酔(ゑ)ひもせず 其角(きかく)と一蝶(いっちょう)

著者 :
  • 光文社
3.28
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本棚登録 : 108
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910198

感想・レビュー・書評

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  • 最初イマイチだな、って思って途中ですが読むのやめようと思ったんだが、他の人の感想みると主人公2人の評判が良いのでもうちょっと読んでみるか、で途中からはスルスル読み進められた作品。
    2人の距離感とか関係がいい。少し悲しいけど人の優しさがあるのが良い。
    でも、続きはなさそうだ。

    2018.12.1

  •  ちょっと期待しすぎたかも。主人公が小さく纏り過ぎ。もっとおおらかで大きい人と思う。

  • 芭蕉一門の俳諧師・其角と、豪放磊落な
    絵師・多賀朝湖(後の英一蝶)は、
    ある夜吉原の太夫に呼び出される。
    近頃「動く屏風の犬」を見た遊女が、
    次々と姿を消している。その謎を解いて
    ほしいというのだが…。

  • 其角と暁雲の関係が凄くツボだった!
    こういう男同士の友情ほんと堪らん!大好物!
    でも、最後の死に別れは辛いなぁ。
    いや悲しい結末も嫌いじゃないけどさ。
    しかし、其角と暁雲のこれからも見てみたかっただけに其角が死んでしまったのは辛い。
    酒がたたったのは仕方ないし、理由もあれだしな。
    桂昌院に刃向かって流罪にされてしまった暁雲がなぁ。
    暁雲は暁雲で何か報いらなければ気が済まなかっただろうし仕方ないのかな…。

    吉原での捕り物はお見事だった。
    しかし、暁雲は本当に勘なのかあれ?
    色々ちゃんと考えての行動にしか思えないんだけども。
    でも頭脳専門なんだよな其角が。
    其角視点でずっと進んでいたから暁雲視点でも読んでみたいなぁ。
    其角視点だったから、其角がどれだけ暁雲のことを認めていて友としてどう思っていたのかが分かったけれど、暁雲の方は其角のことをどう見ていたのか気になるな。

    其角と花房は結局進展しなかったのかなやはり。
    暁雲が流罪にされてしまったことで恋愛どころじゃなかったのかな其角は。
    今回の一件でせっかく花房と距離が縮まりそうだったのにな。
    でも、花房は吉原出る気ないのは結構揺るぎなかったからどちらにせよダメだったのかな。
    そこのところをちょっとでも描いてほしかったな。

    スピンオフがあるからそっちも借りてみよう。

  • 芭蕉の一番弟子と謳われながら、一門に馴染めない俳諧師・其角と、豪放磊落な絵師・多賀朝湖(後の英一蝶)。二人は、不思議と馬が合った。ある夜、吉原の揚屋で太鼓持ちとして宴を盛り上げていた彼らは、二人の太夫に頼みがあると呼び出される。近頃、屏風に描かれた犬が動くところを見た遊女が、次々と姿を消している。その謎を解いてほしいというのだ。女たちを救うため、二人は奔走するが…。

  • 2016年6月西宮図書館

  • 一味足りない。

  •  嫌なことや憂さを、手をひとつ叩いただけで消してしまう。あるいは、誰にも見えない胸の奥に仕舞えてしまう。
     そんな友が、其角は眩しく、ほんの少しうらやましかった。
    (P.134)

  • 吉原を舞台にした謎解き。
    吉原だかけに切なく、とても良かったけど終わり方がとても唐突だった気がする。桂昌院との因縁もあっさりしてしまってその二点が残念

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著者プロフィール

田牧 大和(たまき やまと)
1966年、東京都生まれの小説家。明星大学人文学部英語英文学科卒業。市場調査会社に勤務しながら、ウェブ上で時代小説を発表していた。2007年『色には出でじ、風に牽牛』(『花合せ』)で第2回小説現代長編新人賞を受賞。
代表作に、『花合せ 濱次お役者双六』などの「濱次シリーズ」、『鯖猫長屋ふしぎ草紙』の「鯖猫長屋シリーズ」などがある。

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