神になった人びと (知恵の森文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334784324

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  • 文庫版序論 なぜ、人を神として祀るのか―「靖国の神」と日本人
    プロローグ ―人はいかにして神になるのか
    一章 利用すれば何かいいことがある
        藤原鎌足―談山神社
        源 義仲―多田神社
        安倍晴明―清明神社
    二章 ひょっとしたら祟るかもしれない
        井上内親王・早良親王―上御霊神社
        菅原道真―北野天満宮
        佐倉惣五郎―東勝寺宗吾霊堂
        平将門―神田神社
        山家清兵衛―和霊神社
    三章 みえざる「力」を借りるために
        楠木正成―湊川神社
        豊臣秀吉―豊国神社
        徳川家康―日光東照宮
    四章 いつまでも記憶しておくために
        お竹―羽黒山小竹大日堂
        西郷隆盛―南州神社
        増田敬太郎―増田神社
    文庫版あとがき たましいは、いかに祀ればいいのか
    登録した寺社ガイド・参考文献
    解説 梅原猛

  • 御霊信仰、神格化……。様々な形で神となった人について、なぜ神になったのか?が記されている。それを読むと、靖国問題について、また新たに考えさせられる。

  • はじめに書いてある、霊というのは、記憶のことだというお話は、なんというかものすごく腑に落ちました。
    こんなに、明確に霊についてかたった理論をわたしは、知らない。

    ということで、ねぇさんにしゃべったら、あんまり理解をしめしてくれなかった。

    歴史上の人物たちが、どうやって神としてまつらわれていったかという話は、この理論に比べれば、たいしたことないと思った。

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著者プロフィール

国際日本文化研究センター教授、同副所長

「2011年 『【対話】異形 生命の教養学Ⅶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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