なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか? 99%の凡人のための生存戦略 (光文社知恵の森文庫)

  • 光文社 (2022年10月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784334788070

感想・レビュー・書評

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  • 自己啓発本を読んで「よし、明日から頑張るぞ!」と意気込んだのに、数日後には元通り…。そんな経験はありませんか?私もそうで、読んだ直後は高揚しても、行動が伴わず自己嫌悪に陥ることがよくありました。

    長倉顕太さんの『なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか?』は、その虚しさを突き破る一冊です。著者は「99%の凡人は“すごい人”にはなれない」と現実を直視させつつ、それでも自分の人生を生きるための戦略を具体的に提示します。特徴的なのは「落ちて落ちてゼロになれ!」「キャラクターをつくれ!」「言葉とお金をコントロールせよ!」「安定は情熱を殺し、不安は情熱を高める」といった強烈なメッセージ。意識改革にとどまらず、行動を変えるための実践的な方法論が並んでいます。

    特に印象に残ったのは「不安情報社会」の捉え方です。SNSやニュースに振り回される現代において、ただ情報を消費して怯えるのではなく、自分の言葉と選択で未来を切り開けと説きます。そしてその前提には、人間が持つ特性を理解し、置かれた環境を見極めることが欠かせない、という視点が貫かれていました。つまり「自分を知り、社会を知る」ことこそが戦略の第一歩なのです。

    読後には、「考え方が変わった」で終わらず、「小さくてもいいから今なにをやるか」に意識が向きます。自己啓発に疲れた人や、現実的な行動指針を求める人にこそおすすめしたい、骨太で地に足のついた“生存マニュアル”だと感じました。

  • 日本の教育、それにより育まれた考えに警鐘を鳴らす本。今の自分に何かモヤモヤしている人はこの本を読めば何か得られるかもしれない

  • 安定より情熱を
    生き様よりも死に様を
    可能性は無限、しかし時間は有限

    長倉さんの初作

  • やたらと「クソ」という言葉を使って言い切る本。「他人の物語で生きてもしょうがないぞ」と言いつつも、著者の自己啓発ストーリーを読まされる。感想になっているかな...読んだ後の感想がこれ以上浮かばない...

  • 本の内容から一部を紹介:
    すごい人は生まれながらにすごい人であり、凡人がすごい人の人生を真似ても自己肯定感を低下させるだけ。そのような意味でポジティブシンキングは危険。
    宗教が一般的でない日本では道徳が必要。行動規範として自己啓発本は意味があるが、あまり傾倒すると他人の人生を受け入れることになる。
    他人の人生は自分の人生ではないので、それでは成功しない。成功するには自分の立ち位置を冷静に見極めて自分の人生を生きることが大切。

    成功するためには
    ①自分の人生を手に入れる「キャラクター」をつくる
    ②一度「ゼロ」まで落ちて、そこから自分の人生を作る
    ③言葉とお金をコントロールする
    ④「死」という同伴者とともに生きる

    感想:
    一度地獄を見た人は強いというが、まさにそれを示す内容の本。多くの自己啓発本を編集してきただけに、その論には説得力があります。

  • 前半はまあまあ同意できたけど、後半は筆者自身が自分の成功体験的なことを言い始めてしまうので、「その人の成功は、その人だけの成功」(p32)がブーメランになってしまっている気が…。
    もっと客観的に分析している本なのかと思って発注してしまったので、本屋さんで中身見てたら手に取ってなかったかもでした。

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著者プロフィール

作家・プロデューサー・編集者。1973年、東京生まれ。
学習院大学卒業後、職を転々とした後、28歳の時に出版社に転職し、編集者としてベストセラーを連発。今までに企画・編集した本の累計は1100万部を超える。
独立後は8年間にわたりホノルル、サンフランシスコに拠点を移して活動し、現在はコンテンツのプロデュースやこれらを活用したマーケティング、二拠点生活の経験を活かしたビジネスのオンライン化/テレワーク化のコンサルティング、海外での子育ての経験(とくにギフテッド教育に詳しい)から教育事業などに携わっている。
2015年からは若者に向けたコミュニティ運営も開始。グループコンサルティングや読書会を通じ、知識と経験の重要性を伝えている。
主な著書に『親は100%間違っている』『「絶望の国」でズルく賢く生きのびる』(光文社)、『「やりたいこと」が見つかる時間編集術』(あさ出版)、『超一流の二流をめざせ! 』(サンマーク出版)、『常識の1ミリ先を考える。』(サンクチュアリ出版)、『移動力』『モテる読書術』『GIG WORK』(すばる舎)などがある。

「2022年 『人生は28歳までに決まる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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