誰も知らなかった京都聖地案内 京都人が能楽にこめた秘密とは (知恵の森文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334782641

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  • 能の専門誌である『観世』(檜書店)に連載された記事をまとめた本で、能の演目のなかに登場するさまざまな舞台について、著者自身の立場から考察をくわえたエッセイです。

    前半は、鞍馬山、愛宕山、貴船、稲荷山といった京都の各所がとりあげられ、後半は熊野、富士山、立山など、京都以外の各所のもつトポロジカルな性格が、京都とのかかわりを通して論じられています。とくに著者の関心は、日本人の「異界」に対するまなざしの具体相を明らかにすることに向けられており、能楽についての解釈を織り交ぜつつ、日本文化の真相にせまろうとしています。

  • 京都の史跡名所に能楽の題材になったものがある。聖地、異界に起こった不思議なこと(怪異)が題材となっている。

    これら能の題材となったことが、史書、説話集、歴史文学などに記述されていることも紹介している。

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プロフィール

(こまつ・かずひこ)1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター所長。埼玉大学教養学部教養学科卒業、東京都立大学大学院社会科学研究科(社会人類学)博士課程修了。専攻は文化人類学・民俗学。著書は『いざなぎ流の研究─歴史のなかのいざなぎ流太夫』(角川学芸出版)、『神隠しと日本人』『妖怪文化入門』『呪いと日本人』『異界と日本人』(角川ソフィア文庫)、『百鬼夜行絵巻の謎』(集英社新書)、編著に『妖怪学の基礎知識』(角川選書)など、多数。2013年、紫綬褒章受章。2016年、文化功労者。

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