ちびねこ亭の思い出ごはん 三毛猫と昨日のカレー (光文社文庫)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334791278

感想・レビュー・書評

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  • ちびねこ亭は変わらず思い出ご飯をお客様へ。

    人から人へつながる絆もこの作品の魅力なんだろうなと思います。

    豆腐の味噌漬け、豚バラの唐揚げ。なんと手のかかる料理が多いのだろう。

    それが思い合うということなんでしょうね。

  • 5つ星じゃたりないと思っています。
    何度も涙しました。
    その涙のあとは優しい気持ちになりました。
    ちびねこ亭、私も行きたいなぁ。
    私もとってもとっても会いたい人がいます。

  • 自分も持病を理由に全てを諦めようとしたことがあり、その時の自分と物語がリンクして号泣しながら読了。 誰かと出会った時から大切な時間が始まるー 凪の母の言葉で泣き、啓太の母の想いにまた泣いた。 凪には俊弥と一緒に医者からの宣告を乗り越えて末永く幸せでいてほしいと強く思った。

  • 第1弾が面白かったので、第2弾である『三毛猫と昨日のカレー』を引き続き読みました。
    お母さんがこどもを思う気持ちに感動させられるお話が複数あり、涙が出てきました。
    『ちびねこ亭』にやって来る人たちは、それぞれにエピソードがあり、様々な想いがあります。でも、故人に会いたい気持ちは同じで、誰もが半信半疑です。そんな情景がとても面白い作品です。

  • 泣きそうになった。出だしでこんな感情を揺さぶるって驚いた。帯で泣かせるとかよく目にするがほとんど大袈裟だから、お母さんのたった5年じゃないだってあなたと過ごしたのは5年よと言う場面が沁みる、湯気が無くなる時間にこんなわかりやすい的確な言葉あるだろうか。光代さんの誰に会いたいのか何が悩みなのか判らずに、違う展開だと思っていたら3人の友達が迎えに来ていて、凄く良い感じ。優秀ですね。2時間掛からないで読んだかも、両方良い本、次必ず出るね

  • シリーズ2作目。
    私は今会いたい人がいないけど、いたらちびねこ亭に行きたいだろうな。

  • 表紙が可愛くて手に取った図書館本。
    千葉県内房にある食堂の話、故人に会いたくて思い出ごはんを予約、会えるかは店主にもわからない。
    近隣在住で聞いたことのある地名、改めて知る場所発見。思い出ご飯のメニューが記されているので作って見ようと思い動かされる。
    文章が優しいので情景も膨らませながらの読了、第3段も借ります。

  • 続編。
    誰もが会いたい人いるよね。
    羨ましい。

  • 今回も見事に泣かされる。
    この世にいない、2度と会えるはずのない人と会える、優しくて切ない「ちびねこ亭」
    おもいでごはんの湯気が出ている間だけ、つかの間の邂逅というのがまた泣けるのだ。
    しかも、どちらにとっても1度だけの機会、、、
    40歳のひきこもり氏、どうなるかと思ったけど、よかった。
    お料理がおいしそうなのも好きなポイント。
    今回は、特に豚バラの唐揚げにそそられる。
    ちょうど、冷凍庫に豚肉が♪
    琴子と櫂にも進展があるかなー。
    次が楽しみ。

  • 心温まるファンタジー系。
    1個目の話が1番よかったかも。
    ファンタジーと猫が好きならおすすめ。
    思い出ご飯という発想が素敵。

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著者プロフィール

高橋由太:第8回「このミステリーがすごい!」で最終選考まで残った作品を加筆修正したデビュー作「オサキ江戸へ」が10万部を記録。以来、時代物を中心に執筆活動を行っている。亜沙美:講談社「ITAN」を中心に活躍するイラストレーター・漫画家。

「2015年 『雷獣びりびり ⑥ 大江戸あやかし犯科帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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