[増補版]なぜ関西のローカル大学「近大」が、志願者数日本一になったのか (知恵の森文庫)
- 光文社 (2016年4月12日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334786922
感想・レビュー・書評
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5章あるうちの1章はまるまる広報の話だった。プレスリリースの数は年間233本(2013)。一人称で自己アピールする大学を社会は求めていない、第三者を介して伝えることを大切にしている。記者に対して記事を書いてとペコペコすれば書いてもらえるほどジャーナリズムは甘くない。それより、問合せが入ったときに速やかに対応し、求められている情報を提供すること。広報部と内部の連携のためコメンテーターガイドブックを制作。学生は広告より公式に配布する大学案内や情報サイトなどベーシックな情報源を参考にしているとわかり、広告媒体への依存をやめて自分達のウェブサイトや印刷物をしっかり作る。新聞一面広告などはやる。結果、広告予算は増やしていないのに、最近広告にお金をかけてますねと言われるようになった。選択と集中の成果。
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「近大」になら通ってもいいかもしれないと思いました。
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反省し、対策を練る。
自らの長所短所を把握し、広く売り出す。
当たり前のことをしているように映るが、大学といえば教員、職員と、異なる境遇の職員がいる。その彼らが組織としての目標、理念に基づいて、行動する。
近代の強さというのは、この組織力というのもあるかもしれないと思った。 -
大学がここまでやるのか!?
女性のためのパウダールーム、養殖マグロのレストラン、記者会見。
2018年問題に向けての大学の在り方を考えるのに良き一冊だった。 -
近大の強さを読み解くと、2つのキーワードが見えてくる。一つは「変化」もう一つは「実学」。これまでに無かった革新的な取り組みを通して、志願者数日本一を達成。まさに時代に合わせた変化のたまもの。そして集まった学生は、実学を通して真に人の役にたつことを楽しく学べる。近大=養殖マグロのイメージが強いが、実はもっと奥が深かった。
著者プロフィール
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