人生ノート (光文社知恵の森文庫)

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  • 光文社
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334785246

感想・レビュー・書評

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  • 弱い心、卑下、プライド、文学愛、希望。
    なんだか前向きになりました!

  • 走れメロスしか、読んだことなかった・・・
    自殺した人ということで なんだか遠ざけていた人でした
    ジャケットがとても気に入ったので 読んでみました。

    面白い人だったんですね。
    読んでいる途中で「ふふふ・・・」とわらっちゃいました。

  • 最初に言っておきますが,太宰治ファンではございません。
    太宰治の小説は「人間失格」と「斜陽」「走れメロス」ぐらいしか読んだことがありません。

    ただ,初めて「人間失格」を読んだとき・・・中学生のとき・・・は太宰にちょっと心酔して,のち,思春期を終えたら太宰治の生き方に反発を覚えて,興味が薄らいでいたんですが
    社会人になって読み返してみたら人間生活の辛さや心の弱さなど,完全に否定できないことも多くて。むしろ共感できることもあったりして。太宰治の生き方に改めて興味を持つようになりました。

    作家の随筆集というのはその人の思想が顕わになるもので,なかなか興味深いもの。太宰治の「人生ノート」・・・そのタイトルにもちょっと惹かれるものがあり,手に取るにいたりました。

    ただ最初から疑問に思ったのは,なぜ旧字体で,歴史的仮名遣いのままなのかしら・・・w
    原文を尊重してより雰囲気を出すため,といえばそれまでですが。ちょっと読みにくいですね。

    まあそれはいいとして。
    この随筆。太宰は自尊心が低いのかなーと感じさせるものでした。でも卑屈なわけじゃなく,プライドも感じますが・・・。
    自分に対する評価がすごく低い人間なのか・・・それか単に自分を派手に書きたくないのか。
    でも,いずれにせよ,たしかに女性からすると憎めないし,ほおって置けないタイプなのかもしれないなと思いました。

    太宰は享年38歳。きっとこの随筆もまだまだ若いときに書いたのに,人生に対する諦めというか,悟りみたいなものも。
    なんか勿体ないなあ。

    作家にも色々なタイプな人がいるなあと感じた一冊でした。

  • 日蔭者の苦悶。弱さ。聖書。生活の恐怖。敗者の祈り。君たちは何もわからず、それのわからぬ自分を、自慢にさへしているやうだ。そんな芸術家があるだろうか。

    小説といふものは、本来、女子供が読む者で、いはゆる利口な大人が目の色を変えて読み、しかもその読後感を卓をたたいて論じあふと云うやうな性質のものではないのであります。

  • 2009.3.10読了。

  • 未読

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著者プロフィール

1909年(明治42年)、青森県金木村(現五所川原市)生まれ。本名、津島修治。東大仏文科在学中に非合法運動に従事し、やがて本格的な執筆活動へ。35年、「逆行」で第1回芥川賞の次席となり、翌年には処女作品集『晩年』を刊行。以後「走れメロス」「斜陽」など多数。

「2018年 『津軽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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