モンスターマザー: 世界は「わたし」でまわっている (知恵の森文庫 t い 5-1)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334785130

感想・レビュー・書評

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  • モンスターマザー 世界は「わたし」でまわっている。石川結貴先生の著書。自分優先主義でプライドが高くて自己愛過剰・自己愛の塊のモンスターマザーたちの言動をまとめたもの。こういう自分勝手なモンスターマザーが本当に存在することを知る上でとても参考になります。ただ、正義感の強い人が読むと、自分優先主義でプライドが高くて自己愛過剰・自己愛の塊のモンスターマザーたちの言動に腹を立ててしまうかも。。。そう思えるほどの臨場感ある内容です。

  • センセーショナルなタイトルからは意外と予想もつかないロジカルな本だったと思う。現在の事象をヒアリングによって吸い上げて石川氏の視点での原因の検証や推理が書かれてあり、非常に役に立つのではないかと思う。反面、これから子育てを行うに当たって覚悟を強いられるとも感じた。中学生が子供を生んで親の庇護の元に育てるのとは違うのだから、母親、父親覚悟して子育てしなければ。
    自分が育ってきた環境と今という環境が如何に異なるか、良く分かる本だと思った。嫁には奨められないけど...(中身というより、こういう本を薦められた、ということでモンスターになりそう)

  • 「母親らしさ」という役割規範を放棄し、「自分らしさ」という個性を追究する母親達。
    「便利な育児」を売り込みたいメーカーの思惑も入り、手をかける育児が消えていく。
    極端になりがちな母親の愛情への歯止めがなくなっていく現状に警鐘を鳴らした本。

  • 世界はわたしでまわってる…
    最初はこんなのってあり?…って感じで憤りさえ感じました。でも最後まで読むと妙に納得する部分もあったりして…
    予備軍でしょうか???
    2009年1月30日読了

  • どうしてモンスターになってしまうのか。
    理由が分かりやすく書いてあり,納得出来た。

  • モンスターマザーは何故生まれるのか
    私がお母さんになる頃には
    もっと過激なお母さんが増えてるのかなぁ…

  • ある事件をきっかけに読んでいた上司に借りた本。
    でも期待はずれ。

    オンナの世界がよく描かれているけどね。
    08年10月

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著者プロフィール

ジャーナリスト。家族・教育問題、児童虐待、青少年のインターネット利用などをテーマに取材。豊富な取材実績と現場感覚をもとに、多数の話題作を発表。出版のみならず新聞連載、テレビ出演、講演会など幅広く活動する。
主な著書に『スマホ廃人』(文藝春秋社)、『ルポ 居所不明児童~消えた子どもたち』(筑
摩書房)、『ルポ 子どもの無縁社会』(中央公論新社)、『子どもとスマホ~おとなの知
らない子どもの現実』(花伝社)など。日本文藝家協会会員。
公式ホームページ https://ishikawa-yuki.com/

「2018年 『人生を豊かにするスマホとの付き合い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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