白い陥穽 鮎川哲也のチェックメイト (光文社文庫)

  • 光文社 (2021年10月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784334792602

みんなの感想まとめ

巧妙な倒叙ミステリが織り成す緊張感溢れる物語が展開され、読者を引き込む作品です。鮎川哲也の短編集では、完全犯罪を目指す殺人事件や、誤解から生じる人間関係のもつれが描かれています。表題作を含む各話では、...

感想・レビュー・書評

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  • 鮎川哲也の作品を読むのは、おそらく中学生以来。鉄道ミステリのアンソロジーだったと思う。倒叙ミステリの短編集。チェックメイト78という松方弘樹主演のドラマはうっすらと記憶にあるが、内容は忘れてしまった。

    表題作が一番好み。オチが重なる作品があるのは意図的なのだろう。

  • 私が読んだ図書館の本は古いものでバーコードもなくて、ブクログで検索しても出てこなかったので、タイトルで検索したらヒットしたこちらのページに感想を書く。
    読んだのは集英社文庫の『葬送行進曲』。


    「読者への挑戦」短編集。ほぼ全てに「挑戦」入り。しかも前半のは倒叙もの。倒叙ものの「挑戦」、つまり犯人を当てるのではなくて犯人のミスを探すんだけど、かなり面白い趣向だった。

    『ドン・ホァンの死』の時系列が一読では腑に落ちなくて、これからもう一度読む。

  • 鮎川哲也さん初でした。
    完全犯罪だと確信して行う殺人事件。
    ちょっとしたミスから真相が明らかに…

    ・白い盲点
    元カレに殺意を抱く…軽井沢の別荘にて自殺に見せかけ…

    ・暗い穽
    探偵に不倫をネタに譲られる。アリバイ工作するが…

    ・鴉
    酔っぱらった勢いで秘密クラブに嵌まってしまう中年教師。譲られ、アリバイ工作をし殺害するが…

    ・夜を創る
    ある誤解から作家へ借金をしてしまう女性編集者。誤解を解こうとするが…

    ・墓穴
    不倫相手より旦那殺害の相談を受ける。上手く行ったはずなのに…

    ・尾行
    『尾行されてる!』そんな思いより浮気をしてる夫は妾と共謀して妻を殺害する…

    ・透明な同伴者
    縁談を持ち込まれた女性作家。縁談はうまく行くが彼女には秘密が…

    ・葬送行進曲
    テナーサックスのスタープレイヤーが堕ちていく…

  • 2021/10/22読了

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著者プロフィール

鮎川哲也(あゆかわ・てつや)
本名・中川透。1919(大8)年、東京生まれ。終戦後はGHQ勤務の傍ら、様々な筆名を用いて雑誌へ短編を投稿し、50年には『宝石』100万円懸賞の長篇部門へ投稿した「ペトロフ事件」(中川透名義)が第一席で入選した。56年、講談社が公募していた「書下ろし長篇探偵小説全集」の第13巻「十三番目の椅子」へ応募した「黒いトランク」が入選し、本格的に作家活動を開始する。60年、「憎悪の化石」と「黒い白鳥」で第13回日本探偵作家クラブ賞長編賞を受賞。受賞後も安定したペースで本格推理小説を書き続け人気作家となる。執筆活動と並行して、アンソロジー編纂や新人作家の育成、忘れられた探偵作家の追跡調査など、さまざまな仕事をこなした。クラシックや唱歌にも造詣が深く、音楽関連のエッセイ集も複数冊ある。2001年、旧作発掘や新人育成への多大な貢献を評価され、第1回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。2002(平14)年9月24日、83歳で死去。没後、第6回日本ミステリー文学大賞を贈られた。

「2020年 『幻の探偵作家を求めて【完全版】 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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