- 光文社 (2021年3月10日発売)
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感想 : 13件
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784334791698
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みんなの感想まとめ
新人の労働基準監督官が様々な現場を経験しながら成長していく姿を描いたこの作品は、労働問題に対する深い理解を促します。登場人物たちが直面する過酷な現実、例えば大怪我や死体に向き合うシーンを通じて、労働者...
感想・レビュー・書評
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新人の労働基準監督官が、色んな現場を経験しながら成長していくお仕事小説。
労働基準監督官の仕事は、大怪我や死体を見るようなケースもあるなどかなりハードなんだということを知った。
労働者の味方は必要だが、現実社会では労働者の権利ばかりを振りかざす人が増えてきているように感じている。最後のコロナ禍で、妊婦の医療職だけ(?)休暇を取れる制度も、本人たちにはありがたい制度だが、誰だってそんなリスキーな状況下で働きたくないわけで、病院側にとっては医療職員の確保が難しくなるだろうし、どんな制度もバランスの取れた運用が大事だと思った。
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小説だけど、きっとこういった会社多いのだろうな。かつて私がいた会社もそうだった。
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まぁ、小説だから出来過ぎな話もある。でも、日常、敵味方で言えばどちらかいうと敵の彼らに、こういう思いで労働問題に向き合っているんだとは、ついぞ想像したことがなく。大体において自分が、どういう思いでこの仕事をしてきているのか、都度考えたことはあったはずだけど、こんなドラマみたいな場面に立ち会ったことは、ゼロではないけどもう暫く絶えて、無い…
もう今更この年で、物理的にも心理的にもこの小説の登場人物たちのような日々を送ろうとすることはかなり難しいなと思いつつ、目の前の問題にもっと向き合わないと、この仕事辞めてから後悔するような気はするのだから、さあ明日からの仕事は、この小説読んで考えたこと思い出しながら、やっていこう。 -
若い独身スタッフにしわ寄せが行くことが、お前の最善の提案なのか?
印象的だった -
勉強になった
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労基署が舞台になることは少ないので、興味深かった。
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ほどほどな重さで、今ちょうど良かった。
ちょっと説明的な所はある気がしたけれど、早々それに困るのよ…という感じ。
性善説で語れる未来が来たらんことを。 -
テーマとして、すごく面白かった。
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労働基準監督署の新人労働基準監督官のお話し。
おそらく、労働基準監督局というところが
小説の舞台になるのは少ないのではと思います。
短編集ではありませんが、
連作短編集のようになっていました。
もう少しテーマを絞りこんでもらえれば
もっとよかったのではと思います。
脇役は個性的でした。
シリーズになれば面白そうです。 -
労働法は実務の核心部分に関わる法改正が頻繁なため、時間軸が「現在」に近い方が望ましいわけですが、今回は設定を2019年にせざるを得ない事情があり、働き方改革関連法の経過措置の関係で、旬のテーマである年次有給休暇を取り扱いづらかったりもしたのでしょうか。 水生大海『社労士のヒナコ』で社会保険労務士、本作で労働基準監督官が題材になったので、次はハローワークか年金事務所モノが来ることを期待。
なお、監督署の専門外の箇所には、ちらほらと誤った記述も。気付いたところでは、153頁で傷病手当金の額の計算が誤っているのと、305頁で1975年に廃止された「失業保険」の語が使われている(初版第1刷)。
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