戦国はるかなれど(下) 堀尾吉晴の生涯

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (525ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910624

感想・レビュー・書評

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  • 戦国末期の武将の堀尾吉晴の人生を描いた歴史小説の後編。

    秀吉の天下取りから始まり、吉晴の死までが描かれていますが、これまで彼の功績を時系列で俯瞰したことが無かったので、大変勉強になりました。
    また、上巻を呼んでいる時に、愛知県大口町の堀尾跡公園にも行く機会があり、奇縁を感じました。
    公園の縁起では金助は吉晴の従兄弟とあったのに対し本作は長男となっていましたが、本文末に公園の紹介や、巻末に金助との間柄の説明があり、十分納得できました。

  • 松江城が国宝指定となったこの年、あたかもそれを祝うかの如く松江城を築城した堀尾吉晴伝が発刊された。著者の講演を聞いたのは松江開府400年祭の中間年の2009年だったが、その時はよもや吉晴伝を書かれるとは思わなかった。当時、多くの松江市民にとって松江の殿様は松平であり、開府の祖たる堀尾の認知度は高くなかった。吉晴が改めて脚光を浴び、大手前に銅像が建立されたのは武者行列や開府記念事業の功に違いない。それに加えて、築城に至る歴史を紐解き、吉晴を顕彰するに相応しい歴史小説が編まれたことに感謝したい。

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著者プロフィール

1949年栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部卒業後、文藝春秋に勤務。87年『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を受賞。91年より執筆活動に専念し、93年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀
文学賞、94年に『二つの山河』で第111回直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞。また2015年には第4回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞する。小説に『鬼官兵衛烈風録』
『名君の碑』『戦国はるかなれど』『疾風に折れぬ花あり』、評伝・歴史エッセイに『保科正之』『なぜ会津は希代の雄藩になったか』『歴史の坂道』『幕末史 かく流れゆく』など多数。

「2018年 『幕末維新改メ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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