千年紀のベスト100作品を選ぶ (知恵の森文庫)

著者 : 丸谷才一 三浦雅士 鹿島茂

• 光文社 (2007年10月11日発売)

感想・レビュー・書評

[ラーメンそばさんの感想 · 2015年1月10日]

　精神に不朽の支柱を立てたい人のためのブックガイド、その２。

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2012年2月6日]

無理矢理でも、１００に絞ってしまう強引さに脱帽。

[油屋和助さんの感想 · 2011年10月10日]

独断と偏見。感覚が古すぎる。

[nishiyoshieiichiさんの感想 · 2010年6月1日]

文学、映画、建築、絵画、彫刻、といろいろな方面の芸術をごっちゃにして順位をつけるという試みは面白いが当然全ての方面に精通しているものがいるというわけではなく、こんなものを出してしまっては方々からの文句の嵐であろう。まあしかし、だからやってみる価値も出て来るんだろう。こちらが読む分にはそれぞれの論者による作品への愛着が感じられたり、あるいは独自の歪曲したものの見方がうかがえて愉しい限り。

著者プロフィール

大正14年8月27日、山形県生まれ。昭和25年東京大学文学部英文学科卒。作家。日本芸術院会員。大学卒業後、昭和40年まで國學院大學に勤務。小説・評論・随筆・翻訳・対談と幅広く活躍。43年芥川賞を、47年谷崎賞を、49年谷崎賞・読売文学賞を、60年野間文芸賞を、63年川端賞を、平成3年インデペンデント外国文学賞を受賞するなど受賞多数。平成23年、文化勲章受章。著書に『笹まくら』（昭41　河出書房）『丸谷才一批評集』全6巻（平7〜8　文藝春秋）『耀く日の宮』（平15　講談社）『持ち重りする薔薇の花』（平24　新潮社）など。

「2012年 『久保田淳座談集　暁の明星　歌の流れ、歌のひろがり』 で使われていた紹介文から引用しています。」