東京旅行記 (知恵の森文庫)

著者 :
  • 光文社
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レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334782979

感想・レビュー・書評

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  • 歩きたくなる。嵐山光三郎って、文章うまいよねぇ。

    「魚屋よろず屋の角を曲がると、ズドーンと明治時代の路地に迷い込む感じで、まるごと木村荘八や久保田万太郎の世界となり、その落差が小気味いい。これが東京旅行の愉しみで、ニューヨークではこうはいかないだろう。完成されたものが、壊され、新参者に浸食されていく朽ちかたの時差が見どころなのだ。」P52

  • 1991年の単行本を2004年に文庫化。20年なんてうっかり過ぎちゃうんだな。

  • 東京散策の走りとなった一冊ということで、読んでみました。浅草や銀座はもちろん、吉祥寺や国立、奥多摩まで多摩も含めて東京中を巡っていて、一緒に歩いているような感覚にしてくれる書き方がとっても良かったです。この人、文章抜群にうまいですね。自分の経験したことをしっかりこうやって形にできる、そしてそれが他の人にとっての楽しみにもなっていることがとってもいいなぁと思いました。東京にもまだまだ知らないところがある。もっといろいろまわってみたいと思わせてくれる一冊でした。

  • まず「東京旅行記」というタイトルがいいですね。主に東京の下町を3人のおっさんが気ままに歩き、よく見て、よく買い、よく食べ、よく飲むという趣向。やはり嵐山光三郎の文章がいいです。雑誌連載時に同じルートを歩く人が少なからずいたというのも肯けます。そういう気分にしてくれます。残念なのは、著者自筆の地図が文庫版では小さすぎて読み取れないこと。ある意味致命的。これさえなければ、★4つ半くらいはつけたかった。

  • 東京も知らなきゃ 又オリンピックやろうなんていわなくたって
    程よい楽しみ方が できるんですから この本読んで
    東京旅行をしましょう

  • お散歩の本です。東京の観光案内にもいいです。

  • 東京散歩エッセイの名作。

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著者プロフィール

1942年、静岡県生まれ。雑誌編集者を経て独立、執筆活動に専念する。『素人庖丁記』で講談社エッセイ賞、『悪党芭蕉』泉鏡花文学賞、読売文学賞を受賞。主な作品に『追悼の達人』『文人悪食』など。

「2015年 『真田忍者、参上! 隠密伝奇傑作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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