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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784334786410
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沖縄の多様な視点やアイデンティティを探求する本作は、沖縄が抱える複雑な問題に対して新たな視点を提供します。著者は、沖縄が“左派”や“全体主義”と一括りにされる風潮に疑問を投げかけ、保守的な立場から沖縄...
感想・レビュー・書評
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3年くらい前の『佐藤優のウチナー評論』の文庫版、
収録期間は変わらずに「2008年1月5日~2010年3月6日」。
元々は琉球新報に連載されているコラムとなります。
沖縄を“左派”や“全体主義”の島との評価を、
特に基地問題以降、目にすることが増えてきていますが、、
こちらはそんな“風潮”に疑問を投げかけるところから始まっています。
“絶対に正しいことは複数存在する。
従って、複数の真理が併存するような、
寛容の精神が必要になるのである。
この意味で、筆者は右翼だ。”
“沖縄に根ざした保守”としての論旨を展開、
やはりあらためて読んでみると、非常に興味深く。
東京(中央)にいると、沖縄の言語空間は全体主義(≒左派)と、
一方的に感じてしまうコトも多いですが、決してそうではないと。
任意の「点」を中心として俯瞰すると、、
各人がそれぞれ還るべき場所を守る、
この思いは総じて「保守的」であり、
いわゆる“右派”との親和性の方が高いのかなと。
そして沖縄の想いを通したいのであれば、
デモなどではなく中央に人を送り込もう、とはなるほどと。
この流れは古代ローマの頃の流れともリンクします、
属州から皇帝が出るくらいにローマ化が進んだとの点において。
“新自由主義の浸透で日本人がバラバラになってしまい、
他者が置かれた状況について想像し、
共感する力が急速に弱っている。”
そして一つ気になったのはこの点でした、
やはり時代の転換点なのかなと、あらためて。
ん、個人的に残念だったのは、、
文庫ならではの“おまけ”が無かった点でしょうか。
最近の連載からも何本か持ってきてくれればなぁ、なんて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書で佐藤優が滲ませている「複合的アイデンティティー」への理解と共感が絶望的に足りてないのだ、自称「日本を愛する日本人」どもは。
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新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:312.199//Sa85
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佐藤優の琉球新報の連載の文庫化。
沖縄に対する内地の構造的差別を徹底的に晒している。沖縄の人にとっては普通の感覚でも起こる内地とのズレ。
立ち向かうために”沖縄が声を上げる”ことを説く。
後天的に”日本”に属した沖縄は、どうにか日本と同化しようと努めてきた。そしてそうなれた。
少しでも、沖縄の声が届けばいいと思う。
それにしても、この人の話はいつも難しくて、面白い。インテリジェンス。 -
国家は官僚であり、暴力装置である。
沖縄集団自決、教科書検定問題。沖縄を日本国同胞として捉えているのか?
沖縄を左翼の島と括っていたが、それは、違うと考え直した。違うというか、それは、内地の一方的なものの見方だったなと。差別をしていたのだ。この本をよんで、考え方が変わった。
では、米軍基地問題は、どうすべきか?
沖縄からは代替案を出さなくていいと著者は述べる。安全保障を考えると、米軍基地は必要だ。そんな時代でもないのかな。
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