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  • 本 ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334779375

作品紹介・あらすじ

古くから娯楽の中心として発展してきた映画は推理小説と相性が抜群で、『第三の男』『オリエント急行殺人事件』『薔薇の名前』『犬神家の一族』『砂の器』など、ミステリー小説が原作の名画は枚挙にいとまがありません。本書はそんな映画の世界を題材に描かれた短編を集めたミステリー・アンソロジー。十二人の名手たちによる映像を超える傑作ドラマが開幕します!

感想・レビュー・書評

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  • 2019年11月光文社文庫刊。江戸川乱歩:映画の恐怖、江戸川乱歩:作者返上、横溝正史:代作ざんげ、横溝正史:あ・てる・てえる・ふいるむ、霞流一:首切り監督、横田順彌:大喝采、小林久三:「悪魔の手毬唄」殺人事件、赤川次郎:「ローマの休」届、山田正紀:りんごの聖戦、辰野九紫:死都の怪人、荻野アンナ:ヴィヴィアン・リー失踪事件、木々高太郎:完全不在証明、松本清張:証言 、谷崎潤一郎:人面疽、の14篇の映画をテーマにした、アンソロジー。赤川さんのローマの休日届が、楽しかったが、ミステリーというほどではなかった。銀幕という古色な言葉だからか、古色が感じられる作品が多かった。

  • まだ読書中だけど、私は一定の作家ばかりに偏ってしまうので、こういうアンソロジーがあると、食わず嫌いだったものでも知ることが出来てとても嬉しい。

  • 玉石混淆。
    有名作家の物はやっぱり面白い。

  • 映画の世界を題材にしたミステリ・アンソロジー。
    幾つかは既読だったが、なかなか読めない作品もあって概ね満足。特に小林久三さんの『「悪魔の手毬歌」殺人事件』が読めて良かった。編者が新保博久さんだからこそのユニークな選集で、谷崎潤一郎と霞流一が並んでいるアンソロジーなんて初めて見た(^-^)。
    巻頭に江戸川乱歩の代作を横溝正史がやった件が書かれていて、興味深かったが映画とは関係無いし、ミステリとは言い難い作品もあったのが、やや残念。

  • 短編集。名だたる作家のものばかりだが、少々わかりずらい作品も。いや、私がバカなだけ?

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