不老虫 (光文社文庫)

  • 光文社 (2022年10月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784334794330

みんなの感想まとめ

未知の寄生虫を巡るパニックサスペンスは、予想以上の楽しさと緊迫感を提供します。主人公たちが日本に持ち込まれた寄生虫を根絶しようと奮闘する中で、論理的な推理やアクション要素が巧みに織り交ぜられ、読者を引...

感想・レビュー・書評

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  • パニック作品は映像で楽しむものだと思っていたけれど、これは面白かった。
    ミステリー特有の論理的推理もハラハラさせるアクション要素もあり、予想以上に楽しく読めた。
    日本に持ち込まれた未知の寄生虫、サトゥルヌス・リーチを処分するべく奮闘する酒井とジャカランダのコンビも結構好き。

  • 違法な形で日本に輸入しようとした正体不明の寄生虫を根絶しようとする男女二人組。石持浅海さんが本格ミステリー以外のものを書くなんてちょっと意外。それでも日本に持ち込もうとした側からすると、誰が裏切り者なのかというフーダニットの要素は一応残っているが、基本はパニックサスペンス。
    しかもそこにバディものの要素や恋愛要素も絡めてくる。石持浅海さんは本格ミステリー作家にとどまらない幅を持とうとしている気がする。それはそれでちょっと可能性を感じるものだった。少し前に書いたエロティックな小説よりはいい。なんなら本作の続編があってもいいと思える。
    編集さん!お願いします。

  •  怖かった。でも、面白かった。やっぱりこの作者さん好きだ〜。
     『煽動者』系かと思いきや、『人柱はミイラと出会う』とか『温かな手』とか、『この国。』とか好きな作品いろいろ思い出してしまった。読書友達にも薦めてみた。

  • 人間の理想と言えるかもしれない不老。
    若いときのままの体力や頭脳を維持できたらと思ったことがある人は少なくないと思います。
    それが現実になるならば、多少の犠牲は仕方ないと。
    そんな風に考える人も、きっと現実にも出てくるんでしょうね。

    不老虫を日本に持ち込むために、外国人女性に寄生させて入国させ、体内で育ったところで不老虫を取り出す。
    人を人と思わないような所業は、いくら崇高な理想を掲げていても吐き気がする。

    そして不老虫を退治するためにアメリカから呼ばれた専門家と、行動を共にする農林水産省職員。

    双方の視点からストーリーが進むので、より臨場感があってハラハラしました。

    結末は予想外。

  • こういうSFぽいミステリみたいな感じ好き。

  • 未知のウイルスじゃなくて未知の寄生虫!!
    そんなものを日本に持ち込もうとする人がいるなんて信じられない。安全には万全を期して持ち込む???100%安全なんてあるわけないのに。
    人間って馬鹿だねえホント

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著者プロフィール

1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒。2002年『アイルランドの薔薇』で長編デビュー。03年『月の扉』が話題となり、〝碓氷優佳シリーズ〟第1弾となった05年『扉は閉ざされたまま』(祥伝社文庫)が 「このミステリーがすごい!」第2位。同シリーズの最新作に『君が護りたい人は』(祥伝社刊ノン・ノベル)。本作は『Rのつく月には気をつけよう』(祥伝社文庫)の続編。

「2022年 『Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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