑さにも驚く。
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ジンさんとの絡み、まだ見たい