アインシュタインの宿題 (知恵の森文庫 a ふ 2-1)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334782399

作品紹介・あらすじ

「主なる神は老獪だが、意地悪じゃない」「世界が理解できるという事実こそ、ひとつの奇跡だ」「誰もが自分の時間の河を持っている」…アインシュタインの残した数々の言葉をモチーフに、相対性理論、ブラックホールから、量子力学、宇宙論までをやさしく解説。おもわず目からウロコが落ちる、世界でいちばん分かりやすい「アインシュタイン」本。

感想・レビュー・書評

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  • アインシュタインが相対性理論によってどんな事を伝えたかったのかをわかりやすく説明してくれています。

    読み物としてもおもしろかったです。

  • ・12/17 この手の本は何度読んでもどうしても覚えられないことが多い.いい加減同じこと読んでるんだから覚えりゃいいのになぁ.なんでか忘れちゃうんだよね.ああ、はがゆい.
    ・12/21 読了.思ったより早く読み終えた.でも読むペースの遅れはいがめないな.新しい考え方もあったな.重力場の人間関係での例えとか、1Kgの質量の物質エネルギーが人間が実験した最大の水爆と同じエネルギー量だとか、原爆は核分裂で水爆は核融合だとか.これもどこかに書いておかないと忘れそうだな.

  • わかりやすいです。

  • 僕でも内容を理解できたので入門書の入門書の入門書的な位置づけだと思う。
    でもガッチガチの文系が理系気分を味わうには十分すぎる内容。時折、挟まっている漫画も面白い。

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    ▼ 100文字感想 ▼ 
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    じつにおもしろい。物理学も視点を変えると、ビジネスや
    広告マーケティングに使えそうなノウハウがもりだくさん。
    アインシュタインの言葉やエヴァンゲリオンなどを引用
    していてとってもわかりやすいアインシュタイン本です。


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    ▼ 5つの共感ポイント ▼ 
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    ■過去、現在、未来の区別はどんなに言い張っても
     単なる幻想である

    ■相手を理解するためには、相手の行動や仕草を
     観たり、相手とたくさん話し合ったりといった、一次
     的直接的な相互作用が必要になる

    ■自然や宇宙の投げかける問題には、正答は存在
     しない

    ■アインシュタインの理論の基準は、第一に自然を
     より上手に説明できること、第二に美しいこと

    ■特殊相対性理論は、量保存の法則、運動量保存
     の法則、光行差など既存の物理学からの、発想の
     転換にすぎない

  • 一回読んで全部理解したつもりになっていましたが、
    先日、久しぶりに読んでみたら
    また最初と同じように、あーそうかー、成程ー、
    と思いながら文章を追っていることに気付きました。

    要は、ゆるい口語で書いてあるので
    読むだけならすらすらいける、ということです。

    人に説明できるくらいきちんと理解したいので
    とりあえず紙とシャーペンを用意しました。

  • 常識を覆すのは想像力である。アインシュタインは数学も物理も劣等生だったとか。想像しよう。宇宙とそれに関わるすべての物事を。あなたの考えたその仮説が、この世の真理かもしれないという喜びを。

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著者プロフィール

大阪教育大学教授,理学博士,専門は理論宇宙物理学,とくにブラックホール降着円盤と宇宙ジェット.
 1956年宇部市生まれ.1978年京都大学理学部卒業,1983年京都大学大学院理学研究科(宇宙物理学専攻)博士後期課程修了.日本学術振興会特別研究員,大阪教育大学助手,助教授を経て,2004年4月より現職.
【主な著書】
『アインシュタインの宿題』(光文社,2003年),『となりのアインシュタイン』(PHP研究所,2004年),『100歳になった相対性理論』(講談社,2005年),『科学の国のアリス』(大和書房,2005年),『シネマ天文楽入門』(裳華房,2006年),Black-Hole Accretion Disks(共著)(Kyoto University Press, 1998, 2008)ほか

「2007年 『光と色の宇宙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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