地面師 昭和ミステリールネサンス (光文社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334777678

感想・レビュー・書評

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  • 表題作は地面師の事件が起きた2018年だからこそ注目されるもので作品としては他愛ない。M資金をちらつかせる金融ブローカーが八重洲にいるとかユダヤ商人とかが現代でも通じるのは面白い。昔の東京が分かるのは良い。他の短編もそんなに驚きがない。筆者のエロ小説はもっと面白いのだが。

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著者プロフィール

梶山 季之(かじやま・としゆき):1930-1975年。小説家、ジャーナリスト。現在のソウルに生まれる。広島高等師範学校(現・広島大学)卒業。53年上京、国語教師、喫茶店経営などを経ながら、「新思潮」の同人となり作品を発表。58年より「週刊明星」のトップ記事を担当。59年「週刊文春」の創刊に参画。71年月刊「噂」を創刊。作家としては62年「黒の試走車」を発表後、話題作を続々刊行する。75年取材先の香港で客死。産業スパイ小説、経済小説、時代小説、風俗小説など数多くの著作を発表した。ちくま文庫では『せどり男爵数奇譚』がロングセラーになっている。

「2024年 『犯罪日誌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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