白馬山荘殺人事件 新装版 (光文社文庫)

  • 光文社 (2020年6月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784334790424

作品紹介・あらすじ

「マリア様が、家に帰るのはいつか」?謎のメッセージを残して兄は自殺した。妹のナオコは友人のマコトと信州白馬の『まざあ・ぐうす』を訪れ、兄の死の真相を探ることに。英国風のペンションに集う、事件に居合わせた人びと――。彼らは何を求めてここに集まるのか? 兄はなぜ死んだのか 密室トリックの謎とマザー・グースの暗号を解け!
読みやすく文字を大きくしリニューアルした長編第一弾。東野圭吾初期の傑作をお見逃しなく!

感想・レビュー・書評

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  • 読んだことなかった!
    マザー・グースのことはあまり知識がなく、ピンとこなかった。
    もっと連続殺人になれば良かったのになー。

  • クローズドサークルっぽいので読みたくなった。(クローズドサークルではなかった)

    登場人物がセリフを話しているだけという感じで、山荘という面白い設定なのに没入感が全く感じられない。ストーリーは面白いので最後まで一気に読んだ。

    この暗号を解ける人はいない。
    というか、読者に解かせる気が全くない。
    作者の考えた難解すぎるトリックを読まされている感覚。

    伏線があちこちに張られていて、正々堂々と読者に挑むスタイルが好きだ。
    トリックを知った時に「うゎーやられたー」というような感覚が好きでミステリーを読んている。

    この本はそのどちらもでもなく、私の好きなミステリーではなかった。
    『仮面山荘殺人事件』と『ある閉ざされた雪の山荘で』はすごく面白かったので、初期の作品は合わないのかもしれない。

  •  面白かった。読後の満足感がハンパない。

     雪の山荘モノ、密室トリックにマザー・グースの暗号とくれば、ミステリ好きの血が騒いでしまうというものである。

     後半の、全てが繋がり謎解きが加速する展開に興奮して、ページを捲る手が止まらなかった。これが初期作とは恐ろしや…

  • ラストの、真琴のセリフじゃないけど、女は怖いなぁ。執念深いなぁ。東野さんの作品の幾つかにも描かれているけど、この1冊も、女の恐ろしさが骨身に染みるようなお話です。しかし、よく考えられているなぁ。組み立て方が上手いんだよね、東野さんって。

  • 【再読】人里離れた白馬山荘において亡くなった兄の死の真相の謎を解く。単なるクローズドサークルミステリーだけでなく、マザーグースの唄の解読、さらにこの山荘で起きた事件まで絡まった謎解きは、なかなか真相を先読み出来なかった。

  • 「マリア様が家に帰るのはいつか。」というメッセージの葉書を残し、一年前の冬のペンションで副毒死した公一。
    兄の自殺に納得のいかない、奈穂子は兄が亡くなった信州のペンション「まざあぐうす」に友人の真琴と訪れる。
    英国人の別荘を改装したペンションの各部屋に飾られるマザーグースの歌。
    兄のメッセージの謎とは。

    かなり以前に読んだと思うけれど、ほぼ覚えていなくて新鮮な気持ちで読む。
    トリックも動機もなんだかなーと思いつつ、それでも楽しく読めた。

  • 面白かったし一気読みできた!
    東野圭吾の初期の作品、割と好きなの多いな。

    ただ本文の鍵とな、マザーグースについて知識がなかったせいか、そこだけちょっと理解しづらかったかも。

  • 隔離されたペンションで起こった密室トリックというありふれた題材かと思いきや、マザーグースをネタとした暗号解読の要素もあり飽きさせない。
    が、ラストに向かって3つの事件を一遍に解決させるための新事実が多過ぎて理解追いつかず…。

  • 東野さんの初期の頃の作品。
    マザーグースについてはよく分かんないけど、人間って欲深いなと。
    欲深いのは罪ですな…。おにいさん可哀想…。

    初期とあって最近のよりはやはり粗めな感じがしたかも?

  • 白馬山荘殺人事件
    東野圭吾

    ∞----------------------∞

    マザーグースを知らないからか、途中までは意味不明だった。英語で書かれてる部分をほぼ飛ばしたのも良くなかったか。マザーグースどんなものかちょっとだけ勉強になったけど、やっぱり意味不明かも。
    いろはにほへとに隠文字があるというのは面白かった。

    兄の死が自殺なのか他殺なのか、兄が亡くなった山荘『まざあ・ぐうす』へ。「何も無いのが良い」と毎年この時期に集まる常連たちは毎日カードゲームやチェスをして過ごす。兄の死の真相を探りに行ったはずが、兄の前にも亡くなってた人がいたと分かったり、更にそこで殺人事件まで起こってしまう。

    そうそう、このカードゲームで何のゲームをやっていたかまでが重要だったりするので、なかなか緻密。

    犯人が分かってからも、本当の宝?の在処、その隠してあったものについて、過去に亡くなってた人の関係者の事など、真相が最後の最後まで次々に出てくるところは、めいっぱい楽しめた。

    2025/01/29 読了

  • これぞミステリー。2時間ドラマなんかによく出てくるポツンと人気のないペンションにキャラクターが集まる。マザーグースの唄に隠された謎を探偵のように解き進む主人公たちと、キャラクターたちのそれぞれの関係性や謎に、読んでいてずっと怪しさと緊張感に包まれた。まさかという人物が犯人だったり、これまたまさかというトリック&どんでん返しが最後の最後まで続いていて楽しめた。

  • この本と出会えてなかったらマザーグースのことなんて知らなかったし、鏡の国のアリス読もうとは思わへんかった。
    何回も読んでああこうだったのかって気づく場面あったし。伏線回収上手いのは東野圭吾らしい
    雪煙チェイスシリーズにしろ鳥人計画にしろこの作品にしろ、作者のウィンタースポーツ好きなんやなってつくづく思う

  • 各キャラクターが魅力的で、特にドクター夫妻のやり取りを見てると和む。マザーグースの歌詞に因んだ謎解きは懐かしさがあり、面白かった。後半になり、キャラが急に濃くなる人がいて、その人が1番好き。

  • ストーリーや終盤の締めはとても良かったと思う。ただ、暗号のマザーグースがいまいちピンとこない、というかこれが解読できるのが不思議。また、犯人の名前があがった時もこの人はどんな人だっけ、と印象が薄かった。

  • 面白くはあったが、マザーグースの暗号は、自分にはとっては難しくて良くわからなかった。
    ああいう思いつきが書けるのは、すごいと思ったが、僕のよいにわかりずらかった読者も多かったのではないかと思う。自分的には、理解できなかった面があって面白さが半減してしまったような気がする。
    最後、犯人が判明した後、次々と新たな真相が、展開されていく流れは東野圭吾らしくて、興味深かった。

  • 兄の自死と残された手紙、マザー・グースの内容に隠されたものは。
    既存の作品をこうして練り込んだミステリー作品にするのが流石。
    スピード感のある展開にはらはら。

  • 正直、マザーグースの謎解きが分かりにくかった。

    東野圭吾さんが書き出しの頃の作品。
    さらっと読めるけど、珍しく犯人が当たってしまった。
    どんでん返しもあるけど、いまいち心に響きませんでした。

  • 昔の作品でもこんなに面白いんだよな。一気に読んだ。多少の古さはありつつも、現代にすんなり溶け込んだ。

  • 由緒正しい王道の雪山ミステリー
    雪山に変わった館、そしてマザーグースの暗号
    散りばめられたピースだけでワクワクします。
    主人公は兄を亡くした女性とその友人で、名探偵はいません。
    兄の死の真相を探るため、兄が最後に過ごしていた山荘を訪れます。
    密室で毒を飲んだとされる兄は館の各部屋に飾られているマザーグースの童謡の暗号を解こうとしていた。
    館に隠された秘密とは?
    どのようにして密室がつくられたのか?
    そして新たに起こった殺人事件の真相とは?
    そこまで分厚い本ではないので、読み飽きないテンポで話は進みます。
    少し前の時代設定のため、そこに違和感を感じることもあるかと思いますが、王道ミステリーを気軽に味わえる一冊です。

  • 大半が暗号解読の印象
    マザー・グースがわからなかったので解くことは諦めストーリーを楽しむことに専念しました(笑)
    密室、暗号解読、毎年続く謎の死、新たな殺人事件と盛り沢山な内容だった

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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