新版 誰も知らないインド料理: おいしい やさしい ヘルシー (知恵の森文庫 t わ 2-1)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 69
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334786113

作品紹介・あらすじ

カレーはおいしいけど胃にもたれる?タンドゥーリ・チキンがないとインド料理じゃない?それは誤解。ベジタリアンが多いインドでは菜食メニューも豊富だし、そもそも本場のインド料理はシンプルかつヘルシーなのだ。長年研究を重ねてきた著者が、インド料理の基礎知識やスパイスの基本、そして家庭で作れる本格派のレシピを厳選して紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 遥か昔のインド料理だから、今はまた違うのだろうけれど。最初に読んだ時のびっくりを思い出す。油脂にスパイスをのせる、豆を炒ってスパイスにする、そうだそうだと思いながら読む。この通りに作るとちょっと重めに感じる。こちらの胃腸が年を取ったか、今どきのレシピが軽くなったか、たぶん両方。旅行できるようになるのはいつなんだろう。

  • 一度読み終わってもキッチンに常においてある、インド料理のバイブル。
    カレー伝導師渡辺さんのインドへの情熱はものすごい。カレーの世界は奥が深い。この本でとりあえず北から南までスパイス料理の入門はできる。渡辺さんのレシピを参考にしているカレー屋は数知れないという。
    自分の師事する仙台南國堂のマスターも渡辺大先生と呼んで憚らない。

  • インドカレーを教えてもらったのは、実家を出て住んだシェアハウス、かっぱはうす。一緒に住んでいたNさん(男性)は、カレーが好きで好きでたまらない人。スパイスもたくさん揃っていた。

    最初は何が何だかわからなかったけど、毎日台所に立ち、ごはんの時間に、クミンシードはこうやって使うんだよとか、スパイスはハラルフードで買うとよいとか、教えてくれた。

    お母さんが子どもに教えるみたいに、やりながら教えてもらったので、すんなりスパイスの使い方も覚えた。
    その時、いつも見ていたのがこの本の著者の料理本。クミンシード、カルダモン、クローブ、シナモンスティック、ローリエ、ターメリック、ガラムマサラ、コリアンダー、カイエンペッパー、しょうが、にんにく。
    これだけ使えたら、カレーは作れるんだと分かった。

    しかもお腹にもたれず、野菜が美味しく感じられる。インドカレーや、料理にスパイスを使うのが好きになった。
    誰かと住むとその人の食習慣に影響され、自分の食習慣も変わる。
    他人と暮らす面白さ。

    この本はインドの地域ごとの違いを記した本。家で作るインドカレーはお腹にもたれないのに、外食のインドカレーはなぜこってりしてるのかな?と、思っていたけど、生クリームやオイルが多いレストラン用にアレンジされたものだと分かり、疑問が解けた。

    著者は家庭的なインドカレーが好きなようで、そうした著者が書いた本で覚えたから、胃もたれしないインドカレーだったんだと分かった。
    よい本を先生にできてよかったー。

  • 本場のインド料理とは? 北と南の料理の違いからインド料理の基礎知識。スパイスの基本、家庭で作れる本格派のレシピを厳選して紹介している。インド料理の入門書であると同時に実践的なレシピが食欲をそそる。

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著者プロフィール

成城大学文芸学部卒業後、ベルリン自由大学哲学人文学部に学び、マギスター取得。ドイツ公的機関や科学研究所の勤務を経て、現在、フリーランスとして字幕等の翻訳に携わる。

「2022年 『目に見えない戦争 デジタル化に脅かされる世界の安全と安定』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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