銀幕ミステリー倶楽部 (光文社文庫 し 50-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334779375

感想・レビュー・書評

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  • 2019年11月光文社文庫刊。江戸川乱歩:映画の恐怖、江戸川乱歩:作者返上、横溝正史:代作ざんげ、横溝正史:あ・てる・てえる・ふいるむ、霞流一:首切り監督、横田順彌:大喝采、小林久三:「悪魔の手毬唄」殺人事件、赤川次郎:「ローマの休」届、山田正紀:りんごの聖戦、辰野九紫:死都の怪人、荻野アンナ:ヴィヴィアン・リー失踪事件、木々高太郎:完全不在証明、松本清張:証言 、谷崎潤一郎:人面疽、の14篇の映画をテーマにした、アンソロジー。赤川さんのローマの休日届が、楽しかったが、ミステリーというほどではなかった。銀幕という古色な言葉だからか、古色が感じられる作品が多かった。

  • まだ読書中だけど、私は一定の作家ばかりに偏ってしまうので、こういうアンソロジーがあると、食わず嫌いだったものでも知ることが出来てとても嬉しい。

  • 玉石混淆。
    有名作家の物はやっぱり面白い。

  • 映画の世界を題材にしたミステリ・アンソロジー。
    幾つかは既読だったが、なかなか読めない作品もあって概ね満足。特に小林久三さんの『「悪魔の手毬歌」殺人事件』が読めて良かった。編者が新保博久さんだからこそのユニークな選集で、谷崎潤一郎と霞流一が並んでいるアンソロジーなんて初めて見た(^-^)。
    巻頭に江戸川乱歩の代作を横溝正史がやった件が書かれていて、興味深かったが映画とは関係無いし、ミステリとは言い難い作品もあったのが、やや残念。

  • 短編集。名だたる作家のものばかりだが、少々わかりずらい作品も。いや、私がバカなだけ?

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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