しんきらり (光文社文庫)

  • 光文社
4.13
  • (6)
  • (6)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 99
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334795207

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なにげなく手にとり中をパラリと眺めたらすぐにレジに直行。ワクワクの予感しかなかった!
    すぐに呼んでみたら絵のタッチや心情がうまく表現されている。
    たまに本に呼ばれる瞬間があるけど今回はまさに呼ばれました。
    いつも同じ本を無意識に手にとり安心してしまう。新たな出会う瞬間を大切にして今までに味わったことのない本を読むことでさらに本の奥深さを味わえる。
    やはり本屋へは足をはこばないといけないね。

    これからも新たな出会いを信じて〜


    ぜひ〜

  • たまたま手に取ったらマンガだったけれどシュールなタッチのイラストにも惹かれ購入。そして著者は既に亡くなっていてこちらは新装版だという。マンガは読まなくなって久しいけれどこういうのはサクッと読めて息抜きになる。内容はやはり時代を感じるけれど子育てをしていく中での母親の葛藤が経験者としても共感するものがある。その時代の典型の家族が垣間見れる物語は子育て経験者には既に懐かしく思いながら読める作品だろう。

  • 私自身は子供を産んだことも、これからも産む予定はないものの、この作品に登場する専業主婦のちはるさんの言葉や行為の数々にドキッとした。「イクメン」という言葉を作らなければいけないほど家庭内分業を強いる日本。掻かれたのはずいぶん前のはずなのにちはるさんが夫に持つ気持ちに共感。3人目をつくるかどうかの夫婦の会話の中で「若い時分にワケ分かんなくて産んで育てるものだものね】というちはるさんの言葉。なぜ、ちはるさんの夫は子供のしつけについて一方的に母の方に責任を求めるのか。
    いまだ、ままあることな気もするのだが。

  • 感想
    いつか無くなってしまうかもしれない。だからこそ忙しい毎日の中でも大切にしたい。帰ってくる子供を迎える。そんな瞬間を心に留めて。

  • やった!復刊。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

漫画家・エッセイスト・詩人。
東京都世田谷区に生まれる。1969年『COM』5月号にてデビュー。
『com』廃刊後は『ガロ』にその後は発表の場を移す。
結婚育児による休筆ののち1978年に復帰。作品の数々は、女性漫画と称され、その後の女性たちに大きな影響を与えた。
漫画、詩、エッセイの多方面で活躍。『しんきらり』『性悪猫』『ゆらりうす色』『空に落ちる』『しあわせつぶて』
『樹のうえで猫が見ている』『愛のかたち』ほか作品多数。2009年5月没。

「2021年 『ねこのふしぎ話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

やまだ紫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×