図解とあらすじでよくわかる「古事記」入門 (知恵の森文庫)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334786021

感想・レビュー・書評

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  • 文章がメインだが話は面白く、入門ながらある程度詳細まで触れられている。
    この本を読んで他の古事記本に興味を持てたことを考えると入門としては良書に感じた◯

  • 「入門」にふさわしく、大変読みやすくまとめられていて、すんなり読み進めることができた。日本書紀とゴチャゴチャになっている記憶の整理ができた気がする。

  • 存在は知っているが、読んだことがない「古事記」の概要を知るには適した入門書だと思います。

    古代の人名は、音訓交じりの表記だし、通常はカタカナも併記するので、外国ものを読む感じなので入り込むのが困難なものです。本書もその点は同じですが、コンパクトにまとめているので、比較的読み易いです。

    今更ですが、古代の肉親の権力闘争や近親婚の多さに気づかされます。

    時の権力者の承継を正当化するために、多少の誇張や創作があるのでしょうが、軸には事実があるのだと思います。

  • 古事記の物語を通覧するにはちょうどいい深さの記述。
    しかし、古代の権力闘争は血塗れであることが今更ながらに痛感する。
    古代においては日本は中国よりも激しい血の歴史があるように思う。

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著者プロフィール

1953年生まれ。駒澤大学文学部歴史学科教授。著書・監修書に『出雲古代史論攷』(岩田書院)、『図説 出雲の神々と古代日本の謎』(青春出版社)、『古代史再検証 蘇我氏とは何か』『日本の古代史 飛鳥の謎を旅する』『完全図解 日本の古代史』『日本の古代史 ヤマト王権』『日本古代史の謎』『最新学説で読み解く日本の古代史』(すべて宝島社)などがある。

「2023年 『古墳で読み解く日本の古代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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