Jミステリー2022 SPRING (光文社文庫)

  • 光文社 (2022年4月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784334793470

作品紹介・あらすじ

日本ミステリーの最前線をいく超豪華執筆陣、 夢の競演!
今、ミステリー界を牽引しているのは誰か。各国で絶大な人気を誇る東野圭吾をはじめ、飛ぶ鳥を落とす勢いの知念実希人、芦沢央、青柳碧人、織守きょうや、今村昌弘によるファン垂涎ものの全編新作書下ろしアンソロジーがここに誕生!

感想・レビュー・書評

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  • 各作家の特徴が出ていて面白い! ミステリー界のドリームチームの傑作アンソロジー #Jミステリー2022SPRING

    こんなメンバーのアンソロジーが出ていたら、そりゃ買っちゃいますよ~ ベテランから新進気鋭の実力派まで、超面白い作品を出しまくってるメンバーじゃないですか。
    このメンバーをそろえた時点で、出版社の勝ちだと思いました。こんなの定期的に出されたら、どんどん買ってしまうので困る。やめてください。(嘘です)

    ■リノベの女/東野圭吾
    東野さんらしく、人情と家族愛に溢れるミステリー。良作ですね。
    さすが丁寧にまとめていますね、そのまま2時間ドラマになります。

    ■ある部屋にて/今村昌弘
    今村さんがえがく倒叙モノ。ヒリヒリ追い詰められていくところが読みどころ。
    比留子シリーズではやられっぱなしなので、読者としては一矢報いたかったけども… えええぇぇ

    ■立体パズル/芦沢央
    いつもママ目線の心情描写が素晴らしい芦沢さんの作品。今回はパパが大活躍! とにかく芦沢さんの作品は、家族愛の深さを感じるんですよね~
    そしてさすが短編、イヤミスのプロ、本作でも実力をみせていただけました。家族への情愛と不安を見事にえがけていて最高です。

    ■叶えよ、アフリカオニネズミ/青柳碧人
    数学ミステリー、昔話×ミステリーで有名な青柳さんの本格ミステリー、密室殺人モノ。
    お得意の活きのいいキャラクターを描写する手腕はお見事ですね!そして突拍子もないトリックが最高、でも物語としては整っていて良作だと思いました。

    ■目撃者/織守きょうや
    本書で唯一読めてない作家さんでした。「花束は毒」はいつか読みたい。
    実は一番スタンダードなミステリーでしたが、しかしながら物語は丁寧で、さらに終盤の盛り上げは圧巻。でも、自分は騙されませんでしたよ、見抜かせていただきました。

    ■黒猫と薔薇の折り紙/知念実希人
    大好きな作家さんで期待大。死神シリーズの最新作第一章とのことで、切ないながらもいいお話でした。自分としては、本作のテーマは希望としたい。そんな感想です。
    あかん、これは死神シリーズ読みたくなった。新作も買いそう。あきらかに出版社の戦略にハマった。

    どの作品も粒ぞろいで、いろんな作家さんの特徴や面白みがでていて素晴らしいです。自分も新本格ミステリーに沼った時は読み漁っていたんですが、どうしても似たような作風の作家さんが多くなってしまい、若干飽きてくるんですよね。とはいえ目新しい作家さんに手を伸ばすにも、抵抗があったり、変なプライドで読まなかったり。

    そんな時はこんなバラエティー豊かなメンバーのアンソロジーはおすすめですね。またミステリー初心者やこの作家に興味があるけどどうだろ…というの方にも良いのではないでしょうかっ

    • autumn522akiさん
      みたらし娘さん、こんにちは。コメントありがとうございますー

      ぜひぜひ読んでみて下さい。
      いろんな作家のいろんな作品があるので、ライト...
      みたらし娘さん、こんにちは。コメントありがとうございますー

      ぜひぜひ読んでみて下さい。
      いろんな作家のいろんな作品があるので、ライトに楽しめると思います。バラエティーに富んでるところが本作の強みだと思いますっ
      2022/04/21
    • みたらし娘さん
      こんばんは☆
      さっそく読み終えました!
      いやはや面白かった…めちゃめちゃ贅沢アンソロジーですね!
      楽しめました♪
      こんばんは☆
      さっそく読み終えました!
      いやはや面白かった…めちゃめちゃ贅沢アンソロジーですね!
      楽しめました♪
      2022/04/29
    • autumn522akiさん
      みたらし娘さん、よんでくれてありがと~
      みたらし娘さん、よんでくれてありがと~
      2022/04/30
  • 豪華なメンバーが揃った一冊はかなり読み応えがあり、どの作品もおもしろかったです。初っ端から東野圭吾さんのミステリーにどっぷりハマり込んでいき、今村さん、芹沢さんと表紙に書かれている順に続いていく。今村さんと織守さんは初読みでどちらもおもしろかったので他の作品も読んでみようと思います(^^)

    知念さんのは、悲しくて泣けました…が最後驚愕の終わり方で続きがめちゃくちゃ気になりました。
    死神シリーズ、レオは読んだけど猫ちゃんの方は読んでないので続き読んでみようと思います(^-^)

  • 「ミステリー界ドリームチームのアンソロジー」と書かれた
    autumn522akiさんのレビューを読んで、興味津々。
    FALLが出たばかりのようですが、まずSPRINGから。
    本のカバーが派手! キラキラ輝く黄金色で、眩しい!
    6人のミステリー作家の腕もきらりと光ります。

    東野圭吾『リノベの女』
     マンションのリノベーションを依頼された建築士の女性。
     仕事の相談場所を提供してくれた彼女の叔父は なかなかの切れ者。
     不思議な雰囲気を纏う依頼人の人生に関わっていくことになり…。
     最後の一文が素敵な、東野さんらしい愛情にあふれたミステリー。

    今村昌弘『ある部屋にて』
     事件展開の意外さに、しばし茫然。
     現場にあとからやって来た 弁護士を名乗る白川という男。
     ちょっと刑事コロンボ風に感じたんだけどな。

    芦沢央『立体パズル』
     息子(5歳)の保育園の送り迎えをするパパは脚本家。
     作品の登場人物を「立体感のある人間」にするため
     街の風景や他人の家の外観などを観察しては想像を膨らませる。
     ニュースで幼児殺害事件が報道され、犯人の出自がマスコミで流れる。
     そのことが幸せな脚本家の家庭にじわじわと影響を及ぼし始め、
     彼の仕事に対する自負は…?

    青柳 碧人『叶えよ、アフリカオニネズミ』
     地雷を感知するアフリカオニネズミの研究所で起こる爆発事故。
     登場する人物が個性的。
     見事に謎を解いた警部さんは人間味あふれる人物。
     でも、大丈夫? あとで事実が明るみに出たりしないのかな?
     なんて 野暮ですね、私ったら。

    織守きょうや『目撃者』
     母親殺害の事件現場にいたのは2歳の幼児ひとり。
     しかも、眠っていたのかもしれない。
     ほぉ~!という謎解きトリック。

    知念 実希人『黒猫と薔薇の折り紙』
     『地縛霊』の魂を救うのが仕事の 天からの案内猫 クロ。
     自殺願望の男の心の内を覗き見ると、純粋で美しい物語が。
    一旦救われた男の魂は、この結末を迎えてどうなってしまう?

    東野圭吾さん以外、はじめての作家さんでした。
    それぞれに 色とリズム があって面白いです。
    またまた、読みたい作家さんが増えてしまいました。
    困った、困った!

  •  豪華過ぎるアンソロジーである。魅力的な謎と驚愕の真相の数々を堪能し、ミステリの醍醐味を味わえる贅沢な読書時間だった。

    1, 東野圭吾「リノベの女」
     映画「ブラック・ショーマン」の公開日、映画を観る前に東野圭吾さんの作品を読もうと思い立って読んだのだが、偶然、神尾武史シリーズの短編で大変驚いた。
     武史の姪・真世のクライアントの女性を巡る謎がとても興味深い。殺人事件は起きず、日常の謎系のミステリだった。

    2, 今村昌弘「ある部屋にて」
     倒叙形式の物語。殺人を隠そうとする犯人に思わぬ障壁が立ちはだかる。ハラハラしながら読み進め、予想外の結末に呆然唖然⋯

    3, 芦沢央「立体パズル」
     とある噂がコミュニティに不安を齎し、じわじわ広がる怖さに心がざわついた。最後の最後、伏線が繋がった瞬間の衝撃に圧倒された。さらに心がざわついてしまった。親になればより一層理解出来る心境かも⋯

    4, 青柳碧人「叶えよ、アフリカオニネズミ」
     地雷撤去研究所で起きた密室殺人を解く鍵は地雷探知ネズミに有り? 設定が良い。
     由赤丸警部のキャラが強烈だった。もしかしてシリーズものなのかなと思った。

    5, 織守きょうや「目撃者」
     夫が帰宅すると妻が殺されており、隣室では幼い息子が寝息を立てていた⋯
     夫と刑事の視点で物語は進む。
     展開は読めたが、父子の未来を暗示する結末に心がざわつく読後感を味わった。

    6, 知念実希人「黒猫と薔薇の折り紙」
     黒猫の姿をした死神が、この世に未練を残したまま死のうとした青年を救済しようとする物語。真相は早い段階で予想出来てしまったが、最後の最後、大きな謎を残して終わってしまい驚いた。実は長編小説の第1章とのことで、とても続きが気になる。

     お気に入りは、

    ・ある部屋にて
    ・叶えよ、アフリカオニネズミ

     前者は倒叙ならではのスリルと結末が見事だったし、後者はとにかく由赤丸警部のキャラが好き過ぎてシリーズを追いたくなった。

  • 大物作家揃いの贅沢アンソロジー☆
    どれも長編で読みたくなるようなおもしろさでした!
    特に知念実希人さんの続編はぜひ期待したい…!
    2022ということは毎年出るのかしら!?
    楽しみ〜☆

    これを読んで自分で確信したことがひとつ…
    わたしはミステリーでも探偵よりも警察モノが好きらしい笑
    この本では
    叶えよ、アフリカオニネズミ】1番のお気に入り。

    そんな私の好きな警察が事件解決するミステリーもあるし色んなテイストのミステリーがあって、ミステリー好きにもそうでない方にも楽しんでもらえるかと。
    オススメの1冊です☆

    • autumn522akiさん
      みたらし娘さん、こんちわですっ
      ご自身の好みが理解できてよかったですね(^^

      しかしほんとバラエティーに富んでて、贅沢な一冊ですよね...
      みたらし娘さん、こんちわですっ
      ご自身の好みが理解できてよかったですね(^^

      しかしほんとバラエティーに富んでて、贅沢な一冊ですよね~
      読んでて楽しいってのが一番すね!
      2022/04/30
    • みたらし娘さん
      autumn522akiさん☆こんにちは(^^)

      刑事モノ好きなんですよ〜(。-_-。)
      そういえば誉田哲也さんのストロベリーナイトシリー...
      autumn522akiさん☆こんにちは(^^)

      刑事モノ好きなんですよ〜(。-_-。)
      そういえば誉田哲也さんのストロベリーナイトシリーズほとんど持ってるな…と後から思い出しました笑

      ほんと贅沢だと思います!
      2023も出るんですかね!?楽しみです♪

      気になってたけど早々読めたのはautumn522akiさんのレビューのおかげです!
      ありがとうございました\( ´ω` )/
      2022/04/30
  • ミステリー界を代表する作家たちのアンソロジー。
    各作家の特徴が色濃く出ていて、読んでいて実に飽きが来ない。短編ながらも設定が凝っていたり登場人物が個性的だったりと、ボリューム感もしっかりあって満足いく内容だった。

    特に好きだった作品は青柳碧人先生の『叶えよ、アフリカオニネズミ』。
    登場人物に個性的な人物が多く、中でも特に由赤丸警部に惹かれた。傲慢で嫌味な上司と思いきや、抜群の洞察力と人情に兼ね備える人物で、読み終える頃には大好きになっていた。
    地雷を使った密室殺人という構図も面白い。使われたトリックも面白かったです。

  • アンソロジー。
    この中では知ってる作家は東野圭吾さんだけだったが、新しく良い(読んでみたくなる)作家さんをみつけるのには都合の良い1冊。
    青柳碧人さん。奇抜な登場人物ばかりだが、最後は人情味のある終わり方。面白い。
    織守きょうやさん。こちらは逆に、登場人物はそこらにいそうな人達で、ミステリーにありがちな話の展開だが、すんなりと読める。
    知念実希人さん。いちばん気に入りました。これ、シリーズ物の一部らしいから、是非とも全編読みたい!

  • お買い得感たっぷりのアンソロジー。
    東野圭吾、今村昌弘以外は初読み。積読の中にはあるんだけどもね、こっちが先になってしまいました。
    どの作家さんも、文章が読みやすくてボリュームもちょうど良い。最後の知念実希人だけ、続きのありそうな終わりでもやっとしてしまった。
    東野圭吾には、同じ光文社から出版のブラック・ショーマンの叔父さんと姪っ子のコンビが。あれはあれで単発と思っていたので嬉しい。
    どの作家さんも、読めて良かったです。

  • いろんな作家さんの本が読めて良かった。と言ってもどの作家の作品も読んだことはあったのだけど。
    最後の黒猫と薔薇の折り紙は、なんか続きがかなり気になる形で終わってしまって、?!ってなってたらあとがき読んで納得。続きは死神と天使の円舞でお楽しみください、ってそれはずるいわー!笑
    せっかくその他の作品は読み切りですっきり終わってたのに!しかも死神シリーズ3部作の3つ目ってずるいわー!それ読むまでに他の2冊も読まないかんやーん、という訳で、続きが気になる気持ちは抑えて、明日からS&Mシリーズに戻ろうと思います笑

  • 最近ハマっているアンソロジー。
    超豪華な執筆陣で全員読んだことあり。お気に入りの作者の作品もあったので楽しみに読んだ。
    どの作品もさすがの面白さだった。
    知念さんの作品は私の大好きな死神シリーズの1部で、既に持っている本だった。この「続き」が面白いのでここで終わってしまうとちょっともったいなく感じた。東野圭吾さんの「リノべの女」はちょうど読もうとしていた「ブラックショーマンと覚醒する女たち」の中の一遍だった。今村昌弘さんの「ある部屋にて」がとても良かった。

  • 【収録作品】「リノベの女」 東野圭吾/「ある部屋にて」 今村昌弘/「立体パズル」 芦沢央/「叶えよ、アフリカオニネズミ」 青柳碧人/「目撃者」 織守きょうや/「黒猫と薔薇の折り紙」 知念実希人

    どれも、作者らしいひねりがある。一方で、既視感のある設定もあって意外性はさほどなく、一定の知名度があれば、このレベルでもいいのだなという印象。

    「リノベの女」 高級マンションのリノベを依頼した女性の謎。バーの店主の正体が一番謎、と思ったけれど、『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』の人か。
    「ある部屋にて」 つれなくなった「恋人」を訪ねた男。突然の訪問を詰られてつい殺してしまうが、そこに彼女に呼ばれたという弁護士が現れる。
    「立体パズル」 保育園帰りの母子を襲った元エリートの男。何不自由なく育ち、順風満帆だった彼の犯罪が、地元に住む家族たちに波紋を投げかける。
    「叶えよ…」 地雷除去のための研究を続ける施設で起きた爆死事件。地雷に対するソフトな問題提起になっている。
    「目撃者」 予定より早く帰宅した夫が見つけたのは妻の他殺死体。隣の部屋では幼い息子が眠っていた。「ママ、いたいいたいだからねんねしている」というその子の発言がもたらす波紋。
    「黒猫と…」 黒猫に擬態した死神レオの話。子宮頸がんワクチン普及を訴えたいのだろうが、説教臭くて残念。肝心の謎部分は想像がつくので、もってまわりすぎていて、くどい。正直、ためにする話という感じ。続きは『死神と天使の円舞曲(仮)』でと引っ張るのが残念。

  • 豪華な作家陣の集まる、ミステリー作品のアンソロジー。

    個人的には東野圭吾さん、今村昌弘さん、芦沢央さん、青栁碧人の作品が面白かった。
    東野さんで、どっしりとしたミステリーを。
    ページが進むにつれ、読みやすくライトなミステリーに。
    最後は、知念実希人さんの新作の宣伝をされてしまいました(笑)
    さすがに、これは興ざめしたな…。
    これが出版社のやり方かー!!
    続きは気になるけれども。。
    まあ…これだけの作家陣を集めて文庫本作ったのだから、どこかで取り返さないと採算は取れないだろうと、お察しはしますが。。
    (決して作家さん方に罪はないです!)

    ということで★の数減らしてますが、サクッと読むには良かったかな?と思います。

  • 短編集の中には大抵好みじゃないものがある程度入っているものですが、6話中5話は満足のいくものでした。特に「リノベの女」「ある部屋にて」は面白かったですね。そうきたか、と先が気になる所も良かったです。
    ただ最後のお話しだけは私に合わなかったですね。女性に共感出来ないのと、420Pのクロのセリフが特に好きになれなかったです。よく言われたり聞いたりする言葉ですけども。しかも続きは本買わないといけないのかーいとツッコミたくなりましたね。気になるので、図書館で借りて読もうとは思いますが。

  • Jミステリ界の中心作家さんたちの短編集なだけあって短編やのに普通に一冊本を読んだくらいの読後感!!

    どの作品もしっかり味がついていてほんまに満腹感が半端ないです!!私的には東野圭吾さんの作品「リノベの女」と織守きょうやさんの作品「目撃者」がお好みでした!!!

  • 日本ミステリーの最前線をいく超豪華執筆陣、夢の競演! ミステリーファン必読のアンソロジー誕生。

    今、ミステリー界を牽引しているのは誰か。各国で絶大な人気を誇る東野圭吾をはじめ、飛ぶ鳥を落とす勢いの知念実希人、芦沢央、青柳碧人、織守きょうや、今村昌弘によるファン垂涎ものの全編新作書下しアンソロジーがここに誕生!

  • 人気作家6人のアンソロジー。
    短編という括りの中で読みやすさと内容のバランスがいい。この6人の中に初読みの作家さんがいる方、短編集のミステリーが読みたい方、ミステリーを読まない方には特に優れた一冊じゃないかな。

    ミステリー好きでもアンソロジーとしての楽しさは十分だったし、隙間時間にも読める短編集の気楽さがちょうどよかった。

    ただアンソロジーで完結しない、しかも続きは新作でっていうのはありなの?
    エピソードゼロにしてもちょっと…って思った。

  • 「オール新作書き下ろし」に釣られたが、さすがにどれも安定したレベルの作品で楽しめた。気に入ったのは、今村さんの「ある部屋にて」と織守さんの「目撃者」。冒頭の東野作品は「ブラック・ショーマン…」のコンビが再登場。掉尾を飾る知念作品も死神シリーズの黒猫「クロ」が活躍する話だったが、完結しておらず、続きが気になる…。

  • 様々な意見があるかとは思いますが…これだけの方々の作品が1冊で読めて、個人的には満足度の高い1冊でした。

    中でも印象に残っているのは『立体パズル』です。芦沢央さんの作品を初めて読んだのですが、悲しい事件が起きるものの、主人公の生活はほのぼのとした雰囲気でどのように事件が主人公に絡んでいくのか全く想像がつかず面白く読めました!日常に潜む人間の感情や思惑が丁寧に描かれていて、引き込まれました(私の思考と似ていたからかもしれませんが)。
    青柳碧人さんの『叶えよ、アフリカオニネズミ』も由赤丸警部のキャラが良くて好きです。警部が活躍するお話、もっと読みたいなぁ。

  • この表紙の作家さんの並びが豪華すぎて、手に取らずにはいられませんでした。
    ファンタジー、イヤミス、刑事物、サスペンスとバラエティーに富んだ内容で、この本を読めば好みのミステリーのジャンルをきっと見つけられることかと思います。

    もともと好きだった芦沢さん、知念さんのミステリーを堪能できただけでも充分満足できる内容だったのですが、このアンソロジーを読んで今村さんに興味が湧いたので、今後今村さんの作品を手に取ってみたいと思います。

  • このラインナップ、なかなかすごい!と思いつつ、アンソロジーだから、アタリハズレあるだろうなと思ったら、どれも面白かった。

    のめり込んだら終わってました。

    自分としては、芦沢央「立体パズル」と織守きょうや「目撃者」の、子どもの証言の曖昧さをうまく使った二作が良かった。

    そして最後の知念実希人「黒猫と薔薇の折り紙」は、黒猫の語り手と、黒猫が出会う人間の語り手の切り替わりが上手くて、最後にまた黒猫に戻ってからの結末に、度肝を抜かれた。

    え。これは。一体?

    と混乱したら巻末に、『死神と天使の円舞曲』の一部ということが書かれており、いや、続き気になるだろ!!と購入。
    今んとこソフトカバーしか出てないけど、kindle版だと半額返ってくるキャンペーン中です(笑)
    誰か私を見てる?

    しかし、予想外の結末だったらどうしよ。
    さらには同タイトルのFALL版も出てるのかー。
    気になる。

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